雨宿りでモモを食らう

本日、なんとマトマッタ雨が降りました。最初はアラレが降ってました。10月からと聞いていたので5ヶ月振りの雨でしょうか。

午後から街中をトレッキングしていました。急に降り出したので慌てて知らないローカルのお店に駆け込みました。

食堂レストランでした。雨宿りだけだと悪いので、他の客の食べているものを指差して「セイム、セイム」と注文しました。

出てきたのはネパール名物の「モモ」という揚げ餃子です。油が少し心配でしたが、「これもサダメ」と諦めてパクつきました。

いやいや、意外と美味でした。

さて、雨も上がり、明日から停電は短くなるのでしょうか。

ヒマラヤと夕日

そんな風には見えませんが左側の山脈が8000m級の山々です。100kmも離れていません。

ここカトマンズは盆地の中でも高台にあり、我々も標高1200mくらいで生活しているのです。近くの町が標高200mなので短区間で標高差8000mを有していることになります。

今ならきっとQちゃんにも負けません。

デンタルクリニック

海外での歯の治療は考えただけでも大変です。散髪を怖がっている場合ではありません。

で、日本で歯科医師の免許を取ったネパール人がカトマンズに帰国して開業する、と聞きました。もちろん日本語ペラペラです。

こんな情報が非常に大切であることが良く分ってきました。なんとなれば、海外から日本に移住（あるいは不法滞在）してきている人たちは非常に心細いに違いありません。

運動場警備

良く見ると入り口の警備員が銃を持っています。遠くからしか撮影できません。

軍や政府関係の建物や施設の警備はかなり厳しい、と感じます。
マオイスト（反政府共産主義者）がスト（暴動）を起こす危険性が高まっているからです。昨日も市内の一部で学生バンダ（スト）があったらしいです。どこかで政府役人に学生が虐待された、とかで学生が騒ぎ出したらしいです。

この運動場に大勢集まって集会を開いた、と聞きました。
大きな交差点でも交通整理員とは違った警備員が立っています。
政権が変わっても暮らしが一向に良くならない、とかで不満が募っているため、何かあったらとにかく騒ぎたい、というグループがいるらしいのです。
先々週に2週間続いたバンダでは警察と衝突したため死者が4人出ました。

街路樹もオブジェ

王宮通りの植樹マスには力が入っています。

一本ずつ植樹マスがプランターになっていて、何やらプレートに文字が書いてあるのです。想像するにこれはどこかの寄付とか、どこかの国の寄贈とかが書かれてあるのではないかと。

ネシアやベトナムでは大木に育った街路樹を大事に生かしていましたが、反面歩道舗装がめくれ上がっていました。

ここカトマンズの歩道では結構大木を切った跡があり、樹木に神は宿らない、という教えなのではないかと宗教の違いに思いをはせるのでした。