2012年11月4日(日)
今年福岡県新宮町にオープンした 【IKEA】 新宮店 に行ってみた。
入口を入るとレジがズラッと並んでいて、店舗内への案内が見つからない。
店舗への案内通路(動線)は、解り易く表示すべきである。(まずはここで落第)
仕方なく、空いているレジの横を通り抜けて進んだ。
レジ嬢が見ていても何も言わないので、ここを通っても間違いでは無いようだ。
さて、そのレジの横を通り過ぎると大規模な倉庫のような ストックヤード に出る。
全ての客が、主な販売スペースに入る前に、このストックヤードを通り抜ける
ことになっているようである。
上の写真を見ればお解りになると思うが、危険が隠れて(?)いる
大地震が起こったら、大量の重量物がお客様を襲うだろう!
不思議だったのは、これだけ高いラックの上に品物を保管しているのに、
天井クレーンやスライド式(昇降式)『取り出し装置』が見当たらないこと。
営業時間外に、フォークリフトで引き出すのだろうか?
しかし、通常のフォークリフトで届くような高さでは無かった。
そのストックヤードを通り過ぎるとようやく、一般の販売スペース(写真無し)
その動線は、いわゆる『回遊式』 解りやすく言えば美術館方式である。
普通のスーパーマーケットのように、タテヨコ通路の「碁盤目型配置」の
「アイランド式配置」とは全く異なる客の動線となる。
「碁盤目型配置」のようにどこからでも出口に出られる流れではない。
その上、美術館なら最後まで見終われば自然と出口に向かう動線であるが、
【IKEA】 では、『袋小路』で出口に向かわないようになっている。
元来た道を延々と戻らなければ出口に行けないのだ。
その上、「出口」や「レジ」を示すサイン(案内板)が解り難い。
店舗そのものが広大なのに、それを回遊式でロングパスを戻ることになる
そして、その距離は長い! 数百メートルは確実にある。1キロ以上かも。
少なからずの客が「遠いね!」と言っていた。
ようやく、レジに着いたが、ここに着くまで同じところを二度通ったり、
堂々巡りのように同じ処に出たりして、4回も係員に訊かなければならなかった。
最初入ってきた処である。
動線の悪さは地震や火災発生時の避難を困難にする。
【避難通路】のサインはあるが、回遊式で通路が直線では無いので、
その【避難通路】のサインの通路まで来ても【非常口】は直接見えず、
次の【避難通路】のサインが見えるだけ。
上に書いたように、出口に向かうのに4回も係員に訊かなければならなっかた
のだから、非常時に大混乱に陥ることは目に見えている。
消防局がよくもこんなに避難困難な店舗に許可を出したものだ!
外側から見れば、確かに1階も2階も直接屋外に通じる避難で出口や
避難階段は完備しているように見える。
しかし、大事な点は、
避難出口や避難階段が【あるか・ないか】ではなく、
【いざというときに安全に避難できるかどうか】
と云うことである。
今の内に警鐘を乱打しておきたい!
*******************************************
(左のアイコンをクリックして
もらえたら嬉しいです)
*******************************************
今年福岡県新宮町にオープンした 【IKEA】 新宮店 に行ってみた。
入口を入るとレジがズラッと並んでいて、店舗内への案内が見つからない。
店舗への案内通路(動線)は、解り易く表示すべきである。(まずはここで落第)
仕方なく、空いているレジの横を通り抜けて進んだ。
レジ嬢が見ていても何も言わないので、ここを通っても間違いでは無いようだ。
さて、そのレジの横を通り過ぎると大規模な倉庫のような ストックヤード に出る。
全ての客が、主な販売スペースに入る前に、このストックヤードを通り抜ける
ことになっているようである。
上の写真を見ればお解りになると思うが、危険が隠れて(?)いる
大地震が起こったら、大量の重量物がお客様を襲うだろう!
不思議だったのは、これだけ高いラックの上に品物を保管しているのに、
天井クレーンやスライド式(昇降式)『取り出し装置』が見当たらないこと。
営業時間外に、フォークリフトで引き出すのだろうか?
しかし、通常のフォークリフトで届くような高さでは無かった。
そのストックヤードを通り過ぎるとようやく、一般の販売スペース(写真無し)
その動線は、いわゆる『回遊式』 解りやすく言えば美術館方式である。
普通のスーパーマーケットのように、タテヨコ通路の「碁盤目型配置」の
「アイランド式配置」とは全く異なる客の動線となる。
「碁盤目型配置」のようにどこからでも出口に出られる流れではない。
その上、美術館なら最後まで見終われば自然と出口に向かう動線であるが、
【IKEA】 では、『袋小路』で出口に向かわないようになっている。
元来た道を延々と戻らなければ出口に行けないのだ。
その上、「出口」や「レジ」を示すサイン(案内板)が解り難い。
店舗そのものが広大なのに、それを回遊式でロングパスを戻ることになる
そして、その距離は長い! 数百メートルは確実にある。1キロ以上かも。
少なからずの客が「遠いね!」と言っていた。
ようやく、レジに着いたが、ここに着くまで同じところを二度通ったり、
堂々巡りのように同じ処に出たりして、4回も係員に訊かなければならなかった。
最初入ってきた処である。
動線の悪さは地震や火災発生時の避難を困難にする。
【避難通路】のサインはあるが、回遊式で通路が直線では無いので、
その【避難通路】のサインの通路まで来ても【非常口】は直接見えず、
次の【避難通路】のサインが見えるだけ。
上に書いたように、出口に向かうのに4回も係員に訊かなければならなっかた
のだから、非常時に大混乱に陥ることは目に見えている。
消防局がよくもこんなに避難困難な店舗に許可を出したものだ!
外側から見れば、確かに1階も2階も直接屋外に通じる避難で出口や
避難階段は完備しているように見える。
しかし、大事な点は、
避難出口や避難階段が【あるか・ないか】ではなく、
【いざというときに安全に避難できるかどうか】
と云うことである。
今の内に警鐘を乱打しておきたい!
*******************************************
(左のアイコンをクリックして
もらえたら嬉しいです)
*******************************************