ワタクシの父はワタクシが40才の時に亡くなった。
87才だった。
(ワタクシは父47才の時の子だ)
父が亡くなってから、それからワタクシは父に見守られている感覚をもつようになった。
ちょっと薄気味悪い話かもしれないが、悪霊でも、死霊でもないので、そこのところは安心してくだされ。
守り神のような存在だ。
(いないのだけれども・・・)
いつも肩のところあたりにいて、ずっとワタクシを守ってくれている。
いくつかの艱難辛苦を乗り越えられたのも父のおかげだ。
無事に定年退職までやってこられたのも父のおかげだ。
これからもずっと肩のところにいて、いつもワタクシを見守ってくれることだろう。
ワタクシがこの世を去る時まで。
ワタクシがこの世を去ったら、今度はワタクシが息子を見守る番だ。
そうやって、守り神の役はじゅんぐりに回っていく。