奏~かなでうた~詩

自作詩を書いています。自分の心と向き合いながら。

【音ポエム】迷宮の彼方へ【オリジナル曲】

2021-01-14 | 奏詩~かなでうた
新しい年が明けて、早や半月が過ぎました。
コロナの猛威は留まることなく、今年も不安と隣り合わせの一年となる予感です。


今回は、初の試み。

「音ポエム」

文字のない音だけのポエムです。
タイトルと音楽に、思いのすべてを詰め込みました。
聴く人それぞれの世界を感じて欲しいです。


『迷宮の彼方へ』


自作詩『もしも風が吹かなければ』を歌にしました。

2020-08-14 | 奏詩~かなでうた
自作詩を歌にするシリーズ、第2弾です。

『もしも風が吹かなければ』(2012年5月2日投稿)


【オリジナル曲】もしも風が吹かなければ【再再録】


マイクを購入したので、改めて歌い直し再再録いたしました。


「もしも風が吹かなければ・・・」

カテゴリ「詩詠~うたうたい」に割り振ってあるのは、歌の歌詞のような書き方を意識して作った詩です。
詩を書いた当時から、「この詩に曲がつけば」という思いはありました。
それを、数年後に自分の手で行っているとは・・・


空に憧れがあります
雲にも
星にも 月にも
そして 風にも

「もしも風が吹かなければ」

どれだけ救いのない日々となるだろう
どれだけ世界が混沌としたものになるだろう


「吹かなければ」という否定的な表現ですが、
「風が吹けば、どんな素晴らしい事が起きるだろうか」
という思いを込めて書いた詩です。
どうぞ、希望を持って読んでください。聴いてください。

私は楽器奏者ですが、歌は本職ではありません。
だから歌唱力は評価せず、曲に、歌詞に心を寄せてください。



第1弾『ひな鳥たちへ』はこちらから。


(※再再録したのに伴い、2020.5.15の投稿も削除し、再投稿いたしました。内容は同じです)

自作詩「ひな鳥たちへ」を歌にしました。

2019-12-31 | 奏詩~かなでうた
3年7ヶ月ぶりの投稿です。

鬱病になってから、10年が過ぎました。
ちょうど5年になった頃、人生の転機となる新しい出会いがありました。

人生を諦めかけていた自分が、もう一度、最後の夢を追いかけてみようと思いました。
そして、今は細々ながら、音楽をお仕事とさせていただくようになりました。

音楽を始めた時から、いつか実現させようと思っていた事がありました。
それを、ようやく形にする事ができました。


2012年10月に初投稿した詩、「ひな鳥たちへ」
この詩に曲を付け、拙いながら動画も作りました。
リンクは、再録した時の投稿を貼りました。詩のあとに書いた文章も読んで欲しくて。


ひな鳥たちへ【自作詩】



いじめに苦しんでいる、子どもたちへ。
心の傷を癒せないまま、暗闇の中でもがいている、大人たちへ。

どうか、あなたを傷つけた者たちの価値観で、あなたの人生を否定しないで。
不器用に、臆病に、やさしく生きているあなたは、本当に尊い存在です。

誰かをいじめている、君へ。
誰かを傷つけずにいられない、あなたへ。

どうか、知ってほしい。
「される」側の、痛みを、口惜しさを。



私自身の経験を、感情を、そのまま詩にしました。
「自分が鬱になった意味は、一体何なのか」
それを、ずっと探し続けています。

今でも、心がいっぱいいっぱいになった時には、鬱が顔を出してきて私を苦しめます。
一生、付き合っていかなきゃならない病なんだな、と思っています。
この体の中に鬱がいる限り、10年前の地獄のような日々を忘れないし、それが今生きている私の行動の原動力になっている。

「自分が鬱になった意味」を自分なりに形にして、同じような苦しみの中にいる人の、微力でも救いになりたいと思っています。

(2020.2.16 加筆)