一昨日8月6日は70年前 広島に原爆が投下された日です。
そこで、私達スペイン語教室では昨年の広島平和宣言(スペイン語版)を利用して勉強しました。
『水をください』と叫ぶ、顔は焼けただれ、大きく膨れあがって睫や眉毛はやけ制服はボロボロとなった下級生に、『重傷者に水をやると死ぬぞ』と止められ『耳を塞ぐ思いで水を飲ませなかった。死ぬと分かっていれば存分に飲ませてあげられたのにと今でも悔やみ続けています。』あまりにも凄絶な体験ゆえに過去を多く語らなかった人々が、年老いた今少しずつ語り始めています。『本当の戦争の残酷な姿を知って欲しい』と訴える原爆孤児は、廃墟の町で、橋の下で、ビルの焼け跡の隅、防空壕などで着の身着のままで暮らし、食べるために盗みと喧嘩を繰り返し、教育も受けられずヤクザな人々のもとでかろうじて食いつなぐ日々を過ごした子供達の暮らしを語ります。
『若い人に将来二度と同じ体験をして欲しくない』との思いから、『戦争分化では無く、平和文化を創っていく努力を怠らないこと』の大切さを、脅し脅され、殺し殺され、憎しみの連鎖を生み出す武力ではなく、国籍や人種、宗教などの違いを超え、人と人との繋がりを大切に、未来志向の対話が出来る世界を作らなければなりませんと。
この記念日の前に、国会では中谷防衛省が『武器弾薬と同じように核兵器も兵站出来る』と答弁しいています。
このような武力による『積極的平和』と言う安倍政権の『戦争法案は』廃案しか無いのではと思います。
2014年8月6日の広島市長の平和宣言をご一読ください。