前田健が退団会見

　ドジャースに移籍が決定した前田健がカープの球団事務所で退団会見を行いました。
　９年間在籍したカープに感謝の気持ちを語り、メジャーでしっかりと結果を出して恩返することを誓いました
　また、カープファンにも感謝の意を示し、カープを優勝に導けなかったことが、唯一の心残りと悔しさを示しました。
　チームメートには、良いピッチャーがたくさんおり、優勝に導いてほしいとエールを送りました。
　最後に、良いチームメート、関係者に恵まれたことを感謝して会見を終えました。会見後は、慣れ親しんだマツダスタジアムに深々と頭を下げて別れを告げました。


　会見では、一時ドジャースとの交渉が白紙に戻ってしまう危機があったこともあり、夢であったメジャー挑戦を叶えられたことへの感謝の言葉が並びました。
　ポジティブな前田健がかなり不安を感じたとのことだったので、メジャー移籍が決まり本当に良かったと思います。
そして、優勝が唯一の心残りで、その思いを後輩たちに託しました。来季は前田健のためにも、優勝して来オフには優勝を報告して、一緒に喜びを分かち合いたいですね。

新人合同自主トレ始まる

　新人合同自主トレが大野グラウンドで始まりました。今日は、ランニング、キャッチボールやノックなど、軽めの練習で汗を流して、プロとしての初練習を終えました。
　ドラフト１位の岡田だけ、所用で大阪へ戻るため早めに練習を始めるという珍しいスタートとなりました。その岡田は、初日の練習を終えて状態は悪くないと手応えを感じていたようです。
　また、新人の初練習を視察した緒方監督は体のバランスが良いと高評価だったようで、ケガをしないように体調管理に気を付けるようアドバイスを送りました。


　まだ初日なので感触を確かめて、プロの雰囲気に慣れるだけで終わったしまったと思います。明日以降に徐々にペースを上げていくことになるでしょうが、緒方監督の言葉通りケガだけはいけないので、アピールするために意気込みすぎて無理をすることが無いよう、マイペースで調整して、２月からの春季キャンプに備えてほしいですね。

前田健のドジャース入団会見

　日本時間の昨日朝、ドジャース入団が決まった前田健の入団会見が行われました。日本選手最長の８年契約ですが、契約金と年俸の総額が2,500万ドル（約29億5,000万円）と低水準な一方、出来高が最大8,120万ドル（約95億8,200万円）も付けられた異例の契約となりました。
　また背番号は、カープ時代と同じで、ドジャース時代の黒田も背負った18に決まりました。

　これは、入団前の身体検査において右肘にイレギュラーな点が見つかり、ドジャースがフルシーズン投げられない恐れが高いと判断したためとのことです。それでも、前田健はメジャーでも結果を残せる自信があるからこそ、出来高の割合が高い異例の契約を結んだのでしょう。
　確かにダルビッシュや田中でさえも故障による離脱があったので、２人よりも小柄で更に身体検査で５人の医師が診断して誰からも良い結果が出なかった前田健に不安を感じるのは仕方ないと思います。

　
　この契約内容については、前田健の評価が低いと捉えられていますが、出来高は細かく設定されているようなので、シーズンをフルに投げ切って活躍すれば、活躍しただけの出来高が受け取れるので、そんなに悪いとは言い切れないと思います。
　前田健には、フルシーズンを投げ切って活躍して、出来高をしっかりと受け取り、故障を心配したドジャースを驚かせてほしいですね。そして、全米にマエケンの名前を知らしめてほしいですね。　
　そして、カープ出身の黒田に続き前田健も活躍すれば、カープという球団が素晴らしいということも全米に広まるかもしれませんね。　

春季キャンプ臨時コーチに安仁屋氏を招聘

　球団は、OB会の会長を務めている安仁屋氏を臨時投手コーチとして春季キャンプに招聘すると発表しました。期間は2月5日から24日までとのことです。
　安仁屋氏は広島と阪神で活躍し、強気の投球が身上だったとのことで、引退後はカープの1軍投手コーチ、2軍監督などを歴任しました。


　投手陣は、前田健のドジャースへの移籍が決定し、明日にでも正式発表されるとのことで、来季の優勝のためには戦力の底上げが必須となります。安仁屋氏には豊富な指導経験を基に強気の投球術を若手投手に伝えて、投手王国を再建させてほしいですね。

　来季は前田健が抜けたからチームの投手成績が落ちると言われることは間違いないので、成績を上げて評論家の人たちを見返してほしいですね。

3本の矢への期待

　新年がスタートして、各選手とも春季キャンプに向けて自主トレが始まっています。

　前田健のメジャー移籍がほぼ確定して、今季は投手陣の柱がいなくなることから、戦力面だけでなく精神面でも大きな損失となります。しかし、それが残った選手たちのモチベーションとなっているようで、特に前田健の後継者として期待が高まっている、大瀬良と福井は前田健の穴を埋める活躍を誓っています。
　前田健の挙げた15勝を一人で補うことは難しいですが、複数であればそれも可能だと思っています。

　
　大瀬良は、前田健から素質を見込まれて一緒に練習するなど、エース道を直接注入されており、福井は首脳陣から飛躍を期待を受けており、今季の投手キャプテンに指名されています。2人には次世代のカープのエースとしての周囲の期待を集めています。
　それを意気に感じて、本人達も今季の活躍を公言することで自分にプレッシャーをかけているのだと思います。

　大瀬良と福井の他にも、野村に対しても周囲の期待が高いと思います。3人にはあまり気負いすぎると空回りして良くないと思うので、適度なプレッシャーとして気合を入れすぎずに、3人で力を合わせて戦ってほしいです。
　これこそ正に3本の矢ですね。

前田健がドジャースと契約合意

　新年、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。　

　今季の展望などでも書こうかと思っていましたが、いきなりビッグニュースが飛び込んできました。

　前田健が、米大リーグのドジャースと契約合意に達したと米の複数メディアが報道しました。MLBの公式サイトやCBCスポーツの電子版などがドジャースと前田健が合意に達したと報じましたが、現時点では正式な発表が無く、契約詳細については明らかとなっていません。
　MLBの公式サイトでは最大8年契約になると伝えており、大型契約になることは間違いんさそうです。


　前田健は12月14日から26日まで渡米していた時には、ロサンゼルスを拠点にして、ドジャースの施設を見学するなど、ドジャースが移籍先の大本命と思われていましたが、合意までにはもう少し時間が掛り、交渉期限ぎりぎりになるかと思っていたので、まさか新年早々の元日に決まるとは思っていませんでした。

　まだ正式な発表が無いので、前田健のコメントもありませんが、ドジャースは野茂や黒田も所属していた球団で、日本人投手の受け入れ態勢も整っていると思うので、良い球団に決まったのではないでしょうか。
　良い環境で持てる力を存分に発揮して、世界にマエケンの凄さを見せつけてほしいですね。