i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

女性エンバイロメント

2008-03-01 09:43:37 | ダナン(ベトナム)
もう一人の女性ローカルはエンバイロメント(環境技術者)です。彼女は30歳くらいです(いや、20代かも知れません)。

社会環境のポジションです。専攻は歴史建造物やモニュメントを勉強してきた、と言っていました。

明るくおしゃれな彼女はローカルのマドンナ的存在で、むかしで言うと松本ちえ子似でしょうか。しかし、よく聞くと既に結婚していました。

ローカルを連れて現地調査に出かけると、彼女を中心としたベトナム語の機関銃トークが炸裂します。まあ、おしゃべりなのです。しゃべっていないと死んでしまうかのごとき、しゃべり続けます。

トンネル管理棟を視察したときのスナップ写真を共有フォルダに保存していました。彼女はそれに気づき、お別れパーティのときに「ベリィーナイス」と写真のUPをほめてくれました。記念にコピーしたのでしょう。

ローカルは誰一人として現場にデジカメを持ってきていませんでした。おかしい、と思っていたら、デジカメはベトナムでは手が出ないほど高価なものらしいのです。日本人メンバーが言っていました。「デジカメは注意しないとすぐに無くなってしまうことがあるよ」と。

ようやく分かりました。彼女は記念写真をほめたのではなく、デジカメを記念にもらいたかったのでした。

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女性コスト・エストメイト

2008-03-01 03:14:53 | ダナン(ベトナム)
ベトナムの業務ではローカル技術者を9名雇いました。
内、女性が2名おります。

今回はコスト・エストメイト(積算業務)の彼女です。32歳くらいでしょうか。

彼女の印象は「気の強いお姉さん」です。
最初の全員での顔合わせ会議では「私のタスク(仕事)は積算だけど、数量があがるまで何をしたらいいの?」とぶちかましてくれました。

海外業務では日本人が全てにおいてリーダーシップを取ってローカルに教え、動いてもらう、という図式になっています。ゆえにローカル単独で日本人相手に厳しい発言をする事は殆どありません。まして女性からは・・・。

後からわかったことですが、彼女はこの業務のまえの業務にも関係していたらしく、いろんな事情、内容を知っていたらしいのです。だからこそ会社から派遣されたようなのです。

まあ、優しく言うと「いろいろ知っている私を上手に使ってね。」というパフォーマンスだったのでしょう。

その後、彼女への仕事の要求は厳しいものがありましたが、彼女は徹夜した目を腫らしながら、「宿題終わったわよ。」と日本人に提示するのでした。

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