6選手に戦力外通告

　球団から梅原伸亮、田中敬人、仁部智の3投手と、木村一喜捕手、岡上和典内野手、育成選手の飯田宏行投手の計6選手に戦力外通告を行ったと発表されました。
　木村一が含まれていたのが驚きでした。正直、その他の5人はヤバイかも…と思っていました。
　キムカズは今季は4試合に出場して5打数無安打でした。第3捕手との位置づけながら、シーズンを通して捕手2人体制をとってきたことから出場機会に恵まれませんでした。持ち味のパワフルな打撃も影を潜めており、倉、石原の打撃力向上により存在感が薄くなっていました。
　これで、倉、石原に続く捕手となると上村になってしまいますので、どちらかが怪我などで長期離脱した時にかなりの戦力ダウンになってしまいます。と言う事は、大学・社会人ドラフトで捕手を獲得するつもりなのでしょうね。
　
　3年目の田中は今季1軍登板がありませんでした。ファームでも31試合に登板して0勝0敗1S、防御率5.09と精彩を欠いていました。昨年はファームで5勝4敗、防御率3.65と結果を残して、1軍で先発しましたが、その試合で2回8失点の大乱調で、即刻、2軍に逆戻りでした。確か、この時のブラウン監督のコメントは、田中への心象がとても悪くなったようなことを言っていたと思います。そのイメージを今季も持たれてしまっていたかもしれませんね。

　岡上も近年怪我に悩まされて、1軍での出番がほとんどありませんでした。1軍では2試合に出場して打席に立ったことは無く1盗塁のみ。ファームでも13打数2安打で打率.154、5盗塁と寂しい数字でした。守備と足の速さは1軍レベルなのですが、打撃が大きな課題となっていましたが、それを克服する前に肘を痛めるなど怪我との戦いになってしまっていました。

　この他にもヤバイと思っていた選手がいましたが、今のところ大丈夫でした。しかし、第2回目があるかもしれないので油断はできないですね。
　
　6選手の今後については未定とのことですが、現役続行を希望してトライアウトを受けるのであれば、がんばってほしいですね。