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逃げ切り勝利も優勝決まらずM1

2016年09月08日 22時43分18秒 | 試合結果
中日 011 011 000 4
広島 150 000 10X 7
勝利投手:野村14勝3敗
敗戦投手:ジョーダン6勝6敗
セーブ:中崎3勝4敗32S
本塁打:[中日]福田8号
    [広島]丸19号


 野村は、初回に安打などで1死2塁のピンチを招きましたが、森野と福田を打ち取って無失点で切り抜けると、直後の1回裏に2死から丸が本塁打を放って幸先良く先制点を挙げました。
 しかし、2回に四球と安打で無死1,3塁とされ、1死後杉山に適時打を浴びて同点の追いつかれてしまいました。

 それでも打線が奮起して、2回裏に安打と四球で1死1,2塁とすると、石原の適時2塁打で勝ち越し、野村は2度スクイズを失敗しながらも適時打を放って1点、続く田中も適時打を放って3得点でジョーダンをKOしました。
 代わった佐藤から菊池が安打で続いて1死満塁とすると、丸の併殺崩れの間と新井の適時打で2点を追加して、この回打者10人の猛攻で5点を奪って試合の主導権を握りました。
 
 これで野村が立ち直るかと思いましたが、3回に福田に本塁打を浴びて1点を失うと、5回にも2塁打などで1死3塁とされ、内野ゴロの間に1点を失って、3点差に追い上げられてしまい、5回7安打3失点でマウンドを降りました。

 6回からは大瀬良が登板するも、安打などで1死2塁とされ、杉山に適時2塁打を浴びて1点を失い、更に四球で1死1,2塁とされましたが、大島とエルナンデスを連続三振に斬って追加点は与えませんでした。

 7回は今村がマウンドに上がり、この試合初めて三者凡退におさえると、3回以降無安打に抑えられていた打線が、7回裏に敵失、安打、四球で1死満塁のチャンスを作ると、エルドレッドが押し出し四球を選んで、待望の追加点を挙げました。

 8回はジャクソンが連打を浴びて無死1,2塁のピンチを招くも、杉山を遊ゴロ併殺に打ち取り、代打野本を三振に斬って無失点で凌ぎました。9回は中崎が1安打無失点に抑えて、逃げ切り勝利を挙げましたが、巨人が阪神に逆転勝ちしたため、マジックは1となり、今日のの優勝決定はなりませんでした。
 それでもシーズン81勝目で貯金34となり、野村がジョンソンに並ぶリーグトップタイの14勝目を挙げました。


 2回までは鮮やかな攻撃で6得点を挙げて、試合を優位に進めましたが、3回以降は打線も沈黙して追加点を奪えませんでした。そして中5日で先発した野村もピリッとせず、毎回走者を背負う苦しい投球でした。中日にじわじわと反撃されて詰め寄られてしまい、試合の流れが中日に傾きかけてしまいましいた。
 この悪い流れを止めるため、6回から継投に切り替えましたが、大瀬良も1点を失い流れを止められませんでしたが、7回に中日が2失策に2四球で自滅して1点を貰って助けられましたが、逆転負けを喫していてもおかしくない試合展開でした。

 やはり、5点のリードを奪って、優勝を強く意識し過ぎた結果かもしれません。ここまではプレッシャーを感じさせませんでしたが、やはり最後はプレッシャーを感じてしまったのでしょう。
 このプレッシャーを感じての戦いも、選手が成長するためには必要だと思うので、良い経験になったのではないでしょうか。

 明日はカープの試合が無く、巨人はヤクルトと対戦するため、巨人が負ければ25年ぶりの優勝が決まります。できれば移動日の優勝決定は避けたいですね。
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