もう一人の女性ローカルはエンバイロメント(環境技術者)です。彼女は30歳くらいです(いや、20代かも知れません)。
社会環境のポジションです。専攻は歴史建造物やモニュメントを勉強してきた、と言っていました。
明るくおしゃれな彼女はローカルのマドンナ的存在で、むかしで言うと松本ちえ子似でしょうか。しかし、よく聞くと既に結婚していました。
ローカルを連れて現地調査に出かけると、彼女を中心としたベトナム語の機関銃トークが炸裂します。まあ、おしゃべりなのです。しゃべっていないと死んでしまうかのごとき、しゃべり続けます。
トンネル管理棟を視察したときのスナップ写真を共有フォルダに保存していました。彼女はそれに気づき、お別れパーティのときに「ベリィーナイス」と写真のUPをほめてくれました。記念にコピーしたのでしょう。
ローカルは誰一人として現場にデジカメを持ってきていませんでした。おかしい、と思っていたら、デジカメはベトナムでは手が出ないほど高価なものらしいのです。日本人メンバーが言っていました。「デジカメは注意しないとすぐに無くなってしまうことがあるよ」と。
ようやく分かりました。彼女は記念写真をほめたのではなく、デジカメを記念にもらいたかったのでした。
社会環境のポジションです。専攻は歴史建造物やモニュメントを勉強してきた、と言っていました。
明るくおしゃれな彼女はローカルのマドンナ的存在で、むかしで言うと松本ちえ子似でしょうか。しかし、よく聞くと既に結婚していました。
ローカルを連れて現地調査に出かけると、彼女を中心としたベトナム語の機関銃トークが炸裂します。まあ、おしゃべりなのです。しゃべっていないと死んでしまうかのごとき、しゃべり続けます。
トンネル管理棟を視察したときのスナップ写真を共有フォルダに保存していました。彼女はそれに気づき、お別れパーティのときに「ベリィーナイス」と写真のUPをほめてくれました。記念にコピーしたのでしょう。
ローカルは誰一人として現場にデジカメを持ってきていませんでした。おかしい、と思っていたら、デジカメはベトナムでは手が出ないほど高価なものらしいのです。日本人メンバーが言っていました。「デジカメは注意しないとすぐに無くなってしまうことがあるよ」と。
ようやく分かりました。彼女は記念写真をほめたのではなく、デジカメを記念にもらいたかったのでした。