１日１ドル以下

　１日１ドル以下で生活しなければならない人が、１０億人、この人達を救うのに必要な費用は世界の最富裕層１０％の所得の１．６％だそうです。
　０５年の国連の報告を日本共産党の第２５回大会の議案に引用しています。それによると「必要な費用」とは３，０００億ドル、現在の日本円にすれば２７兆円。
　世界の最富裕層とは、アメリカの大手証券会社は、「主な居住用の不動産を除く最低１００万ドルの純資産の持ち主」を言うそうです。
　０８年末の富裕層は約８６０万人、その資産を合わせると３，０００兆円。日本の富裕層は世界の１６％、約１３６万人、純資産１００万ドル＝９，０００万円。
　母親から９億円もらった鳩山首相は富裕層に入れても可笑しくはないでしょう。先の国連報告の考え方は、この財力を貧困層減らしに役立てようと。
　社会保障が削られ、貧困層が増えている今の日本でも、税収が少ないと泣き言を言う前に何とかしてもらいたいものですね。