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再三のピンチを凌ぎ12回引き分け

2024年04月28日 21時10分20秒 | 試合結果

広島 000 000 000 000 0
中日 000 000 000 000 0

 先発の九里は、3回に2死2塁のピンチを招くも、田中を遊ゴロに抑えると、5回の1死2塁も村松を左飛、高橋宏を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 6回は安打と犠打で1死2塁とされながらも、カリステと中田をともに遊ゴロに打ち取ると、7回は内野安打と自らの失策で1死2塁のピンチを招きましたが、木下を三ゴロ、村松を左邪飛に抑えて得点を与えず、8回の打席で代打を送られ7回を4安打2四球無失点の好投でした。

 打線は4番に松山を起用するなどスタメン野手全員左打者を並べるも、3回2死後に2塁打と四球で1,2塁の先制機を作りながら、小園が三ゴロに倒れてしまい、4回から6回までは三者凡退に抑えられました。

 7回は無死1塁で坂倉が犠打を決められず、後続も倒れて走者を2塁に進めることさえできず、8回と9回も三者凡退に抑えられて得点を奪えませんでした。

 8回は島内が三者凡退に抑えると、9回は栗林が安打と捕逸で1死2塁のピンチを迎えましたが、細川を遊ゴロ、敬遠を挟んで代打山本を右飛に打ち取って無失点で凌ぎ、延長戦に突入しました。

 10回は2死後に安打と盗塁で2死2塁とするも、代打堂林は三ゴロに倒れてしまうと、10回裏は矢崎が四球と安打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、岡林を犠打失敗、田中を三振、四球を挟んで代打宇佐見を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 11回は森浦が登板して、小園の失策と安打に敬遠で1死満塁の大ピンチを迎えましたが、石川昴を二飛、岡林を二ゴロに打ち取り得点を与えませんでした。

 12回は2死後に2塁打で走者を出すも、矢野が三振で得点できず、12回裏は塹江が三者凡退に抑えて、延長12回引き分けに終わりました。

 

 高橋宏対策として左打者を8人並べたものの、3回2死後に秋山が2塁打を放った以外は2塁を踏むことができず、7回は初めて先頭打者を出すも、坂倉が犠打を決められず三振に倒れてしまい、高橋宏攻略の糸口を掴むことができませんでした。

 九里は、毎回のように走者を背負い、3回以降は4回得点圏に走者を進められる苦しい状況でしたが、粘り強い投球で中日打線に得点を許しませんでした。

 リリーフ陣も9回の栗林、10回の矢崎、11回の森浦と3イニング連続でサヨナラの大ピンチでしたが、踏ん張って無失点で凌ぎました。

 序盤こそ、カープに流れが傾きかけていましたが、中盤以降は押されっぱなしで劣勢の展開が続き、いつ失点してもおかしくない試合でしたが、よく投手陣が踏ん張り、引き分けに持ち込んだ試合であることを考えれば、勝ちに等しい一戦だったとプラスに捉えて良いと思います。

 この良い流れに乗って、明日からの首位阪神との試合に臨んでほしいですね。

 

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