2011年6月1日(水)
5月24日付けの当方のブログで、
〔九州電力 【玄海 ・ 川内原発 地震想定引上げ試算】 結果公表せず〕
という記事を掲載しました。
記事を引用した23日の西日本新聞も、試算結果を公表しないことに対して、
「公表見送りは、九電自らが地元との理詰めの議論を避け、原発の安全性に自信を持てない証左 と受け取られても仕方ない。」
と書いていることを紹介し、
当ブログとしても、『非公開』との九電の態度に対して
「計算経過や結果を非公開のまま『安全である』と主張しても、
信用できないのは当然でしょう。」
と批判しました。
これらの社会的圧力や批判を恐れたためか、今日の西日本新聞によると
昨日5月31日になって、ようやく 『想定上げた試算』 結果 の公開に
踏み切り、改めて『安全』と居直ったようです。
玄海原発M8.1でも「安全」 想定上げた試算 九電が公表
(西日本新聞)- 2011年6月1日 00:17
しかし、おかしいのは、23日付の西日本新聞では、九電の発表について
玄海・川内原発
地震想定引き上げ試算
九電 最大M9 「影響出ない」
結果公表せず
と大見出しを打ち出しているのに対し、
6月1日付けの西日本新聞では、九電の発表について
玄海原発M8.1でも「安全」
想定上げた試算 九電が公表
との大見出しとなっており
想定規模を、最大M9.0からM8.1に書き換えられていることです。
『御丁寧なことに』 その記事によれば、九電の説明として
九州が位置するプレート内地震では過去最大の濃尾地震(1891年、岐阜県沖、M8・0)を超すM8.1を想定。
M9.0の想定は「断層の長さが数千キロに及ぶ計算となり、あまりに非科学的」(土木部)として行わなかった。
と、23日の発表がウソであったことを裏付けています。
既にこの間の報道でご存知のように、M9.0とM8.1の検証の差は
僅か0.9の差ではなく、東日本大震災を起こすほどの規模の大きさを
想定するか、過去に実績のある「想定内の」検証しかしないのかどうか
という大きな違いがあるのです。
素人でも推察できるのは、
【M9.0の想定はあまりに非科学的として行わなかった。】のではなく、
M9.0規模の大地震とこれに伴う大津波を想定して
計算したら「安全」とはとても言えなくなった、
ので、計算しなかったことにしたのだろうということです。
東京電力の無能と不誠実さは既に大半の国民の知るところとなっていますが、
九州電力も同じように『想定内の検証しかできない』無能で不誠実な会社
ということになります。
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玄海原発M8.1でも「安全」 想定上げた試算 九電が公表
(西日本新聞)- 2011年6月1日 00:17
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〔九州電力 【玄海 ・ 川内原発 地震想定引上げ試算】 結果公表せず〕
という記事を掲載しました。
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「公表見送りは、九電自らが地元との理詰めの議論を避け、原発の安全性に自信を持てない証左 と受け取られても仕方ない。」
と書いていることを紹介し、
当ブログとしても、『非公開』との九電の態度に対して
「計算経過や結果を非公開のまま『安全である』と主張しても、
信用できないのは当然でしょう。」
と批判しました。
これらの社会的圧力や批判を恐れたためか、今日の西日本新聞によると
昨日5月31日になって、ようやく 『想定上げた試算』 結果 の公開に
踏み切り、改めて『安全』と居直ったようです。
玄海原発M8.1でも「安全」 想定上げた試算 九電が公表
(西日本新聞)- 2011年6月1日 00:17
しかし、おかしいのは、23日付の西日本新聞では、九電の発表について
玄海・川内原発
地震想定引き上げ試算
九電 最大M9 「影響出ない」
結果公表せず
と大見出しを打ち出しているのに対し、
6月1日付けの西日本新聞では、九電の発表について
玄海原発M8.1でも「安全」
想定上げた試算 九電が公表
との大見出しとなっており
想定規模を、最大M9.0からM8.1に書き換えられていることです。
『御丁寧なことに』 その記事によれば、九電の説明として
九州が位置するプレート内地震では過去最大の濃尾地震(1891年、岐阜県沖、M8・0)を超すM8.1を想定。
M9.0の想定は「断層の長さが数千キロに及ぶ計算となり、あまりに非科学的」(土木部)として行わなかった。
と、23日の発表がウソであったことを裏付けています。
既にこの間の報道でご存知のように、M9.0とM8.1の検証の差は
僅か0.9の差ではなく、東日本大震災を起こすほどの規模の大きさを
想定するか、過去に実績のある「想定内の」検証しかしないのかどうか
という大きな違いがあるのです。
素人でも推察できるのは、
【M9.0の想定はあまりに非科学的として行わなかった。】のではなく、
M9.0規模の大地震とこれに伴う大津波を想定して
計算したら「安全」とはとても言えなくなった、
ので、計算しなかったことにしたのだろうということです。
東京電力の無能と不誠実さは既に大半の国民の知るところとなっていますが、
九州電力も同じように『想定内の検証しかできない』無能で不誠実な会社
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玄海原発M8.1でも「安全」 想定上げた試算 九電が公表
(西日本新聞)- 2011年6月1日 00:17
九州電力は31日、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)について、近海の地震想定をマグニチュード(M)8・1に引き上げた独自シミュレーション結果を正式発表。津波の高さが現状想定の海抜2・1メートルから同4・9メートルとなるが同11メートルの原発敷地には到達せず、揺れも想定の540ガル(揺れの加速度を示す値)以下の120ガルに収まるため、安全性が保たれるとの試算を示した。
独自試算は東日本大震災で想定を上回るM9・0の地震が起きたことを受けて実施。九州が位置するプレート内地震では過去最大の濃尾地震(1891年、岐阜県沖、M8・0)を超すM8・1を想定。M9・0の想定は「断層の長さが数千キロに及ぶ計算となり、あまりに非科学的」(土木部)として行わなかった。
九電によると、従来は原発から北西約60キロの対馬南方沖断層(M7・4)を想定。今回、約80キロの対馬南西沖断層群(M7・5)と宇久島北西沖断層群(M7・4)を試算上つなげてM8・1とし、影響を算出した。
また、太平洋側でプレート境界型の東海・東南海・南海地震と連動して起きる可能性がある宮崎・日向灘沖の地震を、国が想定していたM8・8から震災と同じM9・0に引き上げ、玄海と川内(鹿児島県薩摩川内市)両原発への影響を初めて試算。津波の高さは川内で最大同2・5メートル、玄海で同1・6メートル。揺れは川内で想定(540ガル)内の最大240ガル、玄海で同90ガルとの結果が出た。
=2011/06/01付 西日本新聞朝刊=
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