6歳と10歳の娘たちが、私の誕生祝いにランチと特大ケーキを作ってくれました。
1時間半の「待っててね」「みちゃだめよ」の後のランチは、サラダにスープにベーコンエッグ。
なんてことないメニューでも、お味はとびきりのおいしさでした。
聞けば、材料選びから献立まで、すべて自分たちの手ですすめた彼女たちの「こだわり」が。
6歳の次女が作ったイタリアンドレッシングのグリーンサラダには、オリーブオイルでカリカリに焼いたベーコンのトッピング。
レタスはちゃんと水切りしてあるし、きゅうりは薄塩でしんなりと。
飾りのプチトマトも「かわいいお花のかたち」でした。
10歳の長女が作ったじゃがいもと玉ネギのスープは、煮立ったあと火を止め、余熱でじっくりと野菜の甘みを出していましたし、ベーコンエッグの卵は、私の好きな半熟デス
長女いわく「フライパンで悪戦苦闘」したパンケーキは、切り分けても、ひとりぶん が、自分の顔ほどもある大きさです。
マンゴーやさくらんぼ がおいしくて、
娘たちのきもちがうれしくて、
なんとか食べきり、ごちそうさま
「なーんか、達成感、あるよね」
これ、作った本人たちが、ケーキを食べ終わったあとの言葉です。
長女からは額詩を、次女からはビーズのブレスレットをもらいました。
「こっそり手作りしてたんよ」と胸はるふたりに、
「ありがとう、いつのまに?」と、気づかなかったフリする母の幸せよ。