広 島 000 000 300 3
DeNA 000 000 000 0
勝利投手:森下7勝3敗
敗戦投手:東8勝1敗
セーブ:栗林3敗24S
本塁打:[広島]シャイナー1号
天敵の東への対策として、8番に森下、9番は會澤を起用しました。初回に安打と犠打で1死2塁とするも、上本は二飛、小園が左飛に倒れて無得点に終わると、2回から6回までは散発2安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。
森下は、2回まで三者凡退に抑えると、3回には安打と四球などで2死1,2塁のピンチを招くも、オースティンを三振に斬り、続く4回にも2本の内野安打で2死1,2塁とされるも、渡会を二飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
6回には3安打で2死満塁の大ピンチを迎えましたが、渡会を三振に斬ってピンチを脱すると、直後の7回に打線が連打と敵失で無死2,3塁として、野間は浅い中飛、菊池も浅い左飛に倒れてしまうも、シャイナーが来日初本塁打となる3点本塁打を放って、3点を先制しました。
森下は、7回を三者凡退に抑え、7回を6安打2四球無失点でマウンドを降りました。
8回は森浦が三者凡退に抑えると、9回は栗林が1安打無失点に抑えて、DeNAに快勝し、チームは2位に浮上しました。
眠れる助っ人シャイナーがようやく本領を発揮して、チームを救いました。
打線は、森下を8番に起用する奇策で東攻略を目指すも、2回以降は好機を作ることができず不発に終わり、森下も3回から6回まで毎回走者を背負うピンチの連続でしたが、要所で踏ん張って無失点に抑えて、試合の流れをDeNAに渡しませんでした。
直後の7回に敵失も絡んで無死2,3塁の絶好機を迎えながら、野間と菊池が凡退して得点を挙げられず、嫌な雰囲気が漂いましたが、シャイナーが重苦しい空気を吹き飛ばす来日初本塁打を放ちました。
無死2,3塁の好機で無得点に終わると、一気に試合の流れがDeNAに傾いて、チームは敗れていたと思うので、チームを救う価値ある本塁打でした。
開幕早々に故障により離脱し、実戦復帰後も思い通りの結果を残すことができず、フラストレーションが溜まり辛かったと思いますが、この本塁打によりメンタル的にも楽になると思うので、自慢の長打力を発揮してくれることを期待したいですね。