東日本大震災から今日で5年が経ちました。 世論調査では復興状況は約3/4の人が「復興されていない」と。
大震災後、復興に当てる財源として復興税なるものが創設されました。 所得税、住民税、法人税に上乗せするという形で徴収されています。
所得税は2013年1月1日からの25年間、税額に2.1%を上乗せするという形で徴収されるものです。
法人税は2012年4月1日以降から始まる事業年度からの3年間、税額の10%を追加徴収する事になっていましたが1年前倒して廃止されました。
税の使途は被災地に限定しており、政府はこれらの増税で10.5兆円を捻出すると言う計画ですが、この税金、何処にどれだけ使われたのでしょうか。国民の復興が遅れているという意見に、税金を徴収し、使用する政府はしっかりと(安倍首相の口癖)説明する必要があるのではないでしょうか。
その上で、遅々として進まない復興をどのようにして行くのかを「安倍内閣の重要課題、福島の復興なくして・・・」
まさか、「25年かけて復興させれば良いんだから」なんて思ってはいないんでしょうね。私たちは東日本が1日も早く立ち直れることを心から望んで、復興税も我慢しているのです。
消費税の10%への引き上げを強引に推し進めるのでは無く、法人税の増税と軍事費削減で東日本大震災の復興を推し進めることじゃないでしょうか。