午前10時過ぎ、小雨の中を長谷の大仏様に会いに向かう。
謎の多い鎌倉の露座の大仏様。1253年ごろから10年の歳月をかけ、造立されたようだ。
最初は木造で、現在の金銅仏の完成年次は定かでないという。1335年、つまり鎌倉幕府が滅びた翌々年と、1369年の台風、1495年の大地震の津波の被害を受け露座になってしまった。
今日も海外の観光のお客様が多い。小雨の中、手を合わせる人が後を絶たない。
「かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におわす夏木立かな」よく知られる与謝野晶子の歌は釈迦の像としているが、阿弥陀如来坐像とのことです。
浅学の私は、申し訳ないがどちらでもよく、とにかく大仏様の前に立つと心が落ち着くのです。
9630歩、午前中このくらい歩いておくと、午後の仕事が捗ります。