3月1日はマーシャル諸島のロンゲサップ島に白い雪が降った日です。島民は雪だと思って、子供などは食べたり、体に塗りつけたそうです。
この粉は、アメリカによる広島型の原爆の1,000倍もの破壊力を持つ水爆実験で粉々になった珊瑚礁が振ってきたのです。
そして、久保山愛吉さんらが載ったマグロ漁船の上にも。放射能を浴びた久保山さんは「核兵器による犠牲者は私を最後にして欲しい」と言い残して逝きました。
広島・長崎に次ぐ犠牲に日本中は激怒しました。世界の人たちも共に原爆反対の声を上げました。
日本と世界の批判を押さえ込もうと、原子力の平和利用、つまり原子力発電でした。
それを押し進めるために「原発は安全だ」と言いふらし何の根拠もなく「原子力発電の「安全神話」を作り上げたのです。
そして、チェリノブイリの事故などが起きてもこの神話を使い続けて福島原発事故が起きたのです。
この事が私たちを安全神話から目を覚まさせてくれました。
このまま原発を稼働させ続ければ40年が寿命として設計された原発は何時事故を起こすか解りませんし、新しく作ったとしても今の技術では100%安全なんてあり得ません。その上、発電に使った残り滓の処理も完全ではありません。
もう、これ以上放射能で汚染されたくありません。原発は廃炉以外はないのでは無いのでしょうか。
今月の11日には、日本中で原発反対、原発は要らないの声を上げる集会が開かれます。
是非、貴方も参加しませんか。
写真は記事とは無関係です。