鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

風呂敷

2020年01月06日 | 日記

今日の夕刊、朝日新聞に「オリンピック、パラリンピックの会期中に、風呂敷を20万枚配布する」とあった。

どこが作るのか・・・、というより無料配布なのでしょうか?

風呂敷というのは実に優れもので、私共も時々面白い柄の布が手に入ると作ります。

寒ければ首に巻けばいいし、ひざ掛けにもなる。

日本酒の一升瓶も、ワインの瓶も形よく包める。

昨年、とても印象に残っているお客さまがいらっしゃいました。

20代半ば?のお嬢さんが売り場に来てひとしきり風呂敷を見ていらして、

「これにする、これがいい」と、和柄の渋い風呂敷を差し出しました。

「プレゼントですか?」と訪ねると「彼氏の引っ越し祝いに」と笑顔で答えられました。

何でもテーブルクロスにするとのことでした。

「傷だらけのテーブルなの、新しいの買えないみたいで・・・」

その後、ブログを見ていてくださっていたようで、売り場にまた来てくださいました。

今度は2人で。それはそれはお似合いのカップルでした。

何だか嬉しくて、余計なおしゃべりしてしまい・・・、その節は済みませんでした。

で、昨年10月に、結婚され!いいでしょ、こんな幸せのおすそ分け、私頂いてるのです。こちらまで幸せになります。

「風呂敷、使ってますよ」と旦那様。なんでも仕事場に毎日持って行っているとか。

ありがとうございます。きっと新しいテーブルお買いになったのでしょう、

外は寒いです。1人より2人がいいです。



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