浮世絵の摺師安次郎を主人公にした江戸人情噺の短編連作集である。2010年8月に単行本が刊行された後、2013年6月に文庫化されている。
主人公は、浮世絵版画の通いの摺師安次郎。神田明神下にある五郎蔵店棟割長屋の一つに住み、御台所町にある長五郎の摺り場に通う。女房のお初に先立たれ、子の信太を押上村にあるお初の実家に預けて、一人暮らしをしている。通称「おまんまの安」。摺師の腕は一流。版元からは安次郎ご指名での摺りの注文が摺長(長五郎)に寄せられる位である。脇役に安次郎を尊敬する直助が登場する。安次郎の兄弟弟子で、自ら「こまんまの直」と名乗っている。正義感が強いが、少しがさつでお調子者。また直吉は、明神下を取り仕切る岡っ引き仙吉の手下の真似事もしている。直吉は様々な問題を安次郎のところに持ってくる。時に、安次郎は直吉を介して、仙吉親分の力を借りるという関係を持つ。これがストーリーの展開にも関わってくる。
冒頭に記したが、この小説は、安次郎を主人公にした連作短編集であり、5つの短編の連作として構成されている。タイトル「いろあわせ」は、摺師の仕事、いろあわせを意味しているのだろう。そして5つ話のタイトルには、摺師が摺りに使う技法の名称が使われている。各タイトルの裏ページには、その技法がどのようなものであるかが簡潔に説明されている。
摺師安次郎が主人公なので、勿論、摺長の工房である摺り場の情景や摺り場に勤める職人のシステム・分業体制、浮世絵版画の摺りの工程など、更には浮世絵出版業界の舞台裏などが、話のなかに描き込まれることになる。そこから、読者は摺師、摺師の技法、浮世絵の業界などについて、知識を広げていけるという副産物を得られる。これが一つの特徴といえる。5つの江戸人情話を楽しみながら、浮世絵の世界に一歩踏み込めるという次第。浮世絵愛好者はこの小説を一層楽しめるかもしれない。
以下、収録された5話について、簡単に読後印象を含めご紹介しよう。各話の中で、*をつけた箇所は、印象に残る文の引用である。
<第一話 かけあわせ>
時代は、水野忠邦の奢侈禁止、質素・倹約の改革が行われている渦中。まず、読者への導入として、長五郎と彼の摺り場並びに、安次郎、直吉のプロフィールが描き出される。、直吉が仙吉親分から頼まれて、同心の息子の塾通いの同行をせざるをえないという話を摺り場で安次郎に遅れた言い訳として語る。そんな話を聞いた安次郎が、その夕に昌平橋を渡ろうとしたとき、偶然にも川中の杭にしがみつく武家の少年を助けることに・・・・。この林太郎の塾通いの件に安次郎が多少の関わりを持っていくという顛末譚。
安次郎は林太郎を摺り場に連れて行く。林太郎に安次郎は摺ってみせる。
*かけ合わせ、というんですよ。
林太郎さまも一色じゃねえんです。これからいろんな色を好きに重ねられるんですよ。 p82
<第二話 ぼかしずり>
安次郎は『艶姿紅都娘八剣士』の錦絵版画を摺る。曲亭馬琴の戯作『南総里見八犬伝』をもじったアイデアの浮世絵。像主となった若い娘達を男装させた姿絵である。版元の有英堂が「金八両の番付当て」と貼り紙して、八剣士のいわば人気投票を企画した。安次郎がよく食事で立ち寄るお利久の店で、時折出会う桜庭という武士から、そのことに絡んで、八剣士のうち人気トップとなった絵の像主を教えてほしいと頼まれる羽目になる。桜庭の抱えていた切ない事情に安次郎が関わって行くことになるという顛末譚。
こんな人気投票企画、水野忠邦が認めるか・・・・やはり横槍が入る。その入り方もおもしろい。
<第三話 まききら>
日本橋の室町一丁目に店を構える紙問屋小原屋は摺長とは先々代からの付き合いがある。小原屋の長男・専太郎は10年ほど前に、手代を供にしての掛け取りの後、行方がしれなくなった。本所の仙台堀に小原屋の集金袋と印半纏が浮いているのが発見されたことで、専太郎は死んだとみなされた。その後は父・信左衛門に従い次男の芳吉が懸命に勤めてきた。信左衛門は芳吉に家督を継がせる腹づもりだった。そんな矢先に、専太郎が妻と娘を伴って小原屋に現れたのだ。小原屋ではまさに青天の霹靂。専太郎と芳吉、それぞれに事情をかかえていた。
そんな状況下、有英堂からの依頼として安次郎に小原屋の摺物依頼が入る。信左衛門のお内儀の七回忌のための特別誂えの錦絵版画である。どの紙を使うかの話合のために安次郎は直吉とともに小原屋に赴く。その結果、専太郎とは顔なじみである安次郎は、兄弟の確執話に捲き込まれていく羽目に・・・・。
一方、この第三話では、安次郎の生家のことが明らかになる。21年前に幼友達だった大橋新吾郎が安次郎の住まいを訪れるのだ。安次郎は元武士の子だった。
*余計な思いが邪魔して、伝えることをあきらめてしまう。自分の気持ちに真っ正直になれなくなる。 p201
*まききらは、砕いた雲母を散らす、雲母摺りのひとつです。・・・・膠の載ったところに雲母を散らす・・・・ですが、余計な雲母は払ってしまいます。膠に付く分だけで十分ですから。膠がぼてぼてでもいけねぇし、雲母が散りすぎても美しくねえんです。互いの加減ってのが大切なんですよ。いらねえものは落とす。だからきれいに仕上がるんでさ。 p217-218
<第四話 からずり>
大晦日、早仕舞いした後で、安次郎は直吉と神田明神社の茅の輪くぐりに行く。境内で安次郎らは、お利久と偶然に出会う。お利久の手には茅の輪がふたつ握られていた。さらに、お利久の様子が普段とは違っていることに、安次郎と直吉はともに気づいた。これがきっかけとなる。普段お利久は店で自分のことは話さないし、客のことも深くは穿鑿しない。独り者と思っていたお利久に何かがあったのか。
元旦を押上村のお初の実家で信太と過ごした安次郎は、二日に、摺り場で直吉からそっと知らされる。師走の半ば頃、ご赦免船が着き、その中にお利久さんと関わりのある男がいたということを仙吉親分から聞いたという。
仕事を終えて、直吉とお利久の店に立ち寄ろうとする。お利久の店から短躯で眼つきの暗い男が出てきたのを見る。縦縞の羽織の下に十手が覗いてみえた。これがきっかけで、安次郎は一歩踏み込んで、お利久の現状に関わりを深めることに・・・・。そこから思わぬ事実が浮かび上がってくる。お利久の哀しみが余韻に残る。
*色目がないから、白というわけではないのですよ。白という色があるんです。ただそれは、見えていても、見えないように思えるのかもしれませんね。 p280
<第五話 あてなぼかし>
五郎蔵店の住人中の古株、早起きのおたきさんが起きてこないことで、一騒動が起こる。安次郎は障子戸を叩く音で起こされて、おたきさんの住まいに駆け込むことになる。卒中かと心配したが高熱が出ていたことが原因だった。店子たちは一安心。一人暮らしのおたきさんの家族関係の背景をこの時安次郎は知る。一日仕事を休み、いつも世話になっているおたきさんの看護をすることに。おたきさんからは娘のお福の墓への代参を頼まれる。安次郎はお福には父無し児の太一という子がいるとおたきさんから聞いた。
本堂裏の墓地に入ろうとしたとき、着流し姿の若い男とすれ違った。お福の墓には線香があがり、白く細い煙が風に揺れていた。直吉に手伝わせ、安次郎は太一探しを始める。 一方、大橋新吾郎の妹、友恵が安次郎を訪ねてきた。兄の承諾を得て来たという。友恵は、おたきさんの世話をすると自主的に動き出す。
太一探しが思わぬ形で動き出す。その結果、安次郎は事態の解決のために一橋家に仕える大橋新吾郎にも協力してもらうまでに事態が転がっていく・・・・。
安次郎は太一の捻れた心の根っ子にあるものを引き出すことに。
*いまの太一に会えば、おたきがさらに自分を責めるであろうことは眼に見えている。それでもずっと澱んだ思いを抱えていることはない。太一に会って、がっかりすれば、また違う思いも湧いてくる。それはおたきにも太一にも必要なことだ。抱えたままでは、腐っていくだけだ。p340
さて、この五話を読み、この後、安次郎と大橋友恵との関係はなんらかの形で進展していくことになるのだろうか。安次郎と信太との父子関係はどうなるのか。直吉は、心中で意識している長五郎の娘おちかとの関係を深めることができるのか。ちょっと気になることがいろいろ・・・。
調べて見ると、第二弾『父と子』が単行本として刊行され、既に文庫化されて、シリーズになっている。続きを読む楽しみができた。
ご一読ありがとうございます。
補遺
浮世絵版画の作り方 :「名古屋刀剣ワールド」
浮世絵版画の作り方を解説!あの北斎の名作の原画が一枚も残ってない理由って?
:「warakuweb」(日本文化の入口マガジン)
伝統技術を極めた職人によるすべて手作業の制作工程 :「アダチ版画」
「浮世絵ができるまで ~摺りの工程~」 YouTube
Ukiyo-e from A to Z: The Printing Process of Japanese Woodblock Prints
江戸の鮮やかさ今に 東京職人「浮世絵」 YouTube
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『お茶壺道中』 角川書店
『空を駆ける』 集英社
拙ブログ「遊心逍遙記」に記した読後印象記
『広重ぶるう』 新潮社
『我、鉄路を拓かん』 PHP
主人公は、浮世絵版画の通いの摺師安次郎。神田明神下にある五郎蔵店棟割長屋の一つに住み、御台所町にある長五郎の摺り場に通う。女房のお初に先立たれ、子の信太を押上村にあるお初の実家に預けて、一人暮らしをしている。通称「おまんまの安」。摺師の腕は一流。版元からは安次郎ご指名での摺りの注文が摺長(長五郎)に寄せられる位である。脇役に安次郎を尊敬する直助が登場する。安次郎の兄弟弟子で、自ら「こまんまの直」と名乗っている。正義感が強いが、少しがさつでお調子者。また直吉は、明神下を取り仕切る岡っ引き仙吉の手下の真似事もしている。直吉は様々な問題を安次郎のところに持ってくる。時に、安次郎は直吉を介して、仙吉親分の力を借りるという関係を持つ。これがストーリーの展開にも関わってくる。
冒頭に記したが、この小説は、安次郎を主人公にした連作短編集であり、5つの短編の連作として構成されている。タイトル「いろあわせ」は、摺師の仕事、いろあわせを意味しているのだろう。そして5つ話のタイトルには、摺師が摺りに使う技法の名称が使われている。各タイトルの裏ページには、その技法がどのようなものであるかが簡潔に説明されている。
摺師安次郎が主人公なので、勿論、摺長の工房である摺り場の情景や摺り場に勤める職人のシステム・分業体制、浮世絵版画の摺りの工程など、更には浮世絵出版業界の舞台裏などが、話のなかに描き込まれることになる。そこから、読者は摺師、摺師の技法、浮世絵の業界などについて、知識を広げていけるという副産物を得られる。これが一つの特徴といえる。5つの江戸人情話を楽しみながら、浮世絵の世界に一歩踏み込めるという次第。浮世絵愛好者はこの小説を一層楽しめるかもしれない。
以下、収録された5話について、簡単に読後印象を含めご紹介しよう。各話の中で、*をつけた箇所は、印象に残る文の引用である。
<第一話 かけあわせ>
時代は、水野忠邦の奢侈禁止、質素・倹約の改革が行われている渦中。まず、読者への導入として、長五郎と彼の摺り場並びに、安次郎、直吉のプロフィールが描き出される。、直吉が仙吉親分から頼まれて、同心の息子の塾通いの同行をせざるをえないという話を摺り場で安次郎に遅れた言い訳として語る。そんな話を聞いた安次郎が、その夕に昌平橋を渡ろうとしたとき、偶然にも川中の杭にしがみつく武家の少年を助けることに・・・・。この林太郎の塾通いの件に安次郎が多少の関わりを持っていくという顛末譚。
安次郎は林太郎を摺り場に連れて行く。林太郎に安次郎は摺ってみせる。
*かけ合わせ、というんですよ。
林太郎さまも一色じゃねえんです。これからいろんな色を好きに重ねられるんですよ。 p82
<第二話 ぼかしずり>
安次郎は『艶姿紅都娘八剣士』の錦絵版画を摺る。曲亭馬琴の戯作『南総里見八犬伝』をもじったアイデアの浮世絵。像主となった若い娘達を男装させた姿絵である。版元の有英堂が「金八両の番付当て」と貼り紙して、八剣士のいわば人気投票を企画した。安次郎がよく食事で立ち寄るお利久の店で、時折出会う桜庭という武士から、そのことに絡んで、八剣士のうち人気トップとなった絵の像主を教えてほしいと頼まれる羽目になる。桜庭の抱えていた切ない事情に安次郎が関わって行くことになるという顛末譚。
こんな人気投票企画、水野忠邦が認めるか・・・・やはり横槍が入る。その入り方もおもしろい。
<第三話 まききら>
日本橋の室町一丁目に店を構える紙問屋小原屋は摺長とは先々代からの付き合いがある。小原屋の長男・専太郎は10年ほど前に、手代を供にしての掛け取りの後、行方がしれなくなった。本所の仙台堀に小原屋の集金袋と印半纏が浮いているのが発見されたことで、専太郎は死んだとみなされた。その後は父・信左衛門に従い次男の芳吉が懸命に勤めてきた。信左衛門は芳吉に家督を継がせる腹づもりだった。そんな矢先に、専太郎が妻と娘を伴って小原屋に現れたのだ。小原屋ではまさに青天の霹靂。専太郎と芳吉、それぞれに事情をかかえていた。
そんな状況下、有英堂からの依頼として安次郎に小原屋の摺物依頼が入る。信左衛門のお内儀の七回忌のための特別誂えの錦絵版画である。どの紙を使うかの話合のために安次郎は直吉とともに小原屋に赴く。その結果、専太郎とは顔なじみである安次郎は、兄弟の確執話に捲き込まれていく羽目に・・・・。
一方、この第三話では、安次郎の生家のことが明らかになる。21年前に幼友達だった大橋新吾郎が安次郎の住まいを訪れるのだ。安次郎は元武士の子だった。
*余計な思いが邪魔して、伝えることをあきらめてしまう。自分の気持ちに真っ正直になれなくなる。 p201
*まききらは、砕いた雲母を散らす、雲母摺りのひとつです。・・・・膠の載ったところに雲母を散らす・・・・ですが、余計な雲母は払ってしまいます。膠に付く分だけで十分ですから。膠がぼてぼてでもいけねぇし、雲母が散りすぎても美しくねえんです。互いの加減ってのが大切なんですよ。いらねえものは落とす。だからきれいに仕上がるんでさ。 p217-218
<第四話 からずり>
大晦日、早仕舞いした後で、安次郎は直吉と神田明神社の茅の輪くぐりに行く。境内で安次郎らは、お利久と偶然に出会う。お利久の手には茅の輪がふたつ握られていた。さらに、お利久の様子が普段とは違っていることに、安次郎と直吉はともに気づいた。これがきっかけとなる。普段お利久は店で自分のことは話さないし、客のことも深くは穿鑿しない。独り者と思っていたお利久に何かがあったのか。
元旦を押上村のお初の実家で信太と過ごした安次郎は、二日に、摺り場で直吉からそっと知らされる。師走の半ば頃、ご赦免船が着き、その中にお利久さんと関わりのある男がいたということを仙吉親分から聞いたという。
仕事を終えて、直吉とお利久の店に立ち寄ろうとする。お利久の店から短躯で眼つきの暗い男が出てきたのを見る。縦縞の羽織の下に十手が覗いてみえた。これがきっかけで、安次郎は一歩踏み込んで、お利久の現状に関わりを深めることに・・・・。そこから思わぬ事実が浮かび上がってくる。お利久の哀しみが余韻に残る。
*色目がないから、白というわけではないのですよ。白という色があるんです。ただそれは、見えていても、見えないように思えるのかもしれませんね。 p280
<第五話 あてなぼかし>
五郎蔵店の住人中の古株、早起きのおたきさんが起きてこないことで、一騒動が起こる。安次郎は障子戸を叩く音で起こされて、おたきさんの住まいに駆け込むことになる。卒中かと心配したが高熱が出ていたことが原因だった。店子たちは一安心。一人暮らしのおたきさんの家族関係の背景をこの時安次郎は知る。一日仕事を休み、いつも世話になっているおたきさんの看護をすることに。おたきさんからは娘のお福の墓への代参を頼まれる。安次郎はお福には父無し児の太一という子がいるとおたきさんから聞いた。
本堂裏の墓地に入ろうとしたとき、着流し姿の若い男とすれ違った。お福の墓には線香があがり、白く細い煙が風に揺れていた。直吉に手伝わせ、安次郎は太一探しを始める。 一方、大橋新吾郎の妹、友恵が安次郎を訪ねてきた。兄の承諾を得て来たという。友恵は、おたきさんの世話をすると自主的に動き出す。
太一探しが思わぬ形で動き出す。その結果、安次郎は事態の解決のために一橋家に仕える大橋新吾郎にも協力してもらうまでに事態が転がっていく・・・・。
安次郎は太一の捻れた心の根っ子にあるものを引き出すことに。
*いまの太一に会えば、おたきがさらに自分を責めるであろうことは眼に見えている。それでもずっと澱んだ思いを抱えていることはない。太一に会って、がっかりすれば、また違う思いも湧いてくる。それはおたきにも太一にも必要なことだ。抱えたままでは、腐っていくだけだ。p340
さて、この五話を読み、この後、安次郎と大橋友恵との関係はなんらかの形で進展していくことになるのだろうか。安次郎と信太との父子関係はどうなるのか。直吉は、心中で意識している長五郎の娘おちかとの関係を深めることができるのか。ちょっと気になることがいろいろ・・・。
調べて見ると、第二弾『父と子』が単行本として刊行され、既に文庫化されて、シリーズになっている。続きを読む楽しみができた。
ご一読ありがとうございます。
補遺
浮世絵版画の作り方 :「名古屋刀剣ワールド」
浮世絵版画の作り方を解説!あの北斎の名作の原画が一枚も残ってない理由って?
:「warakuweb」(日本文化の入口マガジン)
伝統技術を極めた職人によるすべて手作業の制作工程 :「アダチ版画」
「浮世絵ができるまで ~摺りの工程~」 YouTube
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『空を駆ける』 集英社
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『広重ぶるう』 新潮社
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