最低生活基準が生活保護基準より低い生活をしている人が居るから、生活保護基準を削減すると政府は言い出しています。
私は、生活保護基準についてはその内容も仕組みもほとんど知りませんでした。
そこで、この基準を知りたいと「生活保護とわたし」(和久井みちる 緒)を読みました。保護を受けるには申請時から受理されるまでの超困難さと保護での生活、保護から抜け出す難しさと人間の尊厳の尊さをを知りました。
生活保護者は「怠け者」「保護を貰ってパチンコ三昧」「酒飲んで・・・」「働かなくても食っていけるから言いなー」などの偏見を報道などを通じて植え付けられてしまっていたことも。
生活保護って何なんだろう、人間の尊厳って、と考える良い参考書だと思います。
出版社は、あけび書房です。お値段は1400円+税です。