釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月24日 時化る海

2021年02月25日 | 日記
夜明け前、先に出ていた大磯先輩の船が、帰ってきた。

「おはよう御座います。何でですか」

「時化ちょる。ウネリが高いど」

「沖には、出られそうにないですか」

「無理やろうね。北風も強く吹いてちょるしな」

週末の天気も崩れる予報だし、崩れが早まったかな…。


港を出ると、やはり、ウネリが高い。

それでも、行けるところまで出てみたが…。

北東からのウネリが、三角波状になっている。

船の揺れが、バタバタしている。

一流し終えたところで「内場に移動しようか」と、宮田さんに声掛けする。



内場の南側のポイントに、入ってみた。

「ベイト反応はあります。鰺かも知れないですね」

現時点では、北東から吹いてくる風が、東から南よりに変わる前にアタリを捕らえたい。

魚探の反応が、海底から広範囲に出ている。

なかなか、アタリが来ない。

流し直しの為に、船を戻そうとした時、宮田さんにアタリが来た。






「何か来ました」

「良い感じで引いているね」

「走りますね。鯖かな」


やがて姿を見せたのは、真鰺だった。





40センチクラスの、良型の真鰺。

「ベイト反応の正体は、鰺やね」

「何かが付いているかも、知れませんね」


瀬周りに出ている反応を、攻めていく。


鰺の他にヒットしてくるのは、オキアジ。

これも、引きは強くて、面白いが…。


風が、徐々に南東に回り始めた。

ウネリが、目線を越え始めた。


「移動しましょうか」

内場の奥に移動する。


東からの風が、南方向から回り込んでくる。

その風に、押されるように流していく。




「来ました。引きが良いですよ」

「エソじゃないと良いですね」





ここでも、姿を見せたのは、良型の真鰺。

計測すると、40センチを少し超している。

「40センチ有りますよ」

「これくらい有れば、嬉しいですね」

鰺の連発を期待するが、内場はエソも活発。


元気の良いエソの連発に、笑いが出てくる。


ウネリと風が南よりに変わったところで、引き上げた。