カープな毎日

カープファンのひとりごと。

野村が3軍投手コーチ兼アナリストに就任

2024年11月19日 20時43分56秒 | オフシーズン
 球団は、今季現役を引退した野村が3軍投手コーチ兼アナリストに就任すると発表しました。背番号は92になりました。
 3軍では育成やリハビリ組の指導を担当し、アナリストとしては自球団のデータを分析して効果的な投球術、練習につなげる情報を提供する役割を担うとのことです。
 記者会見では、「選手に自分の今までの経験を伝えることができたらと思う。良い時も悪い時も選手に歩み寄っていけるのが理想」と目指すコーチ像を語りました。
 
 野村は、投球技術の高さはもちろんのこと、試合前から入念な準備を行うなど練習に対する真摯な取り組み姿勢も、若手選手の良い手本となっており、今季も2軍で若手選手たちに与えた影響は大きかったと思います。
 引退した時から、コーチとしてチームに貢献してほしいと思っていたので、今回の就任は良かったと思います。
 また、3軍コーチ兼アナリストというポストも、育成に特化した部門なので、野村には適任ではないでしょうか。
 投手王国を構築するために力を尽くしてほしいですね。
 
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戦力外通告の小林と前川と育成で再契約

2024年11月18日 22時53分53秒 | オフシーズン
 球団は、10月29日に戦力外通告をした小林樹斗投手と前川誠太内野手と育成選手契約を締結したと発表しました。
 小林は100万円減の年俸450万円で背番号は129、前川は50万円増の年俸400万円で背番号は127のままとなりました。
 小林は右肘の故障から今夏に実践復帰して、ウエスタンリーグで18試合に登板して1勝2敗、防御率5.30の成績でしたが、素質のある投手であり、故障が完治して実戦感覚さえ取り戻せば、十分に戦力になると思っていたので、育成契約となり良かったと思います。
 また、前川もウエスタンリーグで64試合に出場して打率.277、3本塁打、13打点と好成績を残していたので、戦力外は惜しいと思っていました。
 2人とも育成での再契約となることから、来季は正念場の年になると思います。キャンプからしっかりとアピールして、内容と結果の両方を残して、支配下登録を目指してほしいですね。

 ドラフト5位で指名した千葉学芸高の菊地ハルン投手と入団交渉を行い、契約金3,000万円、年俸500万円で仮契約しました。
 菊地は最速149kmを誇る右腕で、身長200㎝の長身から投げ下ろす力強い直球が最大の魅力でありながら、スライダー、フォーク、カーブの精度も高い投手です。
 まだ体が仕上がっておらず、今後の伸びしろが大きい将来性豊かな投手とのことです。
 まずはしっかりと体づくりに取り組み、3年後くらいに頭角を現して、その後一気に飛躍して投手陣を支える存在になってほしいですね。
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矢崎が減額で契約更改

2024年11月15日 21時26分31秒 | オフシーズン
 矢崎が、契約更改交渉に臨み、800万円減の年俸4,800万円で更改しました。
 今季は26試合の登板で25回を投げて、1勝1敗10ホールド、防御率3.60の成績でした。
 
 今季はセットアッパーの島内に繋ぐ7回を任されると思っていましたが、昨季までの打者を圧倒する投球が見られず、不安定な投球が続き、勝ちパターンの継投から外れると、7月下旬に2軍降格して、そのまま昇格することなくシーズンを終えました。
 昨季は栗林が離脱していた間にクローザーを務めるなど、大車輪の活躍でリリーフ陣を支えていただけに、今季への期待が大きかっただけにこの成績は物足りず、本人も不本意だったと思います。
 矢崎が不在の間にハーン、黒原、塹江、森浦が台頭してきたことで、矢崎のポジションは競争が熾烈になりました。
 来季は矢崎らしい力強い直球を取り戻して結果を残し、自らの力で再び勝ちパターンのポジションを取り戻してほしいですね。
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ドラフト3位岡本と仮契約

2024年11月14日 23時00分34秒 | オフシーズン
 ドラフト3位で指名した岡本駿投手と入団交渉を行い、契約金5,000万円、年俸1,000万円で仮契約しました。

 岡本は、身長186cmの長身から投げ下ろす最速149kmの直球が最大の武器で、力感のないフォームからキレの良い直球を投げるとのことで、球団は球質を高く評価しています。
 また、高校まで遊撃手で大学から投手に転向して、そこから頭角を現したことから、まだ体力的な部分が出来上がっていないことから、まずは体づくりから取り組み、2,3年目で1軍の戦力になることを期待しているようです。

 本人は、「開幕1軍に入って、少しでも早く活躍したい」と意気込んでいますが、焦って故障などしてはいけないので、球団の方針通りに体づくりに取り組むとともに、憧れと話す大瀬良や森下から技術も習得して、将来的にはカープの投手陣を背負う投手になってほしいですね。
 
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アドゥワが大幅増で契約更改

2024年11月13日 20時54分23秒 | オフシーズン
 アドゥワが、契約更改交渉に臨み、2,200万円増となる年俸3,400万円で更改しました。
 今季は開幕ローテ入りを果たして、20試合に登板して自己最多の106回1/3を投げて、プロ初完封を含む6勝4敗、防御率3.13の成績を残しました。

 開幕からローテの5番手として白星を積み重ねて、シーズン序盤のチームの快進撃に貢献しました。
 中盤以降は勝ち運に恵まれない登板もあって勝ち星を伸ばせず、夏場には疲労もあって2軍降格を味わいましたが、シーズン終盤には先発だけでなく中継ぎにも回るなど、シーズンを通して投手陣を支えました。
 今季の活躍を考えれば今回の大幅昇給は当然であり、妥当な金額だと思います。

 今季の活躍により自信が付くとともに、来季への課題も見えてきたと思います。
 来季は九里が移籍する可能性が高いだけに、今オフにレベルアップを図り、1年を通してローテを守り抜き、ローテの柱として2桁勝利を目指してほしいですね。

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九里が海外FA権行使

2024年11月12日 20時19分25秒 | オフシーズン
 球団は、九里が海外FA権を行使することを発表し、マツダスタジアムで会見を行いました。
 九里は、シーズン終了後に2度球団と交渉しており、FA権の行使について熟考していましたが、以前からメジャー挑戦の希望を伝えられていた球団が、九里の希望を後押しする形となり、権利行使に至ったとのことです。 
 
 九里は会見で、球団に感謝するとともに、「自分自身もっと野球をうまくなりたいですし、もっとレベルアップしたい気持ちも常に持ってます」と権利行使に決断した心境を語りました。
 また、海外移籍のみに絞ることについては明言せず、メジャー移籍だけではなく、国内移籍についても含みを持たせています。基本的にはメジャー挑戦を優先するものの、契約条件によっては国内他球団への移籍又は残留も選択肢になると思われます。
 メジャー移籍については、予てから本人の希望でもあり、カープ出身選手がメジャーで活躍する姿は見たいので応援しますが、交渉が不調になった場合は、国内他球団への移籍ではなく、カープに戻ってきてほしいですね。
 今オフは菅野、小笠原、佐々木とメジャーに挑戦する先発投手が多いので、メジャー移籍交渉がどうなるか分かりませんが、本人の希望が叶うと良いですね。

 三井ゴールデン・グラブ賞の受賞者が発表され、カープからは遊撃手部門で矢野、外野手部門で秋山が選出されました。

 秋山は、135試合に出場して、無失策の守備率10割で外野手部門の最多211票を集めました。西武時代の19年以来5年ぶり7度目の受賞ですが、セ・リーグでは初受賞となり、両リーグでの受賞は史上10人目の快挙でした。
 矢野は、137試合に出場して、9失策の守備率.985でともにリーグ3位でしたが、広い守備範囲と強肩で幾度となく安打を捕球してアウトに代えてチームを救いました。

 秋山は守備成績が良いのはもちろん、両翼にも指示を出すなど外野の守備の要となっていたことを考えれば、トップ選出は当然の結果と思われます。
 また、矢野は何度も安打性の当たりをアウトにしたインパクトが大きかったので、受賞に繋がったと思います。
 また、守備成績は突出した数字ではないものの、矢野の守備範囲が広いが故に追いついて失策になったプレーも多かったと思うので、単純に守備成績だけでは評価できないですね。
 
 一方、菊池は今季も受賞を逃してしまいました。得票数こそ2位でしたが、1位の吉川とは大差がついており、惜しくも逃したという結果ではありませんでした。
 矢野と同様に幾度となく安打性の当たりとアウトにしたものの、失策数7はリーグ3位、守備率.9888はリーグ5位という成績が投票に影響を与えたのかもしれません。
 まだまだ菊池の守備は一級品なので、来季こそは菊池と矢野の二遊間に中堅秋山のセンターラインをカープの選手で受賞してほしいですね。
 


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新外国人のモンテロと契約合意

2024年11月08日 21時25分15秒 | オフシーズン
 球団は、新外国人のエレフリス・モンテロ内野手と契約合意したことを発表しました。また、ハーンと契約を更新し、ハッチとは来季の契約を結ばないことも併せて発表しました。

 モンテロは、契約金6,100万円、年俸1億3,000万円で背番号は95に決まり、ハーンは、契約金は4,500万円、年俸は約1億1,325万円で合意しました。

 モンテロは、今季はメジャーで67試合に出場して、打率.205、4本塁打、28打点でしたが、マイナーでは65試合で打率.309、16本塁打、52打点の好成績を残しました。
 右投げ右打ちで、守備は今季は一塁を守っていたようですが、過去には三塁でも出場していたようで、チームの補強ポイントと合致しています。
 マイナーでの成績は申し分なく、今回は新井監督もチェックして獲得を決めているので、今季のレイノルズやシャイナーのようなことは無いと思いますが、あまり過度な期待をしてはいけないですね。
 
 ハーンはコンディション不良により調整が遅れてしまい、開幕に間に合わなかったものの、5月の1軍昇格後は安定した投球を続けて勝ちパターン入りして、35試合の登板で1敗2セーブ、17ホールド、防御率1.29の好成績を残して、ブルペン陣を支えました。
 今季は島内が不安定で、矢崎も調子が上がらなかったので、後半戦はハーンがセットアッパーとしてチームに欠かせない存在になっていたので、残留が決まって良かったです。 

 一方のハッチは、2軍では好投しても、1軍で結果を残すことができなかったので、自由契約は仕方ないですね。

 外国人野手の補強は、まだ足りないので、エルドレッドとシュールストロム駐米スカウトには、優良助っ人を見つけてきてほしいですね。

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秋季キャンプ始まる

2024年11月04日 21時27分27秒 | オフシーズン
 今日から日南での秋季キャンプが始まりました。
 明日は侍ジャパンとの練習試合を行い、常廣が先発予定となっています。その後は10日と13日の西武との練習試合に紅白戦が予定されており、休日を除く14日間で9試合の実戦を行う予定です。

 初日はウォーミングアップ後、野手陣は打撃練習から始まり、約1時間半の実戦形式の守備練習を行い、午後からは約4時間の打撃練習に取り組みました。
 投手陣は、黒田球団アドバイザーが見守る中、キャンプに参加している19人中18人がブルペン入りして、投げ込みを行いました。

 新井監督が事前に練習量の増加を予告していたとおり、選手たちは初日からハードなメニューをこなしましたが、新井監督は練習終了後に「今日は初日だから軽めにと思って」とコメントしており、明日以降はさらなる練習量の増加を示唆しました。
 今キャンプでは、「質はもちろん量も追い求めたい」としており、量を増やすことで体に覚えさせるとともに、実戦を通してその成果を確認させることを繰り返して、選手の成長を促していく方針です。
 
 今のところ、外国人選手を除き、大幅な補強は無さそうなため、現有戦力の底上げは必須となっているので、今キャンプでは、来春の飛躍を予感させる選手を一人でも多く出すことがテーマになっています。
 カープの若手は、投打とも伸び悩んでいる選手が多いので、猛練習をきっかけにして、首脳陣の期待に応えて壁を乗り越えてほしいですね。
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秋季キャンプのメンバー発表

2024年11月01日 23時00分37秒 | オフシーズン
 球団は、4日から始まる日南秋季キャンプのメンバーを発表しました。
 若手主体のメンバーに練習生を加えた計28選手が参加します。

 基本的なメンバーは、フェニックスリーグに参加していた若手に、今季は伸び悩んで、来季の飛躍が期待される中堅が加わっています。
 若手のレベルアップはもちろんですが、中堅はここで飛躍のきっかけを掴んで、来季はレギュラーを狙う存在になってもらわないと、来季も貧打に苦しんだ今季の二の舞になってしまいます。
 そのために、新井監督は今オフの練習は厳しくなることを予告しており、カープの代名詞である地獄のキャンプが復活すると思われます。
 地獄のキャンプを乗り切って、この中から1人でも多くの選手が1軍の戦力となってくれることを期待したいですね。

【投手】
大道、森、常廣、高、益田、滝田、高橋、赤塚、長谷部、松本、河野、斉藤、玉村、遠藤、日高、杉田、デロスサントス、オルティス、ブリトー

【捕手】石原貴、持丸、清水、高木

【内野】林、韮沢、仲田、矢野、内田、佐藤、二俣、ラミレス

【外野】中村健、末包、田村、中村奨、中村貴、ロベルト、メヒア

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末包が1,100万円増で契約更改

2024年10月31日 22時51分22秒 | オフシーズン
 末包が契約更改交渉を行い、1,100万円増の3,600万円で更改しました。

 今季は自主トレ中に左膝を故障して開幕に間に合いませんでしたが、5月に昇格して打線を支えましたが、6月には左太もも裏痛で再び離脱となりました。
 8月に再昇格するも、打撃の状態が上向かず、79試合に出場して打率.238、9本塁打、37打点の成績でした。

 8月以降は相手に弱点を突かれて不振に陥ると、9月は末包の不振にチームの不調も重なり、末包は数字以上に悪い印象が残ってしまったので、1,100万円増は多すぎるように感じてしまいますが、5月の快進撃を支えたことと、打撃成績を見れば妥当な金額と思われます。

 ただ、今季終盤は明らかに弱点を突かれてバットが空を切る打席が多くなり、明らかに焦りも感じられたので、打撃技術の向上はもちろんですが、平常心を保つメンタル面の成長も欠かせないと思います。

 ドラフトでは同じ右の長距離砲である佐々木を指名したものの、1年目から戦力になるかは未知数なので、末包が得点力アップのキーマンになることは間違いないと思います。
 今季の反省を踏まえて、今オフにしっかりと鍛えて、来季こそは打線の主軸として1年間活躍してほしいですね。
 
 
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