今日の夕刊、朝日新聞に「オリンピック、パラリンピックの会期中に、風呂敷を20万枚配布する」とあった。
どこが作るのか・・・、というより無料配布なのでしょうか?
風呂敷というのは実に優れもので、私共も時々面白い柄の布が手に入ると作ります。
寒ければ首に巻けばいいし、ひざ掛けにもなる。
日本酒の一升瓶も、ワインの瓶も形よく包める。
昨年、とても印象に残っているお客さまがいらっしゃいました。
20代半ば?のお嬢さんが売り場に来てひとしきり風呂敷を見ていらして、
「これにする、これがいい」と、和柄の渋い風呂敷を差し出しました。
「プレゼントですか?」と訪ねると「彼氏の引っ越し祝いに」と笑顔で答えられました。
何でもテーブルクロスにするとのことでした。
「傷だらけのテーブルなの、新しいの買えないみたいで・・・」
その後、ブログを見ていてくださっていたようで、売り場にまた来てくださいました。
今度は2人で。それはそれはお似合いのカップルでした。
何だか嬉しくて、余計なおしゃべりしてしまい・・・、その節は済みませんでした。
で、昨年10月に、結婚され!いいでしょ、こんな幸せのおすそ分け、私頂いてるのです。こちらまで幸せになります。
「風呂敷、使ってますよ」と旦那様。なんでも仕事場に毎日持って行っているとか。
ありがとうございます。きっと新しいテーブルお買いになったのでしょう、
外は寒いです。1人より2人がいいです。