釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月3日 真鯛が来た

2021年02月04日 | 日記
昼前後は風が緩むと思っていたが、予報通りには成らなかった。

西寄りの風がやや強く吹く中、北東からのウネリが寄せてくる。

昼過ぎからは、風が南寄りに変わって白波も立ち始めた。


風に苦戦する中、少しでもベイト反応の有るポイントから、入っていく。


朝間詰めは、西寄りの風に押されて、船が東に流されていく。

瀬が荒い場所に、ベイト反応が出ている。

瀬掛かりを気にしながら、探っていく。


脇坂さんに、アタリが来た。




真下に突っ込みを見せている。

「良い感じでは有るけど、ラインは出ませんね」

時折、ドラグを緩めながら、巻き上げていく。

やがて、ニベが姿を見せた。




7.6キロと、まずまずの大きさのニベ。

ヒットした瞬間は「青物か」と、思った。

巻き上げる途中から「何か違うな…」と、ドラグ調整を緩めながら巻き上げた。

朝間詰めのスタートには、まずまずの釣果になった。


船首で竿を出していた、従兄弟の信司に強烈なアタリが来た。

「おおっ」

信司が、強く合わせを入れる。

相手が、真下に突っ込む。

思わず、ラインが切れた。

「合わせ切れか…」

写真が間に合わない位の、瞬間の出来事だった。


時間経過と共に、西寄りの風が強くなってきた。

岸方向からの、白波が寄せてくる。

「島影に入りますか」

行きたいポイントと方向は違うが、島影で風が落ちるのを待つ。


瀬周りには、ベイト反応が余り見られない。

ベイト反応が出てくる場所を探す。

良い感じの、反応が出てきた。




信司が、海底付近を探っていると、アタリが来たが…。

リーダーが、鋭い切られ方をしている。

「グンと来て、いきなり切られた…」

サワラでも、寄っているのだろうか。


脇坂さんにも、アタリが来た。



ウッカリカサゴの老成魚が、上がってきた。

「美味しい魚が来た」

丁寧に、クーラーに納める。


昼過ぎになって、少し風が落ちてきた。

直ぐにポイントを移動する。


風が落ちてくると、仕掛けが真下に入る。

潮の動きが、イマイチのようだ。

なかなかアタリが出ない。

納竿時間が迫ってきた時、脇坂さんにアタリが来た。




なかなかの、良い引きを見せている。

「又、ニベかな」

獲物の正体を想像しながら、巻き上げていく。

「見えた。真鯛や」




70センチ、2.7キロの綺麗な真鯛が上がってた。

淡いピンク色した、綺麗な真鯛だ。

「少し、痩せているね」

スマートな感じに見える。


潮の動きがイマイチで、アタリが出にくい状況。

納竿直前の真鯛に、笑顔が戻った。

粘りが功を奏した、釣果だった。