唯一の楽しみはインターネットで家族と連絡を取る時です。家族とは「楽しい話だけします」「ネットにも楽しい写真だけ載せます。つらい話はしません。家族を悲しませたくありませんから。」
これは、ベトナムから日本に実習生として企業で働いている人です。日本共産党の「しんぶん赤旗」に掲載されている、特集、資本主義の病巣「外国人労働者を追って」を読んで解ったと事です。
ベトナムを出て日本に来るときは、家族の困窮生活を少しでも軽くしようと、家族を説得して日本に来たのです。その時の契約は、「仕事は週5日、基本給は月13万8千円、残業は無し、給料はきちんと払うから心配しないでいい」寮は「住居は広くて8~9人が住める、寮費は21,000円」と社長から告げられました。ところが、給料は120,654円。差し引けれたお金の明細は記載無し、寮費は31,000円と多く引かれ、土曜、日曜も働かされました。
これじゃ、昔の女工さんと変わりは無いじゃないでしょか。実習生とは名ばかり、ただの労働力提供者ではないでしょうか。
これが安倍政権の実習生の実態です。こんなことを許しておけば、奴隷社会になってしまいます。決して許せません、実習生はちゃんと技術を身につかさせて帰国させるべきです。
この事特集は、まだまだ続きます。ぜひ、「しんぶん赤旗」(日刊紙)をお読みください。