チハルだより

絵本・童話作家 北川チハル WEBSITE

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髪を短く切った私に

2006-12-16 | Weblog


  10歳の娘 

 「おかあさん、なんか、サラリーマンみたいになったね」

      ――それって、どんな感じ??と尋ねたら。

 「ほら、ビルのあいだの道とかをハイヒールでカツカツカツ……」

      ――キャリアウーマンのことでした 


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えながたち

2006-12-15 | Weblog


 ながい おっぽが かわいいの


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「ふたごのあかちゃん2」打ち合わせ

2006-12-14 | Weblog

 

 東京から長旅中の編集さんと茨木の  ハウスで打ち合わせ。

 「ふたごのあかちゃん2」について、お会いして打ち合わせをするのは2回目です。

 編集さんは、とても仕事熱心です。

 チハルも、仕事、大好きです。遊ぶのと、おんなじくらい

 丁寧な絵本作りの打ち合わせは、とてもとても楽しいです。

 打ち合わせ以外のおしゃべりも、それはそれは楽しいです。


 ところで、編集さんは、幼いお子さんの「お父さん」です。

 絵を担当してくださるはたこうしろうさんも、1歳の息子さんの「お父さん」です。

 わたしは、ちっとも意識していなかったけれど、「ふたごのあかちゃん」は、「こどもとお父さん」で、とくに楽しめる絵本のようです。


 来月中旬発売予定の『ふたごのあかちゃん』の帯には、編集さんが作ってくださったコピー、「お父さん必読!」の文字が光っています。

 はたさんも、「ふたごのあかちゃん」のことを、ひとごとでない、とおっしゃっています。

 今日届いたママさんからのメール(現在各園に配本中の並製本を親子で読んでくださって)にも、こんなメッセージがありました。


   

「ふたごのあかちゃん」を○○○(娘さんの名前)に読み終わると

○○○は、パパに抱っこ、高い高い、キスしてもらってました。

2回目からは「うふふ」を「○○○」にして読んで

というので、かえて読むとまた楽しそうでした。

「赤ちゃんなのにしゃべるのおかしいよねー」

と言いながらなんか楽しそう・・・

この頃よく「生まれた時の話して」といっていたので

○○○は赤ちゃんの気分で絵本をきいているのかなー


 

 いいなぁ、おとうさん

 こどものとき、おとこのこになりたかったチハルもね、

 いまは、おかあさんだったり、おとうさんみたいだったりしています。

 この絵本が、お父さんの立場からも楽しんでいただけること、思いがけない喜びです。

 
 そんなこんなもあったりしてね、編集さんは、「ふたごのかちゃん2」でも、おとうさんの物語での行動をとても意識してくださいます。

そして、おかあさんのほうについては……

 おかあさんの立場については、まがりなりにも母である、わたしが  しかありません……


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12月14日。

2006-12-14 | Weblog


きょうは、『そらいろマフラー』のノンちゃんの命日です。


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話のびっくり箱 1年(下)

2006-12-13 | 雑誌



  北川チハルの「りすかちゃんの おかいもの」収録

りすかちゃんの絵は、

ミヤハラ ヨウコさんに、お願いしました。

きれいで甘すぎない色づかい――

とくにミヤハラさんの桃色が大好きです。


雑誌のご案内、お求めは

学研 科学と学習の増刊 話のびっくり箱 から、どうぞ。


本誌の表紙絵は、竹内通雅さんです。


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ほめられました。

2006-12-13 | Weblog

 
 仕事の事務  に関することで、昨日一日かけて用意した書類を持参し、税理士会の事務所まで 

 ひとりで、やっていくのは、タイヘンです。

 でも今日は、税理士さんに、はじめてほめられ、うれしかったョ


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サンニコラ

2006-12-12 | Weblog


 ベルギーに住む友人が「サンニコラの日(12月6日)」の写真を送ってくれました。

 ベルギーの子どもたちにとっては、サンタクロースより、サンニコラなんだって。


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夜中に…

2006-12-12 | Weblog


 今日が怪談ゲラチェック①の〆切日だったことを思い出しました。

「さあねましょ」と布団にもぐりこんでから。

 起きて、部屋の明かりとストーブと  と頭のスイッチ入れました


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雲海

2006-12-11 | Weblog


 標高500メートルほどの山にたつわが家からは、亀岡盆地を覆う丹波霧が雲海となって見えます。

 例年10月くらいから、

「今日は見られるかな?」

 と、毎朝どきどきしながら窓をあけるのが楽しみです。

 今年はあたたかいからでしょうか、なかなかあらわれてくれなかったので、今朝の喜びはひとしおでした。


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サンタの贈り物

2006-12-09 | エッセイ


「俺が出てくる話を書いてよ」
 自称「若かりし頃は松田優作」M氏がたびたび私に言うのです。気安い兄のような人。
「物語を書くにはネタがなくちゃ。ちょっと変わった事件とか」
「事件なァ……。おぅあるある!」
 M氏は憂いを帯びた横顔で、クリスマス・イブの思い出話をはじめました。
「何年前やったかな、娘が寝たあと、嫁はんがお札を包んどうねん。サンタのプレゼント買う暇のうて、かわりに現金を娘の枕元に置いとくゆうてな。けど、そらあかんやろ、贈り物やねんから。俺、あわてて家中探してな、台所にあったチキンラーメン、包んでん。ほな次の朝、娘が泣いとうねん。包み紙、びりびりに破いてな、ラーメン、ごみ箱に捨てとうねん。あれは、えらい事件やったヮ」
……サンタクロースって、子どもにラーメンをプレゼントしたりするのかなあ……?
 泉下で優作サンも泣いてるョ、なんて笑いつつ、しばし想いを馳せました。
 サンタの贈り物を心待ちにしていた、娘さんの大ショック。
 子への懸命な愛が空振りしちゃった父ちゃん、M氏の落胆。
 捨てられたチキンラーメンだってかわいそう。クリスマスには、チキンがもてはやされたりするのにさ、チキンラーメンは、そっぽを向かれちゃうなんて。
 さらにM氏には気の毒ながら、この事件は、童話向きでないように感じました。
 とはいえ、創作の力をもってすれば、既存のクリスマス童話とは一味ちがったものができるかな。ものすご~く現実的で、はちゃめちゃだけど、愛にあふれた家族の物語が生まれそう……。
 そんなこんなを心のすみであたためていたところ、M氏と天のお達しか、出版社から「明るく愉快な絵童話を」と、嬉しい依頼が舞いこみました。
 そして書きあげたのが最新刊『うちゅういちのタコさんた』(国土社)です。タコ焼き屋の父ちゃんと、トラック運転手の母ちゃん、元気な関西生まれの女の子、たまこファミリーの物語。
 この物語を書くにつれ、主人公たまこの気持ちに触発されて、自らのおさない記憶が呼び覚まされていきました。
 そういえば、私はサンタさんからプレゼントをもらったことがなかったなァ。それでも別段気にとめず、のびのびとすごしていたのはなぜかしら?
 もしかして、クリスマスにも動じない、超現実的な家族から……目には見えない贈り物を、受け取っていたのかもしれないな。

■京都新聞 2006年12月5日火曜日 丹波ワイド版 口丹随想掲載



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タイトルが……というタイトル

2006-12-08 | Weblog


「ふたごのあかちゃん2」部分的な見直し稿その1を送りました。


 古典階段……もとい、古典怪談シリーズのゲラが速達で届きました。

 2編リライトしたうちの1編です。

 おいおい2編目も届くのでしょう。
 
 今日届いたのはスプラッター きゃー

 
 つかれているのはからだなのかな、こころかな。

 早く休んだほうがよいとわかっているけれど。

 頭のサーモスタットが起動して、今日のブログのタイトル、浮かびません。


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児童文芸 『まほうのケーキをつくりましょ』

2006-12-07 | メディア関連

 

 2006.12-2007.1号の雑誌「児童文芸」にて、

『まほうのケーキをつくりましょ』が紹介されました。

■評・山本悟氏


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めじろ

2006-12-07 | Weblog

 
 落葉のころになると、仕事部屋の窓の網戸をはずします。

 窓のむこうにやってくる、鳥たちのすがたをよく見たくって。

 天気が下り坂になってくると、いろんな鳥たちが、入れかわり立ちかわり、ヤマウルシの実をつつきにくるよ。
(私は、もうすぐ がふるんだなっておしえてもらえて、洗濯物を取りこめる

 めじろは、たいていペアを組んで  やってきます。

 えながは10羽前後の群れをなして飛んできて、すると、とたんにどこからともなく、しじゅうからが、さりげなーく舞いこんで、群れにまざって、いっしょに食事をはじめるの。

 大きな鳥に追い払われないようにって作戦かしら?

 
 この冬も、鳥たちのドラマが楽しみです


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タコ焼きとクリスマスの衝撃

2006-12-06 | エッセイ


▼クリスマスの衝撃

 幼い頃のこと。十二月生まれの私に母から誕生日の贈り物がありました。包装紙には、赤服姿の爺様が、うじゃうじゃ笑っているのでした。そして夏生まれの兄も同じ日に、同じ包装紙の贈り物をもらうのだから不思議でした。

「お兄ちゃんは、夏にプレゼントがあったのに。なぜまたもらえるの?」
「今回のはクリスマス・プレゼントよ」

 答える母に、聞くこと再び。

「私のは、クリスマス・プレゼント? それとも誕生日プレゼント?」
「ふたつぶん、まとめてあるんだよ」

 えっ! 私の大事な記念日が、あやしげな赤服さんのイベントにまとめられてしまうなんて……。しかも包装紙からして、どちらが主役か一目瞭然。
 ヒドイヨヒドイ、赤服爺。生身のあなたは家に一度もきてくれず、おまけに誕生日のじゃままでするつもり?


▼タコ焼きの衝撃

 結婚を機に関西に住みはじめた私は、タコ焼きの大歓迎を受けました。

① 昼食にと夫が台所でタコ焼きを作りだした。(自家用タコ焼き器があるなんて。そもそもタコ焼きって、ゴハンになるの?)

② 近所のママさんグループによる「タコ焼きパーティ」の開催。(全員myタコ焼き器持参。朝から夕まで焼いて焼いて食べつづける…)

③ 道端のいたるところにタコ焼き屋。(競争率激しそう。やっていける?)

④ スーパーの冷凍食品売り場に、チンするタコ焼きジャンボパック。(おやつに弁当に大好評!?)

 自分には無関係だと思っていた事がらが、ふとした出会いの衝撃で、きわめて私的で重要な意味を持ちはじめることもある――そんな変哲のない日常が、おかしくて、愛おしくてなりません。
 絵童話『うちゅういちのタコさんた』の主人公、大阪生まれのたまこにも、作者とは一味違う「タコ焼きとクリスマスの衝撃」がありました。それについては、たごもりのりこさんの描かれた、愉快なタコタコ星人にお会いになっていただければわかります。

■こどもの本<日本児童図書出版協会> 2006年12月号 私の新刊掲載


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毎日小学生新聞 『うちゅういちのタコさんた』

2006-12-05 | メディア関連

 

  2006年11月24日(金)付けの毎日小学生新聞にて、

  『うちゅういちのタコさんた』が紹介されました。  

■評・木暮正夫氏


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