北海道泊原発の営業運転が再開されようとしています。
この泊ま原発3号機の建設についても、1999年10月に北海道が行った同原発に関する意見募集で「賛成意見」を出すように北電の社員を通じて働きかけるよう「やらせ」をしていたことが判明しているとの事です。
建設の是非をめぐり、「意見を聞く会」に社員に「賛成」意見を集中するよう極秘文章で指示していたそうです。
「厳秘」と書かれた文書には「社内からの発言は行わない」と注意がした上で「主婦の立場から原子力は必要だと考えています」などとひな形まで準備されていたそうです。
当時の共産党道議の追求で「意見を聞く会」を中止し、北電社長が陳謝し延期になったと言うことです。
今回も道特別委員会で議論になっていましたが、知事は「住民の意見を聞く」と言って周辺の関係市町村長に意見を求めたそうです。
”泊原発は安全ですから、私の責任で運転再開をしたいので宜しく”って言ったかどうかは知りませんが、これが住民の意見なんでしょうか。
事故が起きたら知事さんが責任を取るのでしょうか?、取れないじゃないですか?「責任」っていったい何なんでしょう。