Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

農産物直売所は鬼門!?

2023年02月04日 19時25分00秒 | みんなの花図鑑

衝動買いのターゲットは、クリスマスローズ!

📷2023年2月4日
黒に近い、濃い紫色のクリスマスローズとの出会い。
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📷2023年2月4日
名札にはクリスマスローズとあり、小さく「ダブル」との表記がなされていた。
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 艮(うしとら)の方角とは、今風に言えば北東を意味する。そして、これが陰陽道において忌むべき方角とされる鬼門のことである。
 なぜ、鬼門を忌み嫌うのか? それは、鬼が出入りし集まる所とされ、怨霊や災厄はすべからくこの方角から来るとされた。
 では、直売所は艮の方角にあるのか? そういう訳ではない。どちらかと言うと、辰巳の方角、つまり東南の方角に近いかな。
 それでも、鬼門と言い張るのは、ここに寄るとどうしても野菜の他に花の苗を買ってしまう衝動に駆られるからなのだ。そう、モノ皆上がる当世に、野菜の他の出費は痛い!
 この日も、己が意に反して三年苗ほどのポットを一つ掴み、コントロールされているかの如くレジへと急ぐ猫の額の庵主の姿があった。う~んっ、どうしたって、あやかしに操られているとしか思えない所業なのだよ。
 あっ、そう、そう、この出会いのプライスは、プライスレスではなく、税込み980円なのだよ。

📷2023年2月4日
葉にも紫に染まった部分が見える。
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 ご承知の通り、クリスマスローズの花の部分は、花びらではなく、萼片である。
 BotanyWEB(by Takeshi Nayayama)の「萼片と萼」のページには、「萼片 (sepal) は花の最外輪に位置しており、一般に花葉の中で葉の性質を最もよく残した花葉である。萼片のまとまりを萼 (calyx) とよぶ。」とある。
 ちなみに、同サイトでは、花びらのことを次のように定義している。
「花弁 (petal) はいわゆる"花びら"であり、ふつう花の中で最も目立つ器官である。花弁の集合体が花冠 (corolla) である。」との説明がなされている。

 そう、よく見ると、萼片になれなかった葉が、その思いを葉の面に染めて、花のような萼片を悩ましげに見つめている様を見ることができる。

花の少ない立春までを彩ってくれた花たち

📷2023年2月4日
花期が長いね。フクジュソウも次のステータスへと・・・。
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📷2023年2月4日
セリバオウレン、いまが盛りかな。
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📷2023年2月4日
咲いてくれるか心配だったが、フキタンポポの頑張りには頭が下がるね。
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 いま、ガーデンシクラメンはちょっと休んでいるのかな。
 フクジュソウは坊主のようになってきた。
 寒さなんぞに負けてなるかとセリバオウレン、いまこの時も一所懸命に咲いている。でも、花茎はこの1本だけなのかな?
 沢山のつぼみを孕んでいたフキタンポポ、ひとつ一つ、地道に咲き続けてくれている。
 立春とは春の気配を感じられるときとか。確かに、いく分暖かささえ感じることができた一日かも。しかし、当地では、日替わりで、寒と暖とが交錯する予報が出ている。一足飛びで春とはいかないようだ。
 頭をのぞかせた芽もいくつか確認できるようになったが、まだまだ山野草の眠りは深いようだ。もうしばしの辛抱だな。


コメント (4)
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