珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

母親との会話

2020-05-25 | 日記
実母から電話がかかってきたので、着信表示をみて、毎度のことながら覚悟をもって出た。
どうせ3カ月間どっぷりワイドショー漬けになって「コロナ怖い」で頭がいっぱいなんだろうなあと思ったら、想像を100倍くらい超えたそれだった( ̄Д ̄;;

「日本はそれほどでもなかったよね」
「それほどでもって世界中が大変なことになってるのよ!!あんなガタイのいい外国人がバタバタ死んでるのよ!!」
「ガタイがいいのと健康って関係ないでしょ。健康な人はジャンクフードばっかり食べて肥満になるなんてことないし。イギリスなんて肥満大国だし…」
と言いかけたけど、止めた。
とにかくあんな世にも怖ろしいウイルスはかかったら死ぬに決まってる。あんなチャキチャキの岡江久美子さんが亡くなったんだから恐ろしくて家の中に縮こもっている。それにそれに…と延々20分はまくしたてられて、もはや何を言っても無駄だった。

あんな田舎に住んでて誰から感染するというのやら?
どうやら岡江久美子さんが亡くなったことは人が1000人くらい死んだイメージらしい…
トドメに「私と同じ考え方は世の中の99%よ!!」と断言されて、これ以上何をいわんやである( ̄_ ̄ i)

マスコミの狙い通りというべきか、こういうタイプの高齢者を惑わすには「イメージ」で充分なんだと思った。

母親は10万円の給付金の手続きも「コピー」という横文字が出ただけで、どうすればいいかわからない、コンビニに行って店員さんに訊くのも気の毒でできないと言った。
近くに住んでいたらそんなことくらいお安い御用だし、せめてそこまで怖がらせることもないのにと思う。

S問題で親子の温度差を訴える人は多いけど、そうじゃなくても親子のギャップなんてどこでも似たようなことはあるんじゃないかと思う。
最近はそれもこれも自然現象の一つのように見れるようになったというか…
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忘れられた世界

2020-05-25 | 思うこと
これは私の知る限りだけど、マスコミで
「こうすればウイルスと共存しても大丈夫」「共存する方法」という視点で積極的に発信したものを、まず見たことがない。
まずもって人にとってウイルスは危険、怖い、厄介、廃除、撲滅、関わらないようにする、
嗚呼ワクチン、特効薬ありきというかね。

これは以前書いていたSアンチブログでもそうだった。
Sアンチでありながら、狂信者の私と全く波風を立てずに長年共存した夫のようなタイプは、少なくとも長年ネットで探してみたけどまず出会わなかった。
今も知らない。

圧倒的に人気で支持されるのは、いわばネット受けするのは、それに全否定で悲鳴を上げる方だと思う。

誤解を恐れずに書くと「ネット、或いはネット民」というのは、共存が不得手な世界なんだと思う。
わざわざでも主張したいのはイエスかノーの両極であって、必ず賛否に分かれてしまうというかね。
真ん中は嫌われてなかなか主張されないもんね。

シンパでもアンチでもない「共存」がバーチャルではない、本来の実世界であり自然界だった。
ついこの間まで世界はもっと大らかでそうだったことを、もうすっかり忘れてしまったのかなあ?という気もする…
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