釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月22日 勝負に挑んだが

2021年02月23日 | 日記
「鰺子が、手に入りますか」

生き餌を使って、大物に勝負を挑む。

釣りする中に、「ボーズか獲るか」の勝負が有るのも楽しい。


早朝に、鰺子を仕入れて来た原さんと、温水さん。


「何かが来っやねぇどかい」

船上で、仕掛けをセットしながら、期待に胸が膨らむ。

「風が出るやろうか」

「今日も、潮が速えぇやろうか」

釣り条件が整う一日には、なかなか出会えない。

それでも「行くぞ」と、ポイントを目指す。


案の定、沖合の潮は2ノット以上で流れている。

「下潮が特に速いです」

原さん、温水さんが「何とか着底は取れるけど…」と、苦戦している。






着底が取れても、なかなかヒットするアタリが来ない。

鰺の生き餌が、何かに取られる。

「何かがいると思うけど、エソやろうか」

鰺子に、歯形が付いて上がってくる事もある。


速い潮を避けるように、ポイントを移動する。

「良い感じのベイト反応を、探しましょう」

深場、浅場とポイントを移動する。


海底の形状を考えながら、ポイントを移動する。


「ここのベイト反応が、良い感じです」

海底の瀬周りに、沢山のベイト反応が出ている。

直ぐに、生き餌を入れてみる。

流し始めて、直ぐにアタリが出た。

「来たよ。来ますよ」

緊張感が、周りに充満する。

大物仕掛けの竿を手にして、原さんが待機。

竿が突っ込んだ。

「今だ!行け!」

突っ込んだ竿を、お越しに掛かる。

温水さんも、見守っている。

ポイントは、岩場がゴツゴツしている。

再度、突っ込んだ。


「あっ……」





写真を撮るのも忘れて、応援していたが…。

ハリス24号が伸びて、瀬ずれでザラザラに成っていた。

「くっそー…」

暫くは、口惜しい静寂が、船上に流れた。


「次は、早い内に再チャレンジする」

仕掛け作りから、見直す事にした。