判決後の議会事務局の態度。これってどう思いますか?
小越 智子
県議海外視察住民訴訟で、高裁の全面勝訴判決をうけ、いよいよ県議会が判断するときです。海外視察廃止をずっと主張してきた私は議長に要請に行きたいと議会事務局にアポをとりました。
すると議長が会いますが、マスコミはご遠慮いただきたいと、議会事務局から携帯に電話がかかってきました。
「どうしてマスコミがだめなのか」にはまったく返答しません。
そして私に、県議会議員の小越智子からそのことをマスコミに言ってくれというのです。
「はあ??」 「なんで私がいうのですか。私はすべてオープンにマスコミにも県民にも議員活動を公開しています。それはマスコミと議会事務局との関係でしょ」
「いえマスコミが来られても大変じゃないですか」
「じゃあ、そう言って議会事務局が言えばいいじゃないですか。どうして私が言うの」
「議長に会われる前にマスコミに投げ込み(こういう要請しますという文書を記者室に配布すること)ますか。」
「もちろん。私がこういう活動するということを知らせるのですから」
「それを議長と会ってからの後にしてくれませんか」
「はあ!!そんなことを事務局にどうしていわれなきゃいけないのですか。議員活動、政治活動をあなたに制限される筋合いはありません」
「でもマスコミが来ても議長室に入れないのですから。困るじゃありませんか」
「それは議会事務局の仕事でしょ。これじゃ私がマスコミを断ったことになるでしょ。マスコミがきたら事務局が対応すべきことでしょ。なんで私にそういうことさせるのですか」
もう怒り心頭です。なんで私がそんなことするのか。私の活動をどうして議会事務局に指図されるのか。大きな声を出し始めてしまいました。
「私から投げ込みといっしょに議会事務局がマスコミシャットアウトしていると事前に言います。この経過も全部マスコミにお伝えしますからいいですね。」と強く念押しした。
重大なことにマスコミシャットアウトするというのは議長判断ではないというのだ。議会事務局の判断だというのだ。
たしか同じことが1年前の教育委員長への要請にもあった。トップはいいというのに、職員が公開しようとしない。
なんだこの体質は。
県議海外視察は私的旅行だと高裁の判決がくだった。
県議会議員の稚拙な報告書や特権意識がまねいた結果だ。
しかし、そのことを議会事務局も黙認していたのかと疑いたくなる。
なんだ、議会事務局も特権議員と同じか!
24日11時半に議長に要請に行きます。
その前にもっと細かく電話のやり取りの経過もつけてマスコミに投げ込みたいと思います。
県民のみなさんに、この閉ざされた県議会の実態を伝えたいです。
こころある、マスコミ関係者のみなさん、取材してください。.