オーストラリア産の牛肉が関税引き下げによって、安く大量に輸入されることになりそうです。協定発効から1年目で38.5%から32.5%に、さらに15年目には23.5%に引き下げられろそうです。
スーパーで値段を見てみると一番安いのがアメリカ産、次がオーストラリア産、日本産の約半値の時もあります。日本の牛はどうなってしまうのでしょうか。畜産農家は?。
一方日本から輸出される中小型車は関税0にトラックなどは3年目に0に。日本の自動車産業はえびす顔です。
それに、今問題になっているTPP交渉の内容も発表しませんが、関税0が基本中の基本です。日本とオーストラリアの今回の経済連携協定より、どう転んでもこれより低い関税になるんでしょうね。そうしなくてはアメリカは「うん」とは言わないでしょう。
そうなると「守るものは守る。5品目は例外だ」との自民党の公約は一切廃棄されてしまうでしょう。オバマ大統領の来日に向けて水面下で交渉されているようですが。