雷とからっ風 義理人情! 上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

東海道 石部宿

2019-10-24 17:52:00 | 東海道
石部宿

「京立ち石部泊まり」といい、
京都から江戸に向かった時は
最初の宿場町となります。
東下りと言うようです。

本陣2つ
旅籠32軒
問屋場一 1軒




京都どんどん近づいて来てます。
石部宿に入りました

吉姫神社  よしひめじんじゃ




創建は、不詳ですがかなり古い神社です。
江戸時代は、上田大明神と呼んでいたようですが、明治に入り
吉姫神社と改称したそうです

1キロ先の吉御子神社と一対となし
石部社 (いしべのやしろ)と呼ばれています

石部宿高札場跡



石部中央交差点右角に問屋場・三大寺本陣があった。
今は標識のみ

吉御子神社  よしみこじんじゃ




吉姫神社と対をなした神社
現社殿は、京都上賀茂神社の旧社殿を
移築したもので、国の重要文化財。

広重の浮世絵で紹介されている
石部宿は、田楽茶屋の元伊勢屋の前に!







今でも田楽茶屋再現されていて
田楽をいただく事ができますが
私達は、10時ちょうどに行ったので
まだ、準備が出来ておらず、
食べられませんでした。
残念!泣
東海道旅の名物、食べつくす勢いなのに
本当に残念。
ここはトイレ1つしかなくて
トイレ休憩に、時間がかかり、
写真もゆっくり取れませんでした。

ちょっとネットから画像を借りました。



こんな感じのお茶屋さんでした。
広重の絵には背景に山が描かれていますが
実際には、山はありませんでした。

石部一里塚後・西木戸跡




日本橋から117里目
一里塚は、標識のみ

石部西信号の右角に
石部宿西木戸があった。

近江富士




近江富士、正式には三上山!
大ムカデ退治伝説が残る山を
右手に見ながら、西に向かいます。

新善光寺



善光寺?って
長野と違うん???

いやいや、滋賀の善光寺は、
新善光寺!
源平の乱後、平清盛の一族がこの地に
のがれすんだ。

その子孫が、平家一門をとむらうため、
信州善光寺に48回もお参りして
善光寺如来の分身を持ち帰ったとの事です。

このお寺をお借りして
昼弁当をいただきました。

雨の中☂️
ずぶ濡れでしたが、
体を休める事ができました。

お弁当も、精進料理っぽくて
美味しかったです。

御朱印もいただけました。




お腹もいっぱいになり、さらに西に!

間の宿  六地蔵村に




旧和中散本舗

腹痛薬を売る店が5軒ほどあったが
その内の大角屋が和中散の本家

屋号をぜさい




家康がこの地で、腹痛をおこして
この薬を飲み
「腹の中を和らげる」
という、和中散という名前を与えたとの事

現建物は、1624〜の建物で
本陣を思わせる建物です。
国の重要文化財との事です





これで薬草を切って







2人がかりで、この大きな足踏みを
動力として、



木製歯車を介して、石うすを回す
製薬機械!
昔のまま残されていました。
ここに、人間2人
ハムスターみたいにくるくる
回してお薬作っていたのね〜〜

小休み本陣




和中散本舗の隣は、
座敷を増築して、小休み本陣として、
大名、天皇が小休みしたそうです。

部屋のらんまや、ふすまなども
本陣並みの立派さでした。

お庭も素敵でした。




25代目が、今もここを守り
ステキなガイドをしてくれました。

やはり、家を守っている方のガイドは
とても、あたたかく
思いのこもったものでした。

予約なしでのガイドはなしとの事です、

この点はツアーは、良いです。
家の中にも予約なしでは
入れないとの事です。

外から、家の外観を眺めるだけでは
とても、もったいないと思いました。






















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6 コメント

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Unknown (goldenmc)
2019-10-24 18:12:21
こんばんは!
平一門ともらうために48回も善光寺に。。。石川県能登にも平氏がいらっしゃいます。最近昔の思いみたいなことを感じたことがあったので、いつか新善光寺さんにも詣でたりしてともらえたらなぁと感じました。。
返信する
Unknown (kakadenka1023)
2019-10-24 18:38:04
@goldenmc さん!
こんばんは
東海道を歩いていると
源平話が結構多く出てくるのですが
歴史にうといかかあ天下は、
???なんです
私のブログも変な事、書いてやしないかと
ひやひやしてます笑笑
返信する
京都まで (旅は道連れ)
2019-10-24 20:47:31
こんばんは。
石部宿では合羽を着て歩いて、間の宿では雨がやんでいる・・・難儀な街道歩きだったですね。
雨の中の歩くのは、写真が撮れないのが一番困ります。

旅行社の主催の旅ですから、予定通りの行動にならざるを得ませんが、個人では見られないところが見られたり、名物を食べられたりしますから、プラスマイナスで考えたら、仕方がありませんね。

もうすぐ京都です。
今が一番楽しいのかも知れませんよ。
余韻を楽しんで下さい。
返信する
Unknown (かかあ天下)
2019-10-24 21:55:52
旅は道ずれさん
こんばんわ
合羽着ると雨がやんで
合羽脱ぐと雨が降ってくるとゆう
本当にやっかいな天気でした

東海道歩き1回目の講師の先生が
雨具と防水の靴は良いものを
持ってくださいと言ってました
皆さん靴の中ぐしょぐしょでしたが
私は大丈夫でした
でも、あと1回です
ゴールが見えてくると
本当に楽しみです

個人で東海道歩いている方もいますが
やはりツアーが良いかなと思います
歴史にうといと言いながらも
1回の街道歩きで1個づつ
賢くなってるように思います
すぐに忘れてしまうのですがね泣

コメントいつもありがとうございます
返信する
ガイドさんの思い (泰子)
2019-10-24 21:57:28
ありますねぇ~。
返信する
そうなの・・・ (かかあ天下)
2019-10-24 22:17:24
泰子さん
そうなのよ~
私と同じくらいのおばちゃんだったのですが
自分の家ですからね
ガイドが丁寧で
優しいんですよ
お仕事でなくて
本当に伝えたいことを
お話してくれるって感じでした
返信する

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