カープな毎日

カープファンのひとりごと。

ミス連発で自滅

2015年08月19日 23時39分52秒 | 試合結果
広島 000 001 000 1
中日 002 000 06X 8
勝利投手:バルデス3勝8敗
敗戦投手:ジョンソン9勝6敗

 新井を今季初めて3番で起用し、4番にエルドレッドを据えてテコ入れを図りましたが効果はありませんでした。
 2回までバルデスに無安打に封じられていましたが、3回に石原の安打で無死1塁とするも、ジョンソンが犠打失敗で送ることができず、好機拡大に失敗すると、5回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでした。

 ジョンソンは、2回まで無安打に抑えるも、3回に安打と四球で2死1,2塁のピンチを招くと、ルナの適時打にエルドレッドの悪送球が絡んで2点を失ってしまいました。
 4回には安打と菊池の失策で無死1,2塁のピンチを背負いましたが、後続の遠藤、杉山、バルデスを抑えて無失点で凌ぎ、6回にも2死から連打で1,2塁のピンチを招くも、代打赤坂を凡打に打ち取って追加点を与えませんでした。

 打線は、6回に2死から丸が2塁打を放つと、新井が適時打を放ってようやく1点を返して反撃を開始しましたが、7回は浅尾に、8回は山井にそれぞれ三者凡退の抑えられて追いつくことができませんでした。

 7回はヒースが三者凡退の抑えると、8回はリードを許している場面でありながらも大瀬良を投入して勝利への執念を見せましたが、安打と四球に暴投で1死2,3塁のピンチを招くと、遠藤のニゴロを菊池が失策して痛すぎる追加点を与えてしまい、更に杉山には2点適時打を浴びて、大瀬良はここでマウンドを降りました。
 後を継いだ飯田は1死を取るも2四球で2死満塁とピンチを拡大してしまい、代わった西原がルナと平田に連続適時打を浴びて、この回6点を失って試合が決してしまいました。

 結局、打線は9回も三者凡退に終わり、3安打1点と沈黙して、守備ではミスを連発して、中日にまさかの連敗を喫してしまいました。優勝が遠のく1敗となりましたが、幸いにも首位阪神も連敗したため、ゲーム差は変わらず5.5のままなので、まだ厳しいながらも首の皮一枚繋がっている感じですね。
 流石に3タテを喫する訳にはいかないので、明日は締ったプレーで連敗を止めてほしいですね。


 打線が打てないのは仕方ないと割り切ることができますが、ミスでの失点を繰り返すのは辛すぎます。3回表の攻撃で無死1塁からジョンソンが犠打を決められず無死1塁を活かせなかったことが、裏の失点に繋がっていると思われ、更にエルドレッドの悪送球で余計な追加点を与えてしまいました。1点で止めていれば、試合展開も変わっていたと思われるだけにもったいないプレーでした。
 特に痛かったのは8回の暴投で、1死1,2塁の場面で記録は暴投となりましたが、會澤には止めてほしかったと思います。この1球であまり調子の良くなかった大瀬良の投球が更に苦しくなって失点に繋がってしまったと思います。
 會澤は、最近特に捕球面でのミスが目立ちます。今の状態ではスタメンとして起用するのは心配になります。キャッチング力の向上は必須ですね。

コメント (2)

またも八木に白星を献上

2015年08月18日 23時20分43秒 | 試合結果
広島 000 001 000 1
中日 000 300 00X 3
勝利投手:八木3勝5敗
敗戦投手:黒田7勝6敗
セーブ:田島3勝5敗6S
本塁打:[広島]新井7号
     [中日]遠藤4号

 先発の黒田は、初回に2死から内野安打を打たれると、平田の打球に黒田が右手を出して直撃してしまいました。負傷降板が心配されましたが、続投して和田を三振に斬って無失点で凌ぐと、2回と3回は三者凡退に抑えました。

打線は、天敵の八木に対して、2回に連続長短打で1死1、2塁の先制期を作りながらも、田中と石原が連続三振に倒れて無得点に終わると、3回1死1塁では、一走の菊地が牽制に誘い出されて、盗塁死してチャンスを拡大できず、嫌な雰囲気が漂い始めました。

 すると4回に黒田が捕まり、2死から安打と四球で1、2塁として、遠藤に3点本塁打を浴びてしまい、黒田は5回の攻撃で代打を送られて、4回3失点で降板となりました。

 5回からは、戸田がマウンドに上がり、6回に無死2塁のピンチを招きましたが、平田、和田、エルナンデスを抑えて無失点で凌ぎました。

 打線は、八木を攻略できず、5回無死1塁では、石原が併殺に倒れるなど、八木を攻略できませんでしたが、6回に新井が本塁打を放って、ようやく1点を返しました

ヒースが7回から登坂して、8回に安打と犠打にヒースの悪送球も絡んで、無死2、3塁の大ピンチを迎えましたが、ルナ、平田、和田を三者連続三振に斬って無失点で凌ぎました。
 
 しかし、打線が8回は山井に1安打無得点に抑えられ、9回は田島の前に三者連続三振に倒れてしまい、またしても八木に白星を献上してしまいました。


 どうしてカープ打線は八木が打てないのでしょうか。正確には打てないと言うより、得点が奪えないと言うべきでしょうか。
 走者は出して、チャンスは作るのですが、あと1本が出ずに得点を奪えません。今日も2回に先制機を作りながら、田中と石原が三振して悪い流れを作ってしまいました。
 カープ以外の球団には全く通用しない投手が、どうして攻略できないのか分かりませんが、八木がカープに自信を持って投げているから良い球が行くのでしょう。更にカープの打者にも苦手意識があり、焦りが出てしまうことが悪循環に繋がっているのでしょう。
 何か一つのきっかけがあれば、攻略できるのと思うのですが、そのきっかけがみつかりません。まだ対戦の可能性があるので、絶対に対策を練って攻略しなければ、余分な黒星が増えて、上位に進出の足を引っ張ってしまうと思います。
 
コメント (2)

福井が7回2/3を1失点で8勝目

2015年08月16日 22時50分43秒 | 試合結果
DeNA 000 010 001 2
広島 012 011 02X 7
勝利投手:福井8勝3敗
敗戦投手:モスコーソ3勝5敗
本塁打:[広島]菊池8号、松山5号、田中6号、新井6号


 シアーホルツが背中の張りで登録抹消され、代わりにエルドレッドが昇格し、5番左翼で先発出場しました。
 2回に2死から田中が安打で出塁すると、梵の適時2塁打でモスコーソから先制点を挙げると、3回には菊池と松山の本塁打で2点を追加しました。

 福井は、3回まで無安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。4回に無死2塁のピンチを招いて、1死後に四球で1,2塁とされましたが、ロペスを遊ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜けました。
 しかし、5回に安打と暴投などで1死3塁としてしまい、嶺井の二ゴロの間に1点を失いました。

 1点を返された直後の5回には2番手須田に対して2死から丸が安打で出塁し、盗塁と悪送球により3塁へ進むと、四球が松山を選んで1,3塁とし、代走野間と丸の重盗が決まって1点を追加してDeNAを突き放し、6回には田中の本塁打で1点を追加して、リードを4点に広げました。

 福井は1点を失っても崩れることなく、6回と7回は無安打1四球に抑えましたが、8回に2死から四球と安打で1,2塁となったところで、マウンドを大瀬良に譲りました。
 大瀬良は梶谷を三振に抑えてピンチを脱すると、8回裏には新井が本塁打を放って1点を追加し、更に安打と四球に盗塁などで1死2,3塁として會澤の犠飛で1点を追加して、DeNAにダメを押しました。
 9回はヒースが1点を失うも、苦手DeNAに快勝して、カードの勝ち越しを決めて、再び借金を3に戻しました。


 福井の安定感は抜群です。四球で走者を出しても、後続をしっかりと抑えており、4四球は何れも失点に繋がっていません。
 四球は出さない方がもちろん良いのですが、出してしまっても後に引きずらず、切り替えて次打者を抑えることが大切になってきます。今の福井はそれができており、今季の好投に繋がっていると思います。福井の投球は、他の投手にもぜひ見習ってほしいですね。
 
 これで自己最多タイの8勝目を挙げましたが、これなら2ケタ勝利も十分に狙えます。前田健、ジョンソン、黒田、福井の4人が2ケタ勝利を挙げれば、優勝も可能性が高くなりますね。

 打線も効果的に得点を挙げました。2回に先制、3回に追加点を奪って主導権を握ると、1点を返された直後に再び突き放し、更に中押し、ダメ押しと理想的な得点でした。
 昨日は沈黙しましたが、再び打線に活気が戻ってきたので、この勢いを続けていってほしいですね。


 
コメント

打線沈黙で連勝止まる

2015年08月15日 23時13分09秒 | 試合結果
DeNA 010 000 001 2
広島 001 000 000 1
勝利投手:エレラ3勝4敗
敗戦投手:中崎6敗17S
セーブ:山崎康2勝2敗30S


 前田健は、立ち上がり制球が甘くなり、2回に1死からバルディリスに2塁打を打たれると、続く倉本に適時打を浴びて先制点を許してしまいました。
 3回からは本来の投球が戻り、3回と4回は三者凡退に抑え、5回に高城の2塁打で1死2塁のピンチを招くも、三嶋と乙坂を凡打に打ち取って無失点で切り抜けました。
 6回と7回は三者凡退に抑えて、DeNAに追加点を与えませんでした。

 打線は三嶋に2回まで無安打に封じられるも、3回に菊池がチーム初安打で出塁すると、続く丸が適時2塁打を放って同点に追い付きました。更に2死2塁のチャンスでしたが、シアーホルツが左飛に倒れて勝ち越すことはできませんでした。
 4回から6回までは無安打に抑えられて攻略の糸口を掴めませんでしたが、7回に梵の安打と犠打などで2死3塁のチャンスを作り、代打小窪が敬遠で1,3塁となりましたが、前田健の代打松山が右飛に倒れて勝ち越し点を挙げることはできませんでした。

 8回からは大瀬良が登板し、1死2塁のピンチを招くも、乙坂と山下幸を抑えて無失点で凌ぎましたが、9回に登板した中崎が、2安打と捕逸で1死1,3塁のピンチでバルディリスに適時打を浴びて1点を勝ち越されてしまいました。

 打線も8回はエレラ、9回は山崎康に三者凡退に抑えられてしまい、連勝が2で止まりました。


 一昨日、昨日の元気な打線から一転して沈黙してしまいました。三嶋に7回3安打1点に抑えられてしまっては、いくらエース前田健でも勝つことは難しいです。
 3回と7回以外は、得点圏に走者を進めることさえできませんでしたが、今日のような投手戦では、ワンチャンスを確実にモノにできないと、勝つことはできませんね。
 
 9回に中崎が3安打を浴びて失点しましたが、1死1塁からの會澤の捕逸が痛かったですね。このミスで走者が2塁に進んだことでピンチが拡大して失点に繋がりました。
 競った試合展開では、1つのミスが命取りになるという典型的な試合でした。

 ここ一番での適時打と、ミスをしない守備ができないことが、今の成績に繋がっているのことを痛感した試合でした。
 幸いにも首位阪神が敗れたため、まだ首位争いから脱落はしていません。今日の失敗を繰り返さないように、明日からは締った試合をしてほしいですね。
コメント (1)

10安打8得点で打ち勝つ

2015年08月14日 22時54分12秒 | 試合結果
DenA 030 010 000 4
広島 400 013 00X 8
勝利投手:戸田3勝
敗戦投手:砂田2勝3敗
本塁打:[広島]丸15号


 昨日は15安打9得点で快勝して、今日もその勢いが続いていました。初回に敵失と安打などで1死1,3塁とすると、新井の内野ゴロの間に1点を先制して、更に梵、鈴木誠、田中の3連続適時打でこの回4点を奪いました。

 先発の薮田は、制球難を露呈しました。初回は先頭乙坂に四球を与えてしまいましたが、後続を断って無失点で切り抜けるも、2回に2四球で1死1,2塁としたところで、交代を告げられてマウンドを戸田に譲りました。
 救援した戸田は、嶺井に適時2塁打を浴びて1点を失うと、2死後に乙坂に2点適時打を浴びて3点を失ってしまいました。
 3回と4回は三者凡退に抑えるも、5回に連打と捕逸で1死2,3塁のピンチを招いてしまい、2死後に暴投で1点を失って同点に追いつかれてしまいました。

 打線は2回の2死2塁では丸が三振、4回無死1,2塁は會澤が併殺に倒れて砂田から追加点を奪えませんでした。
 しかし、同点に追いつかれた直後の5回に敵失と四球で1死1,2塁の得点機を貰うと、新井の適時2塁打で1点を勝ち越し、砂田をKOしました。
 更に続く6回には3番手高橋から2四球で2死1,2塁のチャンスを貰い、丸が3点本塁打を放ってDeNAと突き放しました。
 8回には野間の3塁打で1死3塁のチャンスを作りましたが、菊池と丸が倒れて追加点を奪えませんでしたが、一岡が6回を三者凡退に抑え、大瀬良は7回2死1塁で筒香を右飛に打ち取り、8回は2安打で1死1,2塁のピンチを背負うも、後続を断って2イニングを無失点に抑えました。
 9回は中崎が三者凡退に抑えて、苦手DeNAに打ち勝って、連勝で借金を3に減らしました。

 
 打線が見事な攻撃で薮田の乱調による不穏な雰囲気を吹き飛ばしました。得点を挙げたのはDeNAから貰ったチャンスを確実に得点に結びつけたので、DeNAにとってはダメージが大きかったと思います。
 しかも、初回は3連続適時打などで一気に4得点、5回は同点に追いつかれた直後に勝ち越しと試合の流れを掴むには最高の場面で、得点を挙げられたのは良かったと思います。
 明日からも今日のような攻撃で、投手陣をしっかり援護してほしいですね。

 
 薮田の制球難は修正されず、まさかの2回途中での懲罰交代となりました。緒方監督の考えも分かりますが、こんなに早く降板しては、後を継ぐ中継ぎ陣への負担が大きくなってしまいます。
 明日は前田健が先発で中継ぎの投手を休ませられるとの思いもあったのかもしれませんが、連戦が続くので少しでも温存しておきたいところであり、もう少し薮田を我慢しても良かったと思います。
 今井、中村恭、九里など結果が残せなかった投手は即抹消されているので、今日の懲罰交代により、薮田の2軍降格は避けられないでしょうね。2軍で再度修正をして1軍に戻ってきてほしいですね。



コメント (1)

2試合連続完封負け

2015年08月12日 23時37分37秒 | 試合結果
ヤクルト 100 030 100 5
広島 000 000 000 0
勝利投手:小川7勝6敗
敗戦投手:九里1敗
本塁打:[ヤクルト]山田26号、大引4号


 降雨により試合開始時刻が45分遅れて始まった試合は、今季初先発の九里が、初回に2死から山田に本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 それでも2回以降は踏ん張り、2回の無死1塁はデニングの一直が併殺となってピンチの拡大を防ぐと、4回には2四球と安打で1死満塁のピンチを招きながらも、小川を三振、比屋根を二飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
 しかし、5回に安打と盗塁で1死2塁とされると、2死後に内野安打で1,3塁となり、大引に痛恨の3点本塁打を浴びてしまいました。
 九里は、5回裏の攻撃で代打を送られて、5回8安打4失点で降板となりました。

 打線は、苦手の小川対策として、3番田中、4番グスマン、5番シアーホルツ、7番野間を起用しましたが効果は無く、初回に2四球で2死1,2塁の得点機作りながらも、シアーホルツが中飛に倒れて無得点に終わると、2回から4回は三者凡退に抑えられてしまいました。
 5回に梵と野間の連打で無死1,2塁のチャンスを作りましたが、會澤が三振、代打小窪が右飛、菊池がニゴロに倒れて、小川から得点を挙げられませんでした。

 6回からは戸田が登板し、6回は先頭打者を出しながらも無失点で凌ぐも、7回に2四球に2死1,2塁としてしまい、代打田中浩の三ゴロを梵が失策してダメ押しとなる1点を失ってしまいました。
 8回は江草、9回は一岡が無失点に抑えるも、打線は6回と7回は三者凡退に封じられ、8回には連打で無死1,3塁のチャンスを作りながら、菊池が三振した際に振り逃げと勘違いして1塁に走り出してしまい、つられて1走松山が飛び出してアウトになるミスをしてしまい、チャンスを自ら潰してしまいました。
 9回も小川に抑えられて、地元マツダでまさかの2試合連続完封負けを喫してしまいました。
 これで首位阪神とは5.5ゲーム差となり、これ以上離されると優勝争いから脱落してしまうので、明日は絶対に連敗を止めて、首位争いに残らないといけませんね。


 打線の組み替えも効果なく苦手の小川から得点を奪えませんでした。チャンスは3度ありました。そのうち、初回は2四球によるものなので仕方ないところはありますが、5回のチャンスで無得点だったのは残念でした。
 粘っていた九里が3点を失った直後であり、ここで反撃できれば試合展開の上で終盤に望みを繋げられた場面だったと思います。
 緒方監督もそれを感じて代打の切り札小窪を起用したのでしょうが、結果を出すことができませんでした。

 無得点が続くことで、チャンスで打者に掛かるプレッシャーがどんどん大きくなるので、力んでしまうのでしょう。この重苦しい空気を吹き飛ばす選手が出てきてほしいですね。
 
コメント

黒田5回5失点で連勝止まる

2015年08月11日 23時21分37秒 | 試合結果
ヤクルト 110 030 000 5
広島 000 000 000 0
勝利投手:山中6勝
敗戦投手:黒田7勝5敗
本塁打:[ヤクルト]大引3号、山田25号


 黒田は、初回に2死から内野安打と盗塁に悪送球が絡んで3塁に走者を背負うと、畠山の適時内野安打で先制点を奪われると、2回には大引に本塁打を浴びて、追加点を奪われてしまいました。

 シアーホルツが復帰して即4番に起用されましたが、山中を捉えることができませんでした。
 初回に1死1塁から松山が、2回にも1死1塁で田中が共に併殺に倒れて山中を助けてしまうと、3回の2死2塁では菊池が中飛に打ち取られて得点を奪うことができませんでした。

 黒田は3回も走者を出しながらも無失点で凌ぐと、4回は三者凡退に抑えて立ち直ったかと思われましたが、5回に2死からセーフティーバントと盗塁に四球で1,2塁のピンチを背負うと、山田に痛恨の3点本塁打を浴びてしまい、この回限りでマウンドを降りました。

 6回は江草、7回と8回は飯田、9回は戸田がマウンドに上がるも、毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球が続きましたが、後続は断って追加点は与えませんでした。

 打線は、山中に4回から6回まで三者凡退に抑えられ、7回は無死1塁で、松山、シアーホルツ、新井の主軸が揃って凡退して走者を進めることさえできず、8回と9回も走者を出すものの、2塁に進めることさえできず、山中に対して3塁を踏めず、5安打完封されて連勝は3で止まりました。

 
 黒田がヤクルトの機動力を駆使した攻撃に飲み込まれてしまいました。初回と5回は共に2死無走者から出塁を許して、盗塁を絡められて失点に繋がりました。
 2死からの失点は雰囲気的に悪くなり、更にそれが初回の先制点をなると、試合の主導権を握られてしまうので、何とか防いでほしかったですね。
 そして、5回もそれまで2失点で踏ん張っていましたが、川端に粘られて末に四球を与えて走者を貯めてしまい山田に本塁打を浴びてしまいました。
 この3点は数字以上に重い失点となり、この時点で試合は決してしまったと思います。
 
 ヤクルトの黒田対策が今日の結果に繋がったのでしょうが、黒田であれば、次回対戦時には今日の教訓を活かして、リベンジしてくれるはずですね。


 一方の打線は、初回と2回の併殺が痛かったです。先制された直後に併殺で得点機を作れず、2回も先頭打者が出ながら併殺で潰してしまい、2イニング連続で併殺では、相手のペースにはまってしまうのは当然でしょう。
 山中に対してのデータが少なかったことも要因を考えられるので、次回対戦に向けて攻略法を練らないといけませんね。
コメント (1)

終盤に逆転して巨人を3タテ

2015年08月09日 22時06分27秒 | 試合結果
広島 000 000 123 6
巨人 001 000 000 1
勝利投手:福井7勝3敗
敗戦投手:マシソン3勝7敗2S
本塁打:[広島]鈴木誠5号


 福井は、直球に力があり、2回まで無安打に抑えていましたが、3回に2塁打などで1死3塁のピンチを招くと、2死後に立岡に適時3塁打を浴びて先制点を与えてしまいました。それでもその後の2死3塁は、片岡を遊飛に打ち取って最少失点で切り抜けると、4回と5回は走者を出しながらも後続を断って2塁さえ踏ませない好投で、巨人に追加点を与えませんでした。

 打線は田口に対して、3回に2死から菊池が2塁打を放つも、丸がニゴロに倒れてしまい、5回の無死1塁では田中が遊ゴロ併殺に打ち取られるなど、6回まで散発3安打で3塁を踏むことさえできませんでしたが、7回に2死から鈴木誠が本塁打を放って同点に追いつきました。

 福井は6回まで3安打1失点に抑えていましたが、7回に先頭の阿部に四球を与えると、2つの捕逸と四球で2死1、3塁のピンチを招きながらも、代打堂上一邪飛に打ち取って無失点で切り抜けました。

 8回は2番手マシソンから會澤の2塁打で無死2塁とすると、犠打に敵失が絡んで代走赤松が生還して勝ち越し点を挙げると、更に2死2塁からグスマンが適時3塁打を放って2点のリードを奪いました。

 続く9回にも宮國と戸根から3四球で2死満塁のチャンスを貰うと、代わった笠原から押し出し四球と丸の2点適時打でこの回3点を奪って試合を決めました。

 8回は大瀬良、9回は中崎がそれぞれ三者凡退に抑えて、巨人を東京ドームで3タテしました。


 今日も序盤から中盤までは、田口を攻略できず3回に失った1点が重くのしかかる展開となりましたが、7回の鈴木誠の本塁打で流れがカープに傾くと、8回に敵失に乗じて勝ち越しに成功し、9回は巨人中継ぎ陣の乱調によりダメ押し点を挙げました。
 
 鈴木誠の一打が勝敗の大きなポイントとなったのは間違いありませんが、福井が3回の1失点で踏ん張り続けた投球も見逃せません。
 3回も最少失点で切り抜けて余計な得点を与えず、その後も打線が田口を攻めあぐねて援護が無い中でも持てる力を出し切って、追加点を与えなかったことが、試合の流れを巨人に渡さず、終盤の反撃に繋がったと思います。

 打線にも繋がりが出てきて、投打がかみ合い始めてきたように感じます。そして苦手としていた東京ドームで巨人を3タテしたことで、これからの大事な終盤戦に向けて、チームの雰囲気も良くなってきたと思います。
 先ずは早く借金を返済して、更に上を目指してほしいですね。
コメント (2)

松山の一打で競り勝つ

2015年08月08日 23時50分35秒 | 試合結果
広島 001 000 010 2
巨人 000 010 000 1
勝利投手:前田健9勝7敗
敗戦投手:高木勇7勝7敗
セーブ:中崎5敗17S
本塁打:[広島]松山4号
     [巨人]小林2号


 打線は、高木勇対策として3番松山、5番田中、6番野間など左打者を5人起用しました。2回に無死2塁の先制機を作りましたが、期待の田中、野間、木村昇が凡退して塁を進めることさえできませんでした。
 しかし3回に安打と四球で1死1,2塁として、2死後に松山が適時2塁打を放って
先制点を挙げ、更に四球で2死満塁と追加点のチャンスでしたが、1走グスマンが牽制死して追加点を奪えませんでした。

 前田健は、初回に安打と犠打で1死2塁とされるも、坂本と長野を凡打に打ち取り無失点で凌ぐと、2回から4回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませない素晴らしい投球でした。
 しかし、5回に2死から小林に本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 打線は4回以降は6回まで毎回得点圏に走者を進めるも拙攻の繰り返しで、4回の1死2塁では木村昇と會澤が連続三振に倒れ、5回1死1,2塁は松山が併殺でチャンスを潰すと、6回無死2塁は田中が犠打失敗と、高木勇から得点を奪えませんでした。
 7回は三者凡退に抑えられて、流れを失ったかと思われた8回に1死から松山が本塁打を放って、ようやく2点目を挙げて勝ち越しに成功しました。

 前田健は、6回を三者凡退に抑え、7回1死1塁ではアンダーソンを併殺に打ち取って、危なげない投球で7回を4安打1失点に抑えました。
 8回からは大瀬良がマウンドに上がり、三者凡退に抑えると、9回は前日に危険球退場となった中崎が登板し、安打と四球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、長野を三振、阿部をニゴロに打ち取ってリードを守り切って巨人に連勝して、カード勝ち越しを決めると共に、4位に浮上しました。


 今日は左打者を5人並べて臨みましたが、打線の繋がりは改善されず、拙攻やミスを繰り返しました。
 2回の先制機では、その左打者3人が揃って凡退してしまいました。3回は松山が先発起用に応えて先制打を放ちましたが、その後にグスマンが牽制死するミスを犯して、追加点は奪えませんでした。
 更に同点に追いつかれた後の6回には、無死2塁で田中が犠打を決めきれず、前日の悪い流れを引きずっているようでした。
 それでも前田健が、エースの投球で巨人打線に流れを渡さず、最後は松山が一振りで試合を決めました。

 今日のヒーローは全2打点を挙げた松山であるのは間違いないですが、前田健も打線が拙攻を繰り返すなか、良く踏ん張ったと思います。
 もう少し打線が援護して、投手が楽に投げられる展開にしてほしですね。そのためには、犠打や走塁のミスを減らさないといけませんね。

 
コメント

延長12回の激戦を制して連敗ストップ

2015年08月07日 20時58分28秒 | 試合結果
広島 000 000 000 002 2
巨人 000 000 000 000 0
勝利投手:ヒース3勝4敗4S
敗戦投手:マシソン3勝6敗2S
セーブ:一岡1勝4敗1S
 
 中5日で先発したジョンソンは、球のキレが良く、巨人打線から三振を次々と奪う素晴らしい投球で、3回まで1安打に封じて2塁さえ踏ませませんでした。
 4回に連打と四球で1死満塁のピンチを招きましたが、村田とカステヤーノスを連続三振に斬って無失点で凌ぐと、5回には三者連続三振を奪い、6回は無死1塁の場面で1走片岡を牽制で誘い出してアウトにしてピンチを芽を摘み取りました。
 7回も三者凡退に抑えたところでマウンドを降り、巨人打線から来日最多の13個の三振を奪って無失点に抑えました。

 打線は新井をスタメンから外して4番にグスマンを起用してポレダ対策をしましたが、ポレダに3回まで無安打に抑えられて攻略の糸口を掴めませんでした。
 4回に敵失で無死1塁となるも、ロサリオが併殺に倒れてチャンスを広げられず、5回にも四球で無死1塁としながら、鈴木誠が投飛に倒れるなど後続が続かず、得点機を作ることができませんでした。
 6回に先頭の菊池が内野安打でチーム初安打を放って無死1塁とするも、丸が犠打できず、更に菊池が盗塁死してしまいました。それでも四球と安打で2死1,3塁と初めて3塁に走者を進めましたが、梵が投ゴロに倒れて得点に繋がりませんでした。
 7回には先頭の鈴木誠が安打で出塁するも、牽制に誘い出されてアウトになってしまう走塁ミスで得点機を作れず、8回まで4安打無得点に抑えられてしまいました。

 8回からは大瀬良が登板し、2イニングを無安打3奪三振に抑える好リリーフでしたが、打線は澤村に代わった9回に1死1塁で犠打失敗により得点圏に走者を進められず、試合は延長戦に突入しました。
 
 11回に代わったマシソンから無死1塁としながら、ロサリオとグスマンが連続三振に倒れるも、丸の盗塁で2死2塁と久々のチャンスを作りましたが、梵が12球粘ったものの三振に倒れて得点を挙げられませんでした。
 10回からはヒースが登板し、2イニングを4連続三振を奪って無失点に抑える好投を見せると、12回に無死1塁で代わった山口から犠打、四球、安打で1死満塁とすると、菊池と丸の連続適時打で待望の得点を挙げました。
 12回は中崎が登板するも、先頭の片岡に頭部死球を与えて危険球退場となるアクシデントが発生しましたが、緊急登板した一岡が後続を断って、延長12回の激戦を制して連敗を止めました。


 投手陣の好投が光りました。ジョンソンは持ち味の低めへの制球が素晴らしく、7回を4安打13奪三振の好投で巨人打線に得点を与えず、唯一のピンチとなった4回も連続三振に斬る文句の付けようがない投球でした。
 8回から継いだ大瀬良とヒースもそれぞれ2回をパーフェクトに抑えて、巨人に試合の流れを渡しませんでした。そして12回に緊急登板した一岡も2死から四球を与えて1,2塁のピンチを招きましたが、最後は村田を遊ゴロに打ち取り、巨人打線を零封しました。
 打線がミスを犯して試合の流れを失いかけても、それを渡さないように必死に巨人打線を抑えた投手陣が今日の勝利の立役者であるのは間違いないと思います。
 この流れをこれからも続けてほしいですね。


 一方で打線は、犠打失敗、牽制に誘い出されての盗塁死、盗塁死と中盤にミスを連発しました。投手陣が踏ん張ってくれたから良かったものの、自ら流れを断ちきるようなプレーが連発したのは残念でした。
 ポレダを攻めきれず、なかなか安打も出ない中で、確実に成功させようとする思いがプレーを固くして、ミスに繋がったのかもしれませんが、これからは今日のような1点を争う僅差の試合が増えてくると思うので、そのプレッシャーの中でもきっちりと決められるようにならないといけません。今日の失敗を今後に繋げてほしいですね。


 


 
コメント (1)