三日坊主のトレーニング日誌

タイトルはトレーニング日誌ですが、日々の徒然を記録していきます。

熊本大学付属病院入院記その3&検査結果報告

2016-01-20 20:52:54 | 日記

「熊本病院入院記その3」となるところですが、今日検査結果がでたのでまずはその報告から。

  結果は「陽性」でした。二つの負荷試験及び副腎静脈カテーテル検査の結果から
血圧を上げるホルモン「アルドステロン」が腫瘍がある副腎(右)、腫瘍がない副腎の
両サイドから多量に分泌することが分かりました。
  両方の副腎から「アルドステロン」が出ているので、腫瘍を切除しての治療はできず、
「セララ」という薬を飲んで「アルドステロン」の分泌を抑えます。 
  明日の朝から飲むので、その効果に期待したいと思います。

 7日(木)の昼食
  検査後の最初の食事(ご飯はお粥) 

  

  このフルーツ蜜豆はおいしかったです。
 

 7日の夕食
  
  このカツの味付けも香ばしくて美味しかったです。この3倍の量を食べられたら、と思いました。
   

1月8日(金):入院5日目

  さて、昨日の尿道カテーテルから1日が過ぎました。カテーテルを抜いて今朝6回目の
排尿で痛みがすっかり消えました。ホッと胸をなで下ろしました。
  この日は次の3つの検査がありました。

  ①生塩負荷試験
     採血後、点滴で生理食塩水2Lを4時間かけて血液に入れます。
      4時間安静にし、点滴終了後にもう一度採血をして終了です。
     これは「レニン」と「アルドステロン」の分泌状況を調べる検査です。
  ②ABI
     両二の腕、両足首の血圧を測定して、動脈硬化の状況を調べます。 

  ③心エコー
     超音波による心臓の動きを調べる検査です。多分狭心症の状況を
     調べるものだと思います。

 8日の最初の食事
  

8日の夕食
 

 病棟から見た風景(ヘリポート)
  

病棟北9階から見た熊本城
 

沈みゆく夕日
 

今日も検査で半日が過ぎました。

1月9日(土):入院6日目
 検査は明日まで24時間蓄尿です。10日の朝9時までで3Lの尿が出ました。
 
9日の朝食
 

9日の昼食
 

9日の夕食
 

この日は蓄尿しか検査がないので、病院の敷地内を歩きました。1周で1kmあり、これを2周しました。
それと、病院の階段を1階から12階までを4往復しました。これが結構いい運動になりました。

 

 

  

 
 


熊本大学病院入院記その2

2016-01-19 22:34:19 | 日記・エッセイ・コラム

1月7日(木):入院4日目

 いよいよ、副腎静脈カテーテル検査の日を迎えました。
 
 朝から絶食でした。太もも内側(そけい部)の剃毛は確か前日に比較的若い看護師さんが行ってくれました。
 ここまでは良いのです、そして次の段取りが人生初めての経験でした。
 それは、尿道カテーテルの挿入です。
 朝9時に男性の看護師さんが来て、それを行いました。 
 この時の感覚は次の通りです。
  最初は高熱(39度ぐらい)の時の尿道を熱い尿が外に出て行く感覚が先端から尿道の奥にかけて伝わります。
 その感覚が尿道の内壁を伝わった後、激痛が尿道全体(先っぽから根元まで)を襲いました。
 しばらくすると何とか我慢できる状況になりました。それから、検査室に移動しました。
 そこのスタッフの看護師さんが尿量を調べられるとほとんど出ていない状態でした。
 そこで、「カテーテルの入りが浅いのでもう少し奥に差し込みます」
 「えっ・・・」と思うやいなや、看護師さんはカテーテルを一旦引き戻し、そして、
 膀胱にしっかりとカテーテルを押し込みました。
 この時の痛みと言ったら何と表現したらいいのか。私には適切な語句が出てきません。
 的確な修飾語が浮かびません。
 とにかく、52年間生きてきて、感じたことのない強烈な痛みでした。
 その後の太もも内側の静脈からカテーテルをさし、副腎に向けてカテーテルを移動、
 そして、血液採取はなんともありませんでした。検査時には眠くなる薬を打ってあり、
 検査途中でウトウトしている間に検査が終わりました。
 

11:50に検査室を出て、入院している部屋に戻り、12:00~14:00の2時間安静していました。
 安静が終わり、尿道カテーテルを抜くことになりました。これが一番痛かったです。一瞬の痛みでしたが、
 せがれが取れてしまうような痛みでした。強烈なヒリヒリ感が尿道内壁全体に押し寄せました。
 その後、この日最初の食事を取りました。尿道の痛みは少しは薄らいで、違和感が残るだけになりました。
 そして、検査後初の排尿。これが最悪でした。傷むことは事前に知らされていましたし、予想もしていました。
 しかし、この初排尿がこれほど気色が悪く痛いものだとは思いませんでした。

 便器の前に立ち、我が倅に手を添えます。尿意はしっかりとあります。膀胱から尿が尿道に向かった瞬間、
強烈な痛みが走ります。そして、チョウチョロと尿が出た後の感覚がいけません。
 尿が出ている感覚はあるのです。尿が尿道いっぱいに広がり今にも先端からこぼれ出そうな感覚が痛みと
ともにしっかりとあるのです。しかし、一滴も尿は出てきません。陰茎が尿でふくれあがりそうな感覚が襲います。
しかし、膨れあがることも、尿が出ることもありませんでした。いくら息んでも出てきません。
 尿道が癒着したのかと心配しました。しかし、何とか、2回目、3回目の排尿の時には、まだ尿道の痛みはありましたが、強烈な残尿感はでませんでした。
 4,5回目は尿道の先端に痛みがありましたが、翌朝6時過ぎの6回目の排尿の時には痛みは完全になくなりました。

 尿道カテーテル編はこれにて終了です。
 


熊本大学病院入院記その1

2016-01-17 14:30:21 | 日記

1月4日から14日までの11日間、熊本大学付属病院に検査入院をしました。
高血圧の原因の一つである「原発性アルドステロン症」の確定検査の入院です。

1月4日(月):入院1日目

 思ったほど朝の渋滞はなく、朝9時00分頃に熊大付属病院につきました。
 入院受付で入院の手続きを行い、入院先である西館9階に向かいました。
 ここは内分泌(ホルモン関係)、腎臓病、糖尿病関係の入院病棟です。
 この階の受付に行くと、病室に看護師さんが案内され、担当医、薬剤師、
看護師そして医療事務と様々なスタッフの方が来られて諸手続を行いました。
 腕に認識番号が印字されたバーを巻かれたり、これまで服用していた薬を提
出したりと、約30分ほどの手続きがありました。それが終了したのが9時30分
過ぎで、この後、妻は帰宅し、私は荷物を簡易クロゼットに片付けました。
 
 この日は、昼食後に3つの検査がありました。 
  ①胸部レントゲン
  ②副腎静脈プロトコルCT(血管造影剤利用)
  ③心電図

 ②は今回の入院のメイン検査である副腎静脈カテーテル検査のために、副腎
につながる静脈の大きさや経路を調べるCT撮影です。この時に、血管造影剤を
静脈に注入します。その装置がSF映画に出てくる装置のようなデザインでした。
 薄い黄緑色の液体(血管造影剤)が入った極太の注射器が二本平行に並べられ、
それぞれの先端が一本のチューブにまとめらています。そのチューブの先端にある
針が静脈に刺してあります。この時はさすがに写真撮影ができませんでした。
   「血管造影用注入装置」でググって見て下さい。ある意味かっこいい機器がでてきます。
 この検査の後で腹と頭に軽い蕁麻疹ができました。検査技師の人たちが確認をされ、
しばらく生理食塩水の点滴をしたまま、検査準備室で様子を見ました。
 30分経って蕁麻疹が軽くなったので、点滴を外し、心電図の測定場所に移動しました。
 ここでは、安静脈拍数が40ととても低く、検査技師の方がどうも無いか尋ねられました。
 「アイトロール」と言う心拍数を抑える高血圧剤を服用していることと日頃からランニングを
している事を伝えると、納得されていました。 心電図の振れはきれいであるということでした。

 右腕に取り付けられた認識バンド
   このバーコードを各検査室の受け付けでピッとチェックされます。

 入院部屋(4人部屋)
   9階南西部にあります。コンパクトで必要十分な調度品が設置されてあります。

 ドクターヘリ
  救急患者をドクターヘリが乗せて飛んできました。
  初めて見る光景です。動画も撮りました。アップの挑戦してみます。

 4日の夕食
  私の場合は普通食でした。1日の摂取カロリーが1900Kcal、タンパク質70g、塩分が11gです。
  食事は朝8時、昼12時、夕6時です。この食事の間隔になれるのに3日ほど掛かりました。


1月5日(火):入院2日目

  検査内容
    ①カプトプリル負荷試験
      カプトプリルと言う薬を飲み、血漿レニン活性を採血に寄って測定する。
      正常では血漿レニン活性の上昇が見られるが、本症では抑制されたままとなる。
       (1)朝から絶食。検査30分前にトイレを済ませ、その後ベットで安静にしておく。
       (2)担当のドクターが朝8時30分に来て採血し、その後でカトプリルを飲む。
       (2)1時間30分ベット上で安静にしておき、2度目の採血を行い終了。
   ②24時間蓄尿(1月5日10:00~1月6日10:00)
      24時間に出る尿をすべて集める検査。3Lの巨大ビーカーにためました。

1月5日の朝食
 検査で絶食だってので、午前10時20分に朝食でした。
 

1月5日昼食

 
1月5日夕食

 病院では朝6時、10時、午後5時の3回体温、血圧、酸素濃度、脈の点検があります。
  血圧はほぼすべて携帯電話で撮影をしました。基本的には125ー60、脈拍数50~45と非常に安定した数値を
 示していました。「本当に高血圧なのか」と言う数値でした。

1月6日(水):入院3日目

 検査内容
   ①骨密度測定
      レントゲン検査を行い、骨密度を測定する。
      この結果はすぐに分かり、入院している部屋で看護師さんが、測定検査が100%と言われる。
      比べる標準年齢を尋ねると「20から30才」と答えられ、内心ほくそ笑む自分がいました。
      このブログを書きながら調べたら「検YAM(Young Adult Mean) 20から44才の骨密度の平均」と比べる
      そうです。これが100%なので骨密度は良いという結果になりました。

   ②画像診断科受診
      今回の検査入院のメインとなる副腎静脈カテーテル検査を担当されるドクターの説明を受ける。
      この検査の意義と検査上のデメリット(造影剤のよるアレルギー反応、カテーテルによる血管への影響など)の話を
      される。私もいくつかの質問を行い、それに対しても丁寧に答えていた出した。最終的に検査の同意書にサインを
      行って終了。
     

 6日の朝食

 6日の昼食

 6日の夕食

 病室から見える景色

  7日(木)の副腎静脈カテーテル検査がメインの検査なのですが、これがとんでもなかったのです。
   男性にとってこれほど過酷なことはないと思います。
 
 つづく

    


今日は15km走りました。

2016-01-03 23:02:26 | トレーニング

今日は15km走りました。記録は以下の通りです。
15kmが1時間41分24秒でした。 

風呂上がり後の体重は67kgでした。まずまずです。

 

さて、明日から熊本大学病院に「原発性アミドステロン症」の検査で2週間の検査入院をします。

その間、禁酒は当たり前ですが、ランニングできるかどうかが分かりません。
筋トレ用のチューブは持って行く予定です。

体重については記録できたら、記録していきたいと思います。