湯瀬ＰＡのベニ山桜と白樺です。
今朝、名も無き田舎者は車内でなんと４席を占領している会社員風の男性を注意していただきました。
シートリクライニングを目一杯倒し、隣席と後ろの席に荷物、混み合う中で誰の目にもその光景は常識はずれに写っていたはずです。
湯瀬ＰＡに着いたら一つ言ってやろうと構えていると、いつもの車内アナウンス、お決まりの文句を語る若い乗務員の無機質な口調に「そんな事より、お前の後ろの奴を何とかしろ」と苛立ちが増したのです。
そうだ！自分が注意して万が一の事態よりも、この若い乗務員に仕事してもらおう・・と「注意してよ」と声を掛けると「そうですか、わかりました」のなんとも言えない口調での返事。大丈夫か？何か不測の事態が起きたら手助けしてやるからな？・・・
どうなる事かと様子をみていると、ナニやら２人がやり取りを始めた。
程なく会社員風がシートを少し起こし、周囲を気にしながら不機嫌そうに荷物を寄せ席を空けた。
その後には先程とは違い、キリリとした態度の彼、席が片付くと、ニコリとしながら乗員数を数る姿は満足気でした。
やる時はやるじゃないか、自分で注意しなくて正解だった、今日は朝から良い場面を見せてもらったな～