釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月17日 潮が変(勘違いかもしれない私感)

2018年01月17日 | 日記
「潮が変」

最近、こう思うことが多くある。

大いに勘違いかもしれないので、悪しからず。


先週、沖合では4ノットで潮が流れていたと、知り合いの漁師さんから聞いた。

「4ノットって、どんくらいの速さ?」

「とてもじゃないけど、釣りにならない速さ」

延縄が流されて、回収できなかったと聞いたくらいだから、そうだろう。

しかし、潟近くでは「潮が動いてない」事態に陥っていた。


(今日の写真ではありません)

ついこの間も、わりかし釣りやすい50メートル前後のポイントでは、潮は全然動いていなかった。

「鯛ラバの錘は何グラム」

「80グラムです」

これが、真下に落ちていく。

同じ所を、繰り返し叩いているだけの潮だ。

ところが少し沖に出ていくと、2ノット近くで流れている。

潮には、大きく分けて本流と反転流又は、支流(枝の流れ)があると思っている。

本流が速すぎると、反転流が引っ張られて、本来の流れにならないことがある。

磯釣りの頃は、本流の脇を釣ったりしていた。

磯に当たって、潮の流れが変わる場所だ。

船を持って、磯釣りから離れたとき、今度は海全体で考えてみた。

南から北に向かって潮が流れるとき、沖に出ている都井岬が壁になるのではないかと思った事がある。

つまり、都井岬の先端をかすめる上り潮が、内側の南に向かっていくはずの反転流を、押さえ込んでいるのではないだろうか。

だから、潟近くになると「潮が動かない」と、なるのではないだろうか。

考えが大きくなりすぎだろうか…。

こんな風に考えて潮を見るのは、勘違いかもしれないのだが…。

NHKで黒潮を取り上げた番組があった。

その時の黒潮の動きを中心に、日向灘や奄美大島沖合で幾つもの渦巻きができていた。

この渦巻きが、潟近くを流れる本流だったり、反転流だったりするのだろうかと思って見ていた。

潮の流れは、海に面する地形、海底の地形などが大きく影響すると思っている。

潮という生き物は、分からない事ばかりで、釣り人は翻弄されてしまう。

だから楽しいのだろうし、苦労もする。

分からない事だらけの潮と、格闘し続けるしかないかな。

勘違いかもしれない私感だ。