貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

預金利子20% 株配当10%

2009年12月23日 15時24分54秒 | 「しんぶん赤旗」を読んで
 世界的な不況のもとでアメリカでは財源確保に株のもうけに対する税率を25%から30%に引き上げ富裕層からの負担を求める提案が出されているそうです。
 ところが日本では、株譲渡益や配当に対する税率は本来の20%から10%に半減したまま手を付けていません。私たちがこつこつ貯めている預貯金の利子には20%も掛けているんです。
08年度の企業決算によると、赤字赤字と言いながら労働者の首を切り路頭に放り出しました。しかし、それとは別に今まで企業が貯め込んだ内部留保金で1株100円(トヨタ自動車)を配当。457万株(全体の0.13%)を保有している豊田章男社長は4億5、700万円を得て税額は4,570万円。
 一株当たり120円を配当した京セラの680万株を所有する稲盛和夫名誉会長は8億1、600万円を受け取ったことに、で税額はと言うと8,160万円。
 国税庁07年の申告所得税標準調査の合計所得が100億円を超え、主な所得を株式譲渡所得としているのはわずか8人。この8人が軽減税率の適用を受けているして計算すると何と一人当たり約35億円の恩恵を受けていることになるそうです。
 何という格差、格差と言うより月とスッポン差とでも言うのでしょうか。財源がないなら富裕層からがアメリカをはじめ世界の流れのようです。鳩山さんどう思います?