【水死女児の母、逮捕】と大見出しを掲げた朝日新聞による犯行の証拠は、
第一に、
被害者の衣服から採取された髪の毛のDNAが容疑者とされる女性のDNAと一致したと言うものである。
私は、以前より警察の“DNA鑑定”によるDNAの“一致”というのは「本当か?」と疑っている。
記者会見で、記者の誰かが、「その一致した部分はどういう遺伝子のどの部分ですか?」と追究したことがあるだろうか?
チンパンジーなら9割以上(99%以上?)DNAは一致するという。人間ならなおさらのことだ。
人間に誰でも共通する部分を比較して見せて、『DNAは完全に一致した』と言えば、それは見かけ上A・G・C・Tの配列は完全に一致して当たり前である。全人類が犯人となりえる。チンパンジーでも・・・
問題は。「全てのDNAが一致する」ことを証明できたのかどうかである。
百科事典何冊もあるようなDNAを分析できたのか?
そのうえ、コンピュータ解析では、試料が少ないとノイズが多く、正確な配列は再現できないとも言う。
DNA万能論に警告を発したい!!!
少なくとも、弁護側も含め、信頼できる検査機関の比較が無い限り、警察が『DNAが一致した』という発表は信用できない。
何故、メディアは素人が考えても解るような問題に目をつぶり、警察発表を鵜呑みにしてしまうのか?
弁護側と言えば、16時間にも亘る異常な取調べに際して弁護士さえ付ける権利を行使させていないのは、人権上も問題である。
秋田小1児童殺害事件-3
前のページ(2)へ 次のページへ(4) 【連載第1回目から読む】
第一に、
被害者の衣服から採取された髪の毛のDNAが容疑者とされる女性のDNAと一致したと言うものである。
私は、以前より警察の“DNA鑑定”によるDNAの“一致”というのは「本当か?」と疑っている。
記者会見で、記者の誰かが、「その一致した部分はどういう遺伝子のどの部分ですか?」と追究したことがあるだろうか?
チンパンジーなら9割以上(99%以上?)DNAは一致するという。人間ならなおさらのことだ。
人間に誰でも共通する部分を比較して見せて、『DNAは完全に一致した』と言えば、それは見かけ上A・G・C・Tの配列は完全に一致して当たり前である。全人類が犯人となりえる。チンパンジーでも・・・
問題は。「全てのDNAが一致する」ことを証明できたのかどうかである。
百科事典何冊もあるようなDNAを分析できたのか?
そのうえ、コンピュータ解析では、試料が少ないとノイズが多く、正確な配列は再現できないとも言う。
DNA万能論に警告を発したい!!!
少なくとも、弁護側も含め、信頼できる検査機関の比較が無い限り、警察が『DNAが一致した』という発表は信用できない。
何故、メディアは素人が考えても解るような問題に目をつぶり、警察発表を鵜呑みにしてしまうのか?
弁護側と言えば、16時間にも亘る異常な取調べに際して弁護士さえ付ける権利を行使させていないのは、人権上も問題である。
秋田小1児童殺害事件-3
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マスコミもさることながら警察も。
書き漏らしたんですが、16時間も事情聴取とは人権無視ですよね。
折しも代用監獄法案が6月2日成立しました。代用監獄(警察留置場)は警察による自白強要と冤罪の温床になっています。警察留置場では被疑者は24時間警察の監視化におかれ、人格攻撃もされやすい。日本だけのようですね。警察の取り調べは、ヨーロッパ基準で24時間、長い国でも48時間(日本も法律の建前は3日以内)。
人権後進国、日本。
私も無知な一人ですので、簡単ではありますが、調べてみました。
勿論、畠山さんとその後家族もご存じないかもしれませんね?
下記リンクの説明の中にはその危険性なども説明されています。
英国やアメリカなどでは、すぐに弁護士を付けフェアーな体制を作ろうとすると思うのですが、、、。
日本は社会正義が法の役目をこなしてしまい、法が日常から遠いところにある国です。
4日早朝:任意同行を受け、能代署に向かう
・任意同行と逮捕について:http://ww2.tiki.ne.jp/~tanaka-y/note/keiso22.htm
4日:能代署捜査本部が死体遺棄の疑いで逮捕
・逮捕の基準について:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%AE%E6%8D%95
・留置について:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E7%94%A8%E5%88%91%E4%BA%8B%E6%96%BD%E8%A8%AD
5日午後:死体遺棄容疑で秋田地検に身柄を送検
6日:秋田地裁は畠山容疑者の勾留(こうりゅう)を15日まで10日間認める決定
海外では一般市民がわが身を守るために法を身近に置き、弁護士を活用する機会も身近ですが、日本は法を身近に活用しない分、いざとなったときにわが身を守る手段を見つけられないことも多いと思います。
詳しいコメントをありがとうございます。
まだリンクのところは見ていませんが、後で読ませていただきます。
当該の女性には弁護士が付いているという話は全く聞かれないので、完全に孤立無援の状態で一方的な取調べを受けているのではないでしょうか?
こういう取り調べは、却って証拠能力が損なわれるようにも思いますが、どうなっているんでしょうね。
コメントの中のリンクを読みました。
こういう被疑者保護の規定を知っている人は少ないでしょうね。
私も、理念としては知っていましたが、このように詳しくは知りませんでした。
このコメントの「開設者」のリンクをクリックして頂くと、私の最新の投稿に飛びます。
そこでは、「日本国憲法 第38条」を引用しています。
この憲法の規定が、monica さんのリンクの大本のように思えます。
警察は「自供」に追い込んだようですが、私は引き続き人権と『推定無罪』の線で書いてゆくつもりです。
玉子が先か、鶏が先かの問題に類似していますが、法からその国を知ることが出来るのも事実です。
警察と隣接して留置出来る場所がある日本は世界的に見て特別な国です。
そして、ここ数年起きている事件の体質も世界的に見て異常さを感じます。
異常がどこから発生しているのかをより掘り下げて考えてみたいと思います。
殺人は誰が犯すのか、人の心が犯します。
人の心はどう出来上がるのか?
生まれてからの心の積み重ねで出来上がってきます。
心の積み重ねに何が影響してきたのか?
ここまで来ると子育ての大切さがご理解いただけると思います。
哀しすぎる事件だからこそ社会背景、親子関係からも探ってみたいと思います。
日本の国の子育て対策、親たちの価値観などが、子ども達の心にどう影響しているかを現場の声として伝えて行きたいと思います。
畠山さんの生い立ちは、行動、心の動き、、、、ほんの少し、それも嘘か本当かも分かりませんが、知ることになりました。私は報道内容に対して、彼女の立場に立って、彼女の心を見つめようとしています。彼女から私達が気が付かなければならない課題が多く見えます。彼女のことをより深く知ることによって、今の日本の状態を知ることが出来るのではないかと思っている次第です。
いじめ
ひきこもり
学校教育
母子家庭対策
心の成長
刑法の改善
ひとつの事件から私たちは多くを学ぶ必要があります。
事件をゴシップ的事件のままで終わらせてしまったのでは被害者となってしまった人達があまりにも浮ばれません。犯人がどんなに反省しても、社会全体が何かに気が付かなければ、また次の事件が発生してしまう。誰もが発見の心を持たなければならない時です。私は母の目という心の窓を通してこの事件を見つめてみたいと思います。そう考えると畠山さんも被害者の一人となります。