計測された時が始まってしまった時

『計測された時が始まってしまった時』

時計が時を刻み始めてしまった時
よりによってそれが遍ねいてしまった時
為すすべも無く
刻一刻 明々白々
オレたちは掘らざるを得ない

(終わりへの一直線は計られ続けていた)

静かに耳澄ますとき
大地の憤りが
漆黒の空がメラメラ 音 立てて

ふと路傍の石が
風と語り合う声が漏れる

瞑想？の苦笑 一つ

バビロンの功罪

 

『バビロンの功罪』

バビロンの遍く星を遠く観てゆがんだ時空 混沌と混沌と