ここ数年、2株が、2株のまま年を重ねている。それでも、今年は花の数は多いように思う。
このアカバナオケラ、人の目を奪うという花ではないにしろ、その穏やかな桃色の花は夏から秋へと季節が変わることを知らせてくれる(僕にとっての)インディケート・プランツ(indicator plant:指標植物)なのかもしれない。
(生物季節観測の情報の「生物季節観測の情報」より引用抜粋)。
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あっ、そう、そう、指標植物といえば、気象庁が行っている植物季節観測も、単体の植物を観察することによって季節の進み具合や気候の変化を知ることを目的としている。
ほら、春の初め、桜の開花に一喜一憂する様が各メディアで報じられるでしょ。これが、植物季節観測の一つの例。この観測は桜だけではなく、梅、紫陽花、ススキ、銀杏(黄葉)、銀杏(落葉)、楓(紅葉)、楓(落葉)などを対象に実施されているという。
国連のグテーレス事務総長が、「温暖化の時代は終わり、“地球沸騰” の時代が始まった。」とコメントしたのは記憶に新しい。植物季節観察の対象植物も、こんな厄介な時代に生を受けてしまったあはれを嘆き、年ごとにその姿を変えていってしまうのだろうか。
迂闊だった! 先日、つぼみを発見したという日記をあげたばかりだった変化朝顔の「青縮緬笹葉」のことである。
いつもの通り、朝一番で猫の額の花をチェックしていたら、あろうことか鉢からこぼれたまったく別のつるの先に花が二輪咲いているのを発見した。
そう、目星をつけていたつぼみではない。まったく別のつるなのだ。「お前の目は節穴か!」--仰る通り、何の抗弁もできませぬ 汗
それにしても、もう少し複雑な態様を想定し、期待は破裂せんばかりに膨らんでいたのだが、それを見た瞬間、本当に萎え萎んでしまったのだよ。切れ咲きというか、采咲きといおうか、すぐ近くに咲いている牡丹咲きと似たり寄ったりのモノだったのだ。
よくよく花を観察してみると、しべが見える、ようなのだが・・・。で、あれば、ひょっとして種が取れるかもしれない。いや、取れて欲しい、と熱望する。
ここまで来ると、花が咲くだけでは我慢できなくなってしまったよ。リチャレンジとは言わないが、この系統のさらなる不思議を探求してみたくなったのだ。
📸2023年9月13日:気象庁の「生物季節観測値(生物季節観測累年表)」例。
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