ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

見張り台

2014-01-18 10:24:55 | Weblog
四福音書読めば白光のキリストいて
病を癒し祭祀と闘い 今ここで生きている


公園の草原で寝転び空見上げ
いつまでも変わらぬ魂と魂の遊戯携えて


聖書塗り込めた柱や壁で作られた
見張り台から一歩も出ないでもいい仕事はできる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キリスト昇天後

2014-01-17 20:46:25 | Weblog
キリスト昇天後の使徒言行録
我が胸にぽっかりと穴が空いているキリストよ!


ネットラジオでクリスチャンロック流し
キリスト亡き後の新約一回精読しよう


龍宮の一部宮古島の満月は
海蛇とそのお供が通う道ができる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満月の夜

2014-01-16 22:55:21 | Weblog
満月の夜 街はざわめき
風に乗って 人々の声が届く

家々の灯りがぽつりぽつり
田舎町の外れにある家から

静かにピアノの音が
明るい闇に響く
音は暗闇に吸いとられ舞うように消え
同じフレーズが何回か弾かれて


月の明かりの中 その影と遊ぶ
子供の幻を見た
皆ニコニコと笑っていて
白い歯が印象的だ
手を繋ぎ離れたり近づいたり
あれはカゴメカゴメ
風に乗って数え歌が聴こえる

月明かりの闇は
夢を見ている明るさで

私はいつも取り残されて
一人地面に横たわり
流れる夜の雲を見つめている

ピアノの音が消え
幻が消え

後は風の音だけ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風の弔い

2014-01-15 15:19:55 | Weblog
風が乾いた大地を吹き抜ける
それも自由に闊達に
躍動する大気の流れは
街々の路地を通り過ぎて
私の家の窓に当たり
カタカタと音を立てている

汲めども尽くせぬ聖書を
微睡みの中読み進む
夢見心地の明るい午後に

街はひっそりと午後を眠り
人影もない

あの日の約束は果たされるのだろうか?
ざわめく風に消息を尋ねるため
一言二言言葉を発した

また微睡みの中へ落ちる
夢で逢えた故郷の人は
皆死者ばかりだった
多くの友が逝ってしまった

新しいフロンティアで微睡みながら
彼らを偲ぶ

風が強いね

ああ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陽射しの下で書を

2014-01-15 14:03:21 | Weblog
速度の早い雲が流れてゆく
太陽が顔を出しまた隠れる

風の音が窓を揺さぶる
電線がゴーゴーと鳴く

神々しくもある天候は
天地創造の日々を想わせ
手垢にまみれた聖書を私に取らせる

「私の水を飲む者はけっして乾かない」

確かに聖書のどのページにも
智慧と愛が溢れんばかりに書きつけられている
読み進めば心は穏やかに
力 強く生活の活力が湧き上がる

神の光の言葉の数々は
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不完全な世界を嘆かないで

2014-01-13 19:57:26 | Weblog
もっと高く もっと速く
この真っ青な大空を飛翔する

病を癒すキリストが見える
赤子を大事に抱く母がいる
ボール遊びをする子供の歓声

もっと愛して 奉仕して 慈悲の言葉を投げて

世界が不完全だからと言って嘆かないで
かけがえのない自分を大事にして
だからこそやるべきことを見つけて行為して

こんな寒い夜は暖を取って
表現の足しになる本に目を落とす
幾つになっても努力を忘れない

空は遠く想い出を蓄えて
微睡んでいるね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生の岐路

2014-01-13 15:59:22 | Weblog
太陽光が雲間から降り注ぐ輝く天使らが
光の中に躍動するそして約束はきっと守られて


人生の大きな分かれ道怨念でコニュミストになるか
神と人々への奉仕のキリスト教徒になるか選択は宇宙レベル


重荷と苦しみを負って己のどす黒い十字架を背負って
この道を進む文芸という細く途切れることのない糸をたぐる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陸亀

2014-01-12 22:37:07 | Weblog
陸亀のように首を伸ばして音楽を聴き
インド神話の如く宇宙を支える


毎夜新しいページのノート開いて
心の動きを知らせる書き方する夜十時


悲しみを苦い薬のように飲み下し
明日の活力にしてやる 俺は負けない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

16本の杭

2014-01-11 12:37:35 | Weblog
我が陣地に杭が16本打ち込まれて
見張り塔の始まり私の持分を死守


明け方の夢 柵の内側に弱音吐く私の周囲に
多くの種類の動物が黙って見ている


緑の草原が続く野性馬の集団がけたたましく
通り過ぎて後は何も無かった様に雲が流れてゆく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルシファーのその後

2014-01-09 19:58:58 | Weblog
ルシファーのその後

(ルシファーが神に反逆して幾千年立っているのだ)
宵の明星 明けの明星 輝いて
堕天使ルシファーの星
この世のものとも思えず美しく輝く

神への反逆から幾千年経ったのだろう
彼自身の考えも変わる
反省室の様な氷のコーキュトスへ押し込められ
そして解放されて 今

夜間飛行の街々の光の渦は
ルシファーの光 人口光は
あの堕天使の領分

あの明星の様に美しい光を放って
夜の大地を彩る光の夜景

神への反逆から幾千年
彼の干渉する人類は
彼の知能を伸ばし科学の発達を促し

人間に人間としての尊厳を与え
地球の運命をも左右する
大きな存在へと進化させた
進化もルシファーの領分だ

この灰の煉獄地球に
明確に天国と地獄を刻印づけた
(心一つで天国も地獄も意のまま)
花を咲かせ それを灰にすることも可能

爆弾テロが横行すれば
方やショッピングモールは花盛り

ルシファーの光を!
人工光だ!
サーチライト 手術室 都市の夜景 ヘットライト

光り輝く明星のあるところ
人工光が輝く場所は

元堕天使ルシファーが活発に働いていると
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由戦線

2014-01-08 20:32:42 | Weblog
漆黒の闇を終わりなく見詰める
遠くから風に乗り人の声 懐かしく
松明の様な灯火がちらりと光り
明るみと暗闇の対決を
草陰から覗き見る

目を開かされた私は
楽園追放のアダムのように
日々額に汗して言葉を絞り出す
ノルマを己に課して

闇で戦われている
自由戦線の地上戦肉弾戦
このペンに命をかけて
自由と正義を守るんだ

立ち上がろう
古典 七自由学科を学べ!
教養を養って
論戦で誰のも負けるな!

漆黒の闇に立ち向かう力
光は知識にあり (輝けるルシファー)
力続く限り
読書しよう
闇に負けない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潮騒が

2014-01-07 22:38:29 | Weblog
あの潮騒が優しく奏でている
海へと帰ってゆきたい
夢が潮の靄とともに立ち昇る大空に
延々と続く海岸線を見つめ続けたい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生き急ぎ死に急ぐ人

2014-01-07 17:45:33 | Weblog
生き急ぎ死に急ぐ人キリスト
ユダヤ司祭階級と渡り合い
多くの不具者を癒し 5000人にパンと魚を与え
旋風の如く我々の間を通り過ぎた3年間の白光の人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅いという事も決して無く

2014-01-06 21:34:08 | Weblog
遅いという事も無く 決して無く
否定されるべきでもなく 馬鹿にされる事も無く
また大きな溜息一つ
「後の者が先になり、先の者が後になる」と
聖書にも書いてある
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

膝の上のチーター

2014-01-06 17:30:00 | Weblog
何か広い部屋の一角で
よく慣れたチーターを
膝の上に乗せて
水牛の生肉を食べさせている
そんな幻視も一瞬通り過ぎる
もう夕暮れだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする