カープな毎日

カープファンのひとりごと。

アドゥワがプロ初完封勝利で7連勝

2024年08月06日 22時50分30秒 | 試合結果
広島 100 022 000 5
巨人 000 000 000 0
勝利投手:アドゥワ6勝3敗
敗戦投手:山﨑伊7勝4敗
本塁打:[広島]坂倉6号、末包7号

 左太もも裏肉離れから復帰した末包が6番左翼でスタメン出場した打線は、初回に2塁打と犠打に死球で1死1,3塁の好機を作り、小園の適時打で1点を先制すると、2回から4回は三者凡退に抑えられるも、5回に四球と2安打などで1死満塁として、2死後に野間の2点適時打で待望の追加点を挙げました。
 続く、6回には坂倉と末包の連続本塁打で2点を奪って、リードを5点に広げました。
 8回には2塁打と暴投で1死2塁とするも、菊池が三振、田中は二ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。
 先発のアドゥワは、3回に四球と犠打で2死2塁とされるも、丸を一ゴロに打ち取るなど、5回まで1安打に抑えました。
 6回に連打で無死1,2塁とされるも、吉川を右飛、ヘルナンデスを中飛、四球を挟んで、大城卓を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。
 7回から9回までは無安打1四球に抑えて、巨人を3安打3四球でプロ初完封しました。チームは7連勝で貯金を今季最多の12とし、勝負の9連戦を最高の形でスタートしました。

 巨人、阪神、DeNAと上位チームとの9連戦の初戦は、アドゥワが素晴らしい投球でチームを解消に導きました。
 課題の立ち上がりから、球の切れが良く、テンポの良い投球で4回まで無安打1四球に抑えると、打線にも良いリズムをもたらし、5回に野間の2点適時打で加点すると、6回には坂倉と末包の連続本塁打で巨人を突き放しました。
 アドゥワは、6回に2死満塁とこの試合唯一のピンチを招きましたが、踏ん張って大城卓を凡打に抑えると、その後は全く危なげない投球でプロ初完封を挙げました。
 勝負の9連戦の初戦を、投打がかみ合った完璧な試合運びで快勝に導いたことはもちろんですが、リリーフ陣を休ませられたことは、チームにとっては、次戦に向けて大きな価値がありました。
 最高の形で9連戦の初戦を取ったので、チームの勢いがさらに増すと思います。この良い流れを継続させて、白星を積み重ねてほしいですね。
 

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初回5得点を守り切り中日を3タテして6連勝

2024年08月04日 21時36分52秒 | 試合結果
中日 010 110 010 4
広島 510 000 00X 6
勝利投手:九里5勝6敗
敗戦投手:根尾1敗
セーブ:栗林4敗31S
本塁打:[広島]秋山4号

 打線は、初回に四球と安打で無死1,3塁として、中村貴の適時内野安打、小園の適時打、坂倉の適時2塁打、さらに1死後矢野の2点適時2塁打でこの回、一挙5得点を挙げました。
 先発の九里は、2安打で2死1,2塁のピンチを招くも、中田を遊飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、2回に2死1塁から根尾に適時2塁打を浴びて1点を失いました。
 打線が2回に秋山の本塁打で再びリードを5点に広げるも、3回2死2塁では九里が中飛に倒れて追加点を奪えませんでした。
 九里は、4回に2塁打と二俣の野選に安打で1死満塁のピンチを招き、代打龍空の適時打で1点を失うと、5回にも2塁打などで1死3塁とされ、自らの失策で1点を失ってしまい、6回を投げて9安打3失点でマウンドを降りました。
 打線は、6回に四球と犠打で1死2塁とするも、代打堂林は三ゴロ、秋山は中飛に倒れてしまうと、7回1死2塁も小園が遊ゴロ、坂倉は二ゴロに抑えられて追加点を奪えませんでした。
 7回は島内が登板して、2塁打と四球に暴投で2死1,3塁のピンチを招くも、中田を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、8回登板したハーンが連続四球で無死1,2塁のピンチを招き、石橋を併殺に打ち取るも、龍空に適時打を浴びて1点を失い、来日初失点を喫しました。
 9回は栗林がマウンドに上がり、三者連続三振に斬ってリードを守り切って、中日の追い上げを振り切って、2カード連続の同一カード3連勝で今季初の6連勝とし、貯金は今季最多の11となりました。

 打線が初回に今季初先発の根尾から4連打を含む5安打を集中して5点を先制し、1点を返された直後の2回には秋山の本塁打で再びリードを5点に広げましたが、3回以降は2安打に抑えられて、好機であと一本が出ず、追加点を奪えませんでした。
 一方の九里は、4回に1点を失うと、5回にも自らの失策で1点ずつを失って、試合の流れが中日に傾きかけましたが、どちらのイニングもその後のピンチでは併殺で切り抜けて、大量失点を防いで流れを失いませんでした。
 7回に登板した島内は、ピンチを招きながらも無失点で凌ぐと、8回は無失点投球を続けていたハーンが1点を失ってしまい、押され気味の展開の中、中継ぎ陣が何とか踏ん張ってリードを守り、最後は栗林が完璧な投球で締めました。
 中盤以降は苦しい試合展開が続きましたが、投手陣がよく踏ん張り、野手陣もしっかり守ったと思います。
 チームとして投打が助け合う形が出来上がってきたことが、6連勝に繋がったと思います。この良い流れを長く続けていってほしいですね。
  
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森下が投打二刀流の活躍で5連勝

2024年08月03日 21時28分43秒 | 試合結果
中日 001 000 000 1
広島 000 030 10X 4
勝利投手:森下8勝4敗
敗戦投手:大野1勝3敗
セーブ:栗林4敗30S

 先発の森下は、初回に安打で無死1塁とされるも、村松の犠打を失敗させるなど、2回まで2塁を踏ませませんでしたが、3回に2安打で1死1,3塁のピンチを招き、福永に適時打を浴びて1点を失うも、続くカリステを菊池の好守で二直併殺に打ち取って最少失点で凌ぎました。続く4回無死1塁も、中田を併殺に打ち取り、5回は三者凡退に抑えました。

 打線は、4回まで毎回走者を出しながらも、2併殺もあって2塁さえ踏むことができませんでしたが、5回に連打で無死1,2塁として、矢野の犠打が内野安打となり、さらに悪送球も絡んで1点を挙げると、なおも無死2,3塁から森下が2点適時打を放って、逆転に成功しました。
 7回にも無死3塁とするも、森下が投ゴロ、會澤は三振に倒れてしまいましたが、秋山が適時打を放って、待望の追加点を挙げました。

 森下は、8回に連打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、村松を左飛、福永を三振、カリステを右飛に抑えて無失点で凌ぎ、8回を投げて7安打1四球8奪三振1失点でマウンドを降りました。
 9回は栗林がマウンドに上がり、無死1塁から三塁内野安打を打たれるも、三塁を狙った一走細川をアウトにしてピンチ拡大を防ぐと、板山を大盛の好守で左邪飛、岡林を左飛に抑えて、中日に逆転勝利して、チームは5連勝で今季最多の貯金10となりました。

 森下は序盤は制球に苦しみ、3回に無死1塁で大野の犠打を失敗させながら、村松に安打を打たれて、1死1,3塁のピンチを招き、福永に適時打を浴びてしまいましたが、続くカリステの当たりを菊池が好守で併殺にして、追加点を免れると、ここから徐々に立ち直り、4回無死1塁を併殺、5回を三者凡退に抑えて、試合の流れを引き戻しました。
 もしカリステの当たりが抜けていれば、追加点を奪われていたと思われるだけに、菊池の好守が森下を、そしてチームを救ったことは間違いなく、今日の勝敗を分けた大きな価値があるプレーでした。
 野手は打つだけがチームへの貢献ではなく、守りでもチームを勝利に導くことができることを、改めて実感したしあいでした。
 明日も堅守で九里をしっかりと盛り立ててほしいですね。
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苦手中日に零封勝ちで4連勝

2024年08月02日 22時48分28秒 | 試合結果

中日 000 000 000 0
広島 000 001 00X 1
勝利投手:黒原4勝2敗
敗戦投手:小笠原4勝8敗
セーブ:ハーン2S

 今季初登板の先発野村は、初回にいきなり2安打で2死1,3塁のピンチを背負うも、カリステを二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回も安打と四球などで2死1,3塁とされながら、細川を中飛に打ち取って得点を与えませんでした。続く4回は安打で1死満塁の大ピンチを迎えましたが、小笠原を三振、村松を二直に抑えて無失点で切り抜けると、5回は三者凡退に抑えて、5回を6安打1四球無失点でマウンドを降りました。

 打線は、3回無死1塁で野村が犠打を決められず、続く秋山は併殺に倒れるなど、3回まで2塁を踏むことができませんでした。4回2死後には連打で1,3塁の先制機を作るも、菊池が右飛に倒れてしまい、5回にも1死2塁としながら、代打堂林は遊ゴロ、秋山も一ゴロに抑えられて得点を奪えませんでした。

 6回は黒原が1四球無失点に抑えると、直後の6回裏1死後に野間の2塁打で好機を作ると、小園の適時打で先制点を挙げました。

 7回は塹江が1四球無失点に抑えると、8回は森浦が2死後に四球と安打で1,3塁のピンチを招きましたが、代打山本を二飛に打ち取って無失点で切り抜けました。

 9回はハーンが三者凡退に抑えて、中日に競り勝ち、チームは4連勝となりました。

 連投の栗林がベンチ外となった一戦で先発を託されたのは今季初登板の野村でした。
 初回からピンチの連続でしたが、ベテランらしい落ち着いた投球で、適時打を許さない粘りの投球で、中日打線に得点を与えませんでした。
 序盤は、明らかに中日が押し気味の展開でしたが、好機を逃し続けたことで、試合の流れがカープに傾き始め、黒原が6回を三者凡退に抑えたことで、6回裏の決勝点に繋がりました。
 野村が投げているうちに援護できず、白星を挙げることができませんでしたが、先発としての役割は十分に果たしたと思います。シーズン終盤に向けて、心強い戦力が加わりましたね。
 
 

 

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大瀬良の粘投が勝利を呼び3連勝で首位浮上

2024年08月01日 22時50分50秒 | 試合結果

DeNA 000 001 000 1
広  島 001 000 01X 2
勝利投手:島内7勝6敗
敗戦投手:中川虎1勝3敗
セーブ:栗林4敗29S

 先発の大瀬良は、初回1死後に連打で1死1,3塁のピンチを迎えるも、牧を三振、宮崎の四球を挟んで、山本を一邪飛に打ち取って無失点で凌ぐと、打線は、3回に3安打で2死満塁の好機を作り、中村貴の二ゴロが一走野間の好走塁で野選となり1点を先制しました。

 続く4回には2死1塁から會澤が2塁打を放つと、一走菊池が本塁を狙うもアウトになってしまい追加点を奪えませんでした。

 大瀬良は、4回に2塁打と四球に犠打で1死2,3塁とされるも、フォードを二飛、敬遠を挟んで石田裕を三振に斬って無失点で切り抜けるも、6回に内野安打に小園の悪送球と死球、犠打で1死2,3塁のピンチを迎えると、フォードに適時打を浴びて同点に追いつかれ、なおも1死1,3塁のピンチでしたが、京田を一ゴロ、代打松尾を一邪飛に抑えて、勝ち越しは許しませんでした。

 大瀬良は、7回まで投げて7安打4四死球1失点でマウンドを降りました。

 8回は島内が1四球無失点に抑えると、5回から7回まで1安打に抑えられていた打線が、8回に安打と犠打に敬遠で1死1,2塁のチャンスを作り、坂倉は三振に倒れるも、菊池が適時内野安打を放って、1点を勝ち越しました。

 9回は栗林が登板して、安打と盗塁に四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、牧を一邪飛に打ち取って1点のリードを守り切って、DeNAに同一カード3連勝し、チームは3連勝で首位に浮上しました。

 

 先発の大瀬良は、立ち上がりから制球に苦しみ、ピンチの連続でしたが、6回の1失点で踏ん張って、勝ち越しを許さない粘りの投球で試合を作り、チームを勝利に導きました。

 初回の1死1,3塁、先制した直後の4回1死2,3塁、同点に追いつかれた後の1死1,3塁のピンチで得点を与えず、試合の流れをDeNAに渡しませんでした。いずれかのピンチで失点していれば、試合の流れが一気にDeNAに傾いていた可能性が高い場面だっただけに、ここ一番で粘る投球は素晴らしかったと思います。

 打線の援護に恵まれない試合が続き、本人の白星は伸び悩んでいますが、登板した試合ではチームが白星を挙げることが多いのは、今日のように悪いなりに最少失点で凌いでいるからだと思います。

 そろそろ打線が早い回から援護して、大瀬良に楽な展開で投げさせてあげるとともに、白星を付けてあげてほしいですね。

 

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