ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

砂糖キビ畑にて

2008-04-12 16:51:50 | Weblog
自ずから成る
耕作の係数に支配された土

この土地に極楽鳥は野営し
その雫で濡れた重たい巣をいとなみ

静かに沈んでゆく ぬくもり

作物を繰り返し保っている
土力の茶色に緑は 
その巡りごとに溢れた

自ずから成る
単一作物の延々と続く うだる広土

茎から根へ
土と空気が触れ合って

表層の埃にまみれて
蛇は一尾 石垣の室で脱皮する

日は どっぷりと暮れて

土虫のすだき
芽生える耕作地の夜
小動物は食物連鎖を繰り返し
(輪廻と似ている

昨日 食した    あなた

野鼠は蛇に飲み込まれ
蛙は猫に狩られ 
骨と皮は剥離する

月が発してゆく
黒い砂糖キビ畑の影は長く うな垂れて
しめった土地の妖気に彩りを加え

静かに滅びのページを綴り

仄かな 幻は立ってゆく

遊んでいる

2008-04-12 10:39:38 | Weblog
光と風があれば 満たされる

乾ききった大地 
暗い不毛の惑星

砂塵が舞い上がり
黒々とした 太陽は巌に 濃い影を落とし

(惑星のあるべき形態が近づく

風と砂塵 舞う
体を持つ 生物は いない 

光と風と影と

霊的な存在の祭儀
濃密なコントラストの世界

それは  乱舞

風に吹かれる事はない
光と影が演出する
生命形態が たどる道筋

霊と魂 暖と冷 光と影

音楽が聞こえるだろう

惑星と惑星の調和の音階が それに合わせて

波  波   光  音   波    光 光


霊が拡散を始め
空間が明るみを増して
運動の感情は また飛翔し
軌跡が残照を残し漆黒の星々へ伸びると

花火のように爆発する 感情
色彩が 現れ  現れ
かそけく 消費され 思い出を残すのみ


閉じては開く 魂の悔恨
影は しかし 現れ
抜きがたい痕跡を残し

キズ 傷が消えてゆき
霊の血液は赤いか 流れるか

そして お決まりの  浄化
痕跡が埋められてゆく
なめされた魂


光は光と遊ぶ  ナ・カ・マ


乾燥した惑星が
小惑星群へと粉々に砕け散り果てるまで


光は霊は遊んでいる