31日、最後の一人の集金できました。この奥さんは岩手に遠い親戚がありその親戚が酪農家で牛を沢山飼って居るんだそうです。
先の大震災では地震の被害は少し受けたようです。これから頑張ろうと思っていた矢先に放射能で汚染された稲わらを食べさせていたために牛が内部被爆して食肉としては流通できなくなったと。
「国が買い上げてくれるじゃないの」と言ったら「いつ金が入ってくるか、わからね、それに買い上げてくれたこの牛どうなるんだべ、まさか餌もくれずにほって置くわけにもいかね、毎日餌は与えねば何ね。この金はどうしてくれるだ、これから牛飼えなくなるだ」と嘆いていたそうです。
そして、じっちゃん(78)は毎日ご飯を食べながら「とんでもねーことしてくれた、地震だけならなんとかなったに・・・」と呟いている。「とても見てられね」とその息子が言っていると話してくれました。