2012年9月20日(木)
新聞やWebで、尖閣問題の関して『武力行使』や『戦争』をあおる論調が目立つ!
読売新聞などでも書いていたが、中国のマスメディアの世論調査で、中国側の
読者のアンケートで、『「戦争」も辞さず』との考えが相当な比率に及ぶことを
紹介していた。
今日の【ダイヤモンド・オンラオン】でも物騒な見出しを掲げている。
曰く
【日中が軍事衝突する可能性はあるか尖閣問題、中国の今後の出方は
――米戦略国際問題研究所(CSIS)・上級研究員ボニー・グレイザー氏に聞く】
ダイヤモンド・オンラオン - 2012年9月20日(木)
しかし、内容を良く見ると、見出しは日本側がセンセーショナルに付けた
ことが解る。
ボニー・グレイザー女史の論点は主に以下の通り。
見出しとは異なり、軍事衝突の可能性は殆ど無いことを強調した論調である。
【関連記事】
尖閣「戦争になる」中国でデマ…食塩求め大行列
読売新聞 - 2012年9月17日21時40分
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【ボニー・グレイザー女史の論点】
☆ 国家間のパワーバランスにおいて、中国の方が日本よりも地位が上であるというのが、現在の中国の立場です。中国は、日本を中国よりも弱い国と考えています。
☆ (軍事衝突する可能性は)非常に低いです。なんだかんだ言っても、中国は、アメリカが非常に一貫した立場をとってきたことを十分認識しています。
☆ 中国は近隣諸国に、脅威と思われるような方法で軍事力を使いたいとは思っていません。なぜなら、そうすれば地域にあるすべての国を、アメリカに委ねてしまうことになるからです。ですから、中国は慎重です。
☆ そういう事故(小さな衝突)が起きたら、すぐに高いレベルの指導者たちが関心を持って、事態が打開されなければなりません。一般的に言うと、国家のリーダーたちは賢いので、理由もなく戦争することは望まないと思っています。
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寧ろ、聞き手のジャーナリスト・大野和基が、盛んに軍事衝突の可能性を
何度も聞きただしていると云う感じのインタビューであった。
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ボニー・グレイザー女史:米国のシンクタンク、戦略国際問題研究所
(Center for Strategic International Studies,CSIS)の上級研究員で、
中国の外交・安全保障を専門とする。
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尖閣「戦争になる」中国でデマ…食塩求め大行列
読売新聞 - 2012年9月17日21時40分
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新聞やWebで、尖閣問題の関して『武力行使』や『戦争』をあおる論調が目立つ!
読売新聞などでも書いていたが、中国のマスメディアの世論調査で、中国側の
読者のアンケートで、『「戦争」も辞さず』との考えが相当な比率に及ぶことを
紹介していた。
今日の【ダイヤモンド・オンラオン】でも物騒な見出しを掲げている。
曰く
【日中が軍事衝突する可能性はあるか尖閣問題、中国の今後の出方は
――米戦略国際問題研究所(CSIS)・上級研究員ボニー・グレイザー氏に聞く】
ダイヤモンド・オンラオン - 2012年9月20日(木)
しかし、内容を良く見ると、見出しは日本側がセンセーショナルに付けた
ことが解る。
ボニー・グレイザー女史の論点は主に以下の通り。
見出しとは異なり、軍事衝突の可能性は殆ど無いことを強調した論調である。
【関連記事】
尖閣「戦争になる」中国でデマ…食塩求め大行列
読売新聞 - 2012年9月17日21時40分
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【ボニー・グレイザー女史の論点】
☆ 国家間のパワーバランスにおいて、中国の方が日本よりも地位が上であるというのが、現在の中国の立場です。中国は、日本を中国よりも弱い国と考えています。
☆ (軍事衝突する可能性は)非常に低いです。なんだかんだ言っても、中国は、アメリカが非常に一貫した立場をとってきたことを十分認識しています。
☆ 中国は近隣諸国に、脅威と思われるような方法で軍事力を使いたいとは思っていません。なぜなら、そうすれば地域にあるすべての国を、アメリカに委ねてしまうことになるからです。ですから、中国は慎重です。
☆ そういう事故(小さな衝突)が起きたら、すぐに高いレベルの指導者たちが関心を持って、事態が打開されなければなりません。一般的に言うと、国家のリーダーたちは賢いので、理由もなく戦争することは望まないと思っています。
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寧ろ、聞き手のジャーナリスト・大野和基が、盛んに軍事衝突の可能性を
何度も聞きただしていると云う感じのインタビューであった。
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ボニー・グレイザー女史:米国のシンクタンク、戦略国際問題研究所
(Center for Strategic International Studies,CSIS)の上級研究員で、
中国の外交・安全保障を専門とする。
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尖閣「戦争になる」中国でデマ…食塩求め大行列
読売新聞 - 2012年9月17日21時40分
【上海=関泰晴】
中国共産党機関紙、人民日報(電子版)は17日、日本の尖閣諸島国有化を巡って日中間の対立が深まる中、中国浙江省温州市の一部地域で市民多数が食塩を買い求めて長蛇の列を作っていると伝えた。
ネット上で「戦争になる」と流言が飛び交ったことが原因で、値上がりを懸念し買い占めに走ったとみられる。「多くの人々がコメも買いあさっている」との情報もあるという。
温州市当局は「市民が突然食塩を買うようになった原因は不明だが、食塩は2か月分の十分な備蓄がある。デマを信じないようにしてほしい」と呼びかけている。
一方、中国紙・環球時報が17日に掲載した世論調査によると、尖閣諸島問題をめぐり日中両国間で
「戦争が起こる可能性がある」との回答は52・3%で、
「可能性は低い」の43・2%を上回った。
調査は14~16日に北京や上海など主要7都市で実施され、有効回答は1509件だったという。
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