親の心子知らず

福岡から引っ越して来る太郎のために、
アパート探しを手伝ったり、
アパート初期費用が無いと言うので出してやったり
新生活の為に、群馬から二日間も高速道路を飛ばして
お部屋作りしてやったり



全力で、親の務めを果たしているのに、
太郎が、こう言いました。

「この部屋に入れるの今日が最後だから、もう入れないよ！ 鍵も二重にするから」って

おりゃ〜〜なんて事

この老婆を使えるだけ使っておいて
もう来るなとは、どの口がいってますか

馬鹿野郎！

「お母さんいろいろありがとう。
いつでも来てね。東京で美味しいものでも
食べましょう」

って、言えないのかねぇ〜〜

もう、面倒はみないよ。
好き勝手に生きて下さい。

そして、花子からはこんなラインが来ました



たった1人の女の子。
蝶よ花よと育ててきました。
成人式は、思い切り飾ってあげようと

振袖も、準備しました。
美容院も写真屋さんも予約しました

なのに、成人式に出ないと言います。

部活の合宿があるからって、
大きな大会でもあるのか
聞いてみると、なんも無いただの合宿との事

一生に一度しかない成人式に出られないのなら
部活辞めて下さい。

はなから、グライダーになんか乗るの諸手を上げて賛成
しているわけじゃないんだから

成人式に参加させてくれないなら、
部活辞めさせますって、
航空部監督に、直談判に行きます。
覚悟せいや花子さん

全く、2人とも親の心子知らずじゃ

もう、あんた達のお母さんを辞めます