歴史を考えるとき、もし…なら?といった仮定のテーマを出すことは無意味だという理解があった。とはいえ、「もし1990年代前半のころのように、ウクライナが米ロに次ぐ世界第3位の核保有国だったが、この地位を持ち続けていたならロシアは今のようなウクライナ侵攻をしただろうか」と考えることは意味があることだろう。
このとき、詳しくはまだ不勉強だが、早い話ウクライナに対して米ロは安全と財政支援を確約してウクラ . . . 本文を読む
G7サミット閉会後、この会議に関するいろいろなコメントが公表されている。そのいくつか。まず国連のグテレス事務総長(もとポルトガル首相)。この人も「相手より先に核を使わない先制不使用を約束するように核兵器保有国に求めたが、これは『広島ビジョン』には盛り込まれなかった。新たな軍備競争まで起きている。核兵器保有国は核の先制使用をしないと約束することが先決だ」と訴えた(道新記事)。
13歳のとき、爆心地か . . . 本文を読む