クマリ続報

クマリの絵葉書です。

クマリは他の都市にも居るらしい事がわかりました。しかし、厳しい紀律を伝統的に守っているのは、ここカトマンズのロイヤルクマリのようです。

クマリに選ばれると退任したあとも手当てが支給されるので、家族は嬉しく誇りに思うのですが、本人にとってはその後、悲惨な人生を歩むことが多いらしいです。

オトナになっても生活に必要な家事などは何一つできず、神々の使いとして洗脳されているので一般人には戻れないのだそうです。

最近、その「退任後の悪評判」を打破した元クマリが現れたらしいです。
現代的な思考を身に付け、学校に通い直し、その後幸せな家庭を築いていると聞きました。

上品なしぐさ

非常に上品なしぐさで路上販売をしていたので、思わず写真を撮ってしまいました。

ハヌマン・ドカ

ところでカトマンズ盆地は世界遺産に登録されており、古くからネワール族が文化を築いてきました。
街中のそこかしこに寺院やご神体が祀られている祠があり、ネパールには「330万の神様がいる」と言われています。

写真はハヌマン像と言われ、「ハヌマン＝ヒンドゥ教の猿の神」、「ドカ＝門」で国王の住まいのあった旧王宮の入り口です。

似たような少しブサイクな顔立ちは、ホイアンの日本人橋を思い出させます。