南とかちで遠隔ドーム、家でゴロゴロ天体撮像!!(笑)

えっちゃんが冷却CCDで深宇宙を撮像しています。

南十勝に遠隔操作で動くドーム2つを作り運営中!!

この夏は忘れられない夏となりました。

2016-08-18 11:11:53 | 天体写真関係の雑談

この夏は忘れられない夏となりました。

それまでは、満足した画像を得られず、また、画像処理においても

いろいろ理解できずに少しあきらめかけていました。

正直あまり期待せずに渡米し、天体写真、画像処理を学んできました。

しかし、その内容は驚くべきもので、私にとっては人生の大きな学びとなりました。

 

もちろん英語ばかりの講習でしたが、しまいには講師のBENに食らいつくように質問をし、

もうその時は英語をしゃべっているのか日本語なのかなんだかわからなくなっていました。(笑)

皆さんも一度プロにならうことをお勧めします。しっかりと身につきます。

 

いままでほとんどしてこなかった星景画像も自分なり(すべて自分なりですが(笑))に相当理解が深まりました。

そのほかパノラマ画像、ハイダイナミックレンジテクニック、Photoshopのレイヤーテクニックも叩き込まれ

BENには感謝感謝です。

 

本当に実り多い夏となりました。忘れられない夏になりました。

感激で涙が出そうになる位です。


”フランケン”の例

2016-08-17 07:43:30 | 画像処理ソフト

さっさとしてみただけですので、最後の画像がいいというわけではありません。

例えばこういう画像です。

まあいいのですが、もう少し星雲の広がりを出せたらいいなと思ったとします。

そして持ち上げてみると

淡いところが出ましたが、ちょっと”バックの締まり”が欲しいとします。

この画像に、最初の画像の締まりを移植します。

移植しました。出勤前の時間の無いときに30秒ほどでやったので良くありませんが、境目はわかりません。

散光星雲の派手な領域などいろいろ移植できますが、、、。


果たして”フランケンシュタイン画像”はどこまで受け入れられるのか?

2016-08-16 10:43:19 | 天体写真関係の雑談

たとえば一作品作るとします。

すべて均一に処理すると、当然ながら

”この部分はいいけれど、この部分はダメだなあ、、、”という状態になります。

しかし、裏を返せば、いい部分がある画像を何枚も作り、いい部分だけ採用する事も可能です。

普通そういうことをすると、特に境目が目立ち、不自然になります。

しかし、今回私が習ってきたように、マスク方法を工夫をすれば笑っちゃうほど境目がわかりません。

この部分、やり方を見せてもらったときは”うわーすごいな、やっぱりプロのクリエーターは違うな。”と

深く感じ入りました。

Photoshopの解説本は時々読んできましたが、特にレイヤー、マスクの部分ですが、

Benに習ったような手法で星空の画像に応用することなど考えもつきませんでした。

 

作品のつくり手とすれば、やっぱり美しく仕上げたいのは人情です。

 

しかし、お絵かき的な面は否めません。

 

作った本人はいいのかどうか決められないと思います。

 

本当にいろいろ教えてくれたBenとお別れパーティーをしているとき、日本の"Light Painting"を多用する星景写真家の

名前が出てきました。私は、名前は知っているが、light paintingが日本ではあまり評価されていない気がする、

と答えておきました。(light paintingとは、星景画像に置いて前景をLEDなどでさっと照らすこと)

 

まあ、レイヤーのマスクの多用が、皆さんから拒絶されるものなのか、photoshopのある技術として受け入れられるのか

明確な基準などなく、悩むことでしょう。批判するのは簡単なんですが、、、。

 

 

 


小型軽量システムを組む

2016-08-16 05:29:46 | 機材など

部屋の置物となってしまっているFS-60CB、ちょっとかわいそうなので

活用することにしました。

小型軽量でパソコンを使わないシステムにするつもりです。

ということはカメラは今持っているD810A、ガイドは協栄さんで出しているM-GENとガイド鏡、

そしてFS-60CB用のレデューサーでしょうか?

赤道儀は手持ちのビクセンSX2赤道儀、三脚も手持ちのジッツオが使えます。

非常に軽いシステムが出来そうです。

NJPセットは設置がやっぱり大変で、ヘトヘトになりますが、

この軽量システムならあっという間に設置できそうです。

海外へなんかも手軽に持って行けそうです。