10月10日・・・前は体育の日、今「貯金箱の日」だとか・・・よくまぁ、誰が考えるのかナ・・・。
貯金と聞くと思い出すエピソードがあります。
昔、会社の先輩がラジオ番組に応募し流れた、自分と子供のお金にまつわる話を紹介しましょう。
お正月は父親よりお金持ちとなるのは、お年玉バブリーな子供達、K家も例外ではなく、こんなやり取りが・・・
「カナメ、ちゃんと貯金しろよ」(カナメとは長男の名前)
「・・・」何やら外の事に夢中で返事無し
「カナメ、お金は貯金すると増えるんだぞ・・」
「・・・」まだ返事無し 「そういえばカナメ、お前貯金って知らないもんナ・・貯金箱にチャリンて入れるんだ・・お札はたたんで入れろ・・ナ」
「貯金?・・」やっと返事
「そうそう、貯金!」
「僕、貯金知ってるョ・・するの?していいの?」
「ほぉ~、カナメすぐしろ、エライな~お前・・・」と言いながら振り返ると、片手にお年玉袋、もう片方に・・・
「カナメ!!待て!!そのチョキンじゃない!」
片手にハサミを持ちお年玉袋を半分にしようとしているのをすんでのところで止めた。
カナメは覚えたてのハサミの使い方をご披露できないのが残念の様子だった・・・
仙台出身のKさんは、家族で鹿角に赴任し鹿角をとても気に入っていました。
カナメ君の妹は鹿角生まれ、名前は「アカネ」とつけました。 鹿角の里、茜・紫の紫根染・茜染と、当時住んでいた米代川近くの綺麗な夕焼け空にちなんだと聞きました。
彼との出会いやエピソードも名も無田舎者の人生観に大きな影響を与えてくれました。